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2019/02/25(月)に投稿された記事
こなたの帰り道
私が行っている行為がもし誰かに知られたとしたら、私がこなたをイジメていると、こなたは不本意に私の指示に従わざるを得ず、こなたが可哀想だと思うのだろうか。
学校からの帰りの電車、この車両には十数人の乗客がいて、椅子に座った私の隣には背の小さな長髪の少女が腰かけている。
先ほどから彼女は何かに耐え忍ぶようにずっと俯いたまま、その表情は今にも泣きださんとするかのように紅潮して、額にはじんわりと汗が滲み出している。
彼女が身に付けている制服は少し特殊な加工が施されている。
見た目は私たちの高校の制服と何も変わりは無い、しかし、その腕の付け根の部分には大きな切り込みが入っている。
この加工はこなたが望んだもの、こなたが「どうかね?かがみんこの服の出来栄えは」と自慢げに見せびらかせて来た時、一体これがどういう意図で加工された物なのか理解出来なかった。
彼女がこの服を着込み、私にスリスリとまるで猫のように体を擦り寄らせて来るのが、この遊びの始まりの合図。
私は隣に座るこなたの背後に腕を回して、腕の付け根に開けられた穴から指先を差し入れる。
もぞもぞと指先を動かしながら彼女のきめの細かな肌を指でなぞっていくと、一際柔らかな感触。
腋の下、そこは特に彼女が一番苦手としている部分。
指先で皮膚を押しのけるようにして潜り込ませると、汗でじっとりと濡れて熱い感触が指先に伝わって来る。
ここで指先をクニクニと動かすと、こなたの体がビクッと大きく跳ね上がる。
「我慢できなくなったら言いなさいよ」
と小声で言うと、こなたはコクンと首肯して、私は柔らかな皮膚と皮膚の間で指先をグニグニと動かし始める。
電車に乗ってからまだ数分、幸手までは10分ほどの道のり、10分もの間、こんな風に腋の下を弄られ続けたなら、きっと私だったら耐えられない。
おそらく数分も経たず、人目をはばかる余裕も無く笑い始めてしまうだろう。
しかし、こなたはじっと我慢する、腋の下の汗は私の指先をぐっしょりに濡らすほどになり、それだけが彼女の努力を如実に物語っていた。
その汗は残酷な事に私の指先の動きをさらに活発にする、今まで人差し指1本だけで悪戯していたが、そこに加えて中指と薬指も腋の下へと潜り込ませる。
ガクガクッとこなたの体が跳ねる、いや、周囲から見たら微かに身じろぎした程度にしか見えなかったかも知れない。
クチュクチュと指先に柔らかな皮膚と汗が指先に絡みつく感触、こなたの額からは汗が玉のように流れて、視線がしばしば私の顔に送られる。
潤んだ瞳、頬は浅く桃色に染まって、首元にも汗がじっとりと滲んでいた。
腋の下の中で指を動かしながら、こなたに「楽しいの?」と尋ねる。
彼女は不思議な光を湛えた視線を私に向けて、コクコクと首肯して見せる。
だから、私はラストスパートとばかりにこなたの腕の付け根の内側で、激しく指先を動かし始める。
ビクッと大きく体を弾かせて、より一層深く俯いて、肩を小刻みに震わせ始め、ポタリポタリと額から汗が膝に滴る。
もう指先はヌルヌルの油の中にでもあるような有様で、私はこなたの隠された部位、その奥底へと指を押し込みグニュグニュと動かし続ける。
指に沿ってこなたの汗が手の平へと流れ出してくる。
それにも構わずコチョコチョと、ただただこなたを笑いに苛まれる刺激を送り込む事だけに集中して行く。
こなたの体は同年齢とは思えないほど小さく、腕は私のものよりずっと細い、この小さな体で私が与え続けるむず痒い刺激に必死に耐えているのだろうか。
髪の毛は耳にかかり、頬にもくっつき、私の指には先ほどから彼女の柔らかく汗でぬるぬるに濡れた肌が吸い付くようにして、くすぐりをただひたすらに受け続けていた。
「ねえ、こなた」
耳元でささやくと彼女は軽く顔を上げる。
その瞳はひどく潤んでいて頬は先ほどとは比べ物にならないほどに桜色を混ぜ、全力疾走でもしたかのように汗が幾筋も流れていた。
私は思わずドキッと胸に去来する得体の知れない感覚を誤魔化すようにして、腋の下の内側でさらに激しく指先を躍らせ始める。
すると、こなたは「はぁぅっ……!」と甘えたような声を吐き出して、再び俯き。
「ずるぃよ……かがみん……」
と言葉を必死な様子で口にして、背中を震わせる。
私たちが下車するまで残り3駅、こんな汗だくになって一体それをどう誤魔化せば良いのだろうかと考えながら、それよりも。
こなたの腋の下の内側を3本の指でかき混ぜる事が何やら楽しくもあり、とても猥褻な事をしているような気がして。
もっと、こなたの敏感な部分を悪戯していたい、彼女が笑い乱れる様を見てみたい。
普段は決して見せないようなか弱い少女のような仕草を、もっともっと彼女から絞り出してあげたい。
そんな事を思い始めていた。
「こなた」
再び私は彼女の名を口にする、先ほどまでとは違う、何やら熱い吐息が混ざってしまったような気がして、それをこなたに悟られたのではないかと気が気ではない。
私の指先によって翻弄され続けてる少女は軽く顔を上げる。
口を懸命に真一文字に結んで、どこか恍惚としたような、それでいて笑いに浸食され続ける体はくすぐりに支配されそうになる事に健気に抗い、それでいて決してくすぐりから逃れようとしない。
「電車から降りたらさ、ちょっと寄り道して行かない?」
こなたは私の瞳を熱いまなざしでしばらく見つめる、口からは先ほどから「はぁ……はぁ……」と甘い息遣い、やがてコクンとうなずく。
寄り道と言ってみたが、別にどこに行くと言う事はなく、私の脳裏には「もっとこなたに触れていたい」と言う奇妙な思いがうずき、こなたをもっと愉しませてあげられる行為を望んでいる。
私は指先を「くの字」に曲げて激しく皮膚と皮膚の間で蠢かせ始める。
こなたは「くひぃ…!」と消え入りそうな嬌声を上げて、再び俯いてしまった。
駅まではまだしばらく時間がある、もうしばらくの間、こなたの腋の内側を遊び場にしてちょっと意地悪な事をしてあげようか。
笑いを必死にこらえている彼女が我慢出来ないような刺激を、最もこなたが苦手とする方法で、執拗にねっとりと。