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2019/03/16(土)に投稿された記事
ハルヒをこちょこちょ その2(6)
40歳にもなると腰も痛いし片頭痛も出てくるし、酒なんてカップ2杯で具合悪くなります。
飯も食べれなくなるし、これは若いうちに食っといた方が正解ってもんですぞ。
ちなみにいまだに俺は諦め切れずに酒飲んだり致死量ぐらい食ったりしてますが、
多分、諦めもついたら40歳らしい生活に落ち着いていくんだろーなーと思いつつ、
今日もエロ小説を書くのです、エロ小説です。
ハルヒだよ!
すんませんね腋ばっかで・・・
ハルヒは逸材である、舌先の意地悪なペロペロ攻撃は一見するとそれほどくすぐったくないように見えるが、腋の敏感な皮膚を粘膜でなぞられる感触は朝倉であったなら決して耐え切れなかったであろう。
さらに秘部からの愛液の量は尋常ではなく、これは腋と言うハルヒの性感帯に対するくすぐりから生じる快楽と、秘部をいじられる直接的快楽の両者の相乗効果が生み出していると考えればすべての説明が付くと言うものだ。
すなわち、ハルヒはくすぐりに悦んでいる、彼女はくすぐられるのが好きで、くすぐりを欲している。
「あぁぁあ゛ぁっ!ま、まっでぇッ!!ぐひひひひひひひひ!ま、ま゛っでぇ゛ぇ゛!?ひゃあぁ゛はははっ……あ゛ぁ゛ぅっ゛!?」
そう言いながらハルヒの顔には恍惚とした表情が浮かび、全身からは汗が床に音を立てて滴り落ち、その秘部からは間欠泉とも見まごうばかりに愛液が糸を引いている。
やがて、ブッシュッと音を立てて秘部から大量の粘液が流れ出したかと思うと、少女は瞳を暗転させたように白色に染めて、それでいて全身は全く動かす事はなく。
けれども、明らかに今までとは異なる反応を示して、口からは獣のような言葉を噴き出して。
「あ゛あ゛ぁ゛ぁっ!?ぐひひひひぃ!!あ゛ぁぅぅ゛っ!?」
びちゃびちゃびちゃ……秘部からはだらしなく愛液の洪水が流れ出して絶頂に達してであろう事は明らかであったが、本来なら快楽の余韻を全身の痙攣に逃す所をそれすら出来ずに。
さらに、その彼女の愛液でぐちょぐちょになった秘部では相変わらず長門の指先が妖しく蠢き続けていた。
朝倉は察した、これは長門四十八手の一つ「絶秘追快楽(ぜっぴついかいらく)」であると。
本来、絶頂を迎えたなら心優しい諸姉であるなら指先を遠ざけて、その余韻を楽しむ少女を優しく抱擁したかも知れない。
けれども、長門は絶頂を迎え、その余韻を受け流す術がないハルヒにさらに新たなる快楽を加え続けている。
「へぁ?……あ゛あぁっ!ああああ゛ぁ゛……ぎひいぃいひひひひひ!!」
ハッとしたような顔をするハルヒ、だがそれも一瞬の事ですぐさま快楽とくすぐったさに顔を歪ませて、その視線は必死に長門を捉えようと右往左往して。
だが、それもつかの間の事、すぐさま快楽は危険水域を軽々と突破してハルヒの秘部から再び愛液が大量に滴り落ちる。
「ひひひぃぃ゛……あぁ゛ぅぅ゛ぅああぁ゛っ!?あ゛ぁぅ゛ぅッ!?」
だが、こんな事では長門の技は完結しない、指先は相変わらず蠢き続けており、腋の下へのペロペロ地獄も止まる事はない。
数秒後、ハルヒは再び愛液をぶちまけ、さらに指先の悪戯は止まらずに、その次の瞬間には再び愛液が……と、ハルヒを恐るべき絶頂のスパイラルへと誘い始めたのである。
「ああぁ゛ぁっ!?もう来だばっ゛かり゛だから゛ぁ゛っ……!?ぐひゃひゃひゃ!?あ゛っ゛ま゛だぐるぅ゛っ……!げひひひひひひッ!?」
これは始まりに過ぎない、指先で膣内わかき混ぜ続けて快楽を送り込み、絶頂を迎えた瞬間に次なる絶頂が始まると言う奥義、朝倉も数回体験した事があるが、自分でもここまで乱れるのかと驚くほどに快楽が身を焦がし、快楽が快楽を呼ぶまさに恐慌状態に苛まれるのだ。
そして、最初の数回でこれは終わらず、何十回、下手をすると百回に達するほどに絶頂を迎えさせられる事となり、犠牲者はこれによって「長門の指先の虜」へと堕落して行くのである。
「あ゛あぁあ゛ぁ!?ぎゃぁひゃひゃひゃ!!あ゛ぁぁ゛あ゛ぁああッ!?」
幾度となく愛液の噴水のように何度も何度も執拗に絶頂を迎え続けさせられて、それでも体を動かせないがためにハルヒは倒れ込む事も逃げる事も、小さな抵抗すらもする事も許されず。
いよいよ舐められ続けた腋の下は紅色に近くなり、その顔は強く紅潮して口からは涎を垂れ流し、その大きな両目からは涙が頬を無造作に伝って。
哀れにも無限絶頂の狭間に捕らえられた少女は今も、そして次の瞬間にも無様に快楽に押し潰され。
「あ゛ぁっ……ぐひひひ……ゆ゛ぎぃ゛ぃ……お゛ねがぃ゛…きひひひひぃ゛っ!…も゛ぅ……もう゛ごれ゛以上はぁ゛……ッ!あぁ゛ぁぁぁ゛ぅぅぅ゛っ!?」
だが、ハルヒの懇願は聞き入れられず、再び絶頂。
「ゆ゛ぎぃ゛ぃ……ぐひひひひひ!!お゛おねがぃ゛だよ゛ぉ゛ぉぉ……!あぁ゛っま゛だぎじゃっ゛ぅ゛ぅ゛ッ……!!」
絶望的な表情を浮かべて両目からは涙を流し、それでいて表情は恍惚として、しかし苦しみと悦びを織り交ぜて。
そうなのだ、長門がなぜくすぐりと快楽責めを止めないのか、答えは単純である、ハルヒが「くすぐられる事が好きなのかどうか」を明らかにしていない。
朝倉は察していた、これは長門四十八手の一つ「尋責無問殺(じんせきむとうさつ)」であると。
責めの対象者が答える気になるまで、あえて強くは質問を繰り返さない、一見すると心遣いに満ち溢れた優しさの塊のような技に思える。
しかし、その実この責めは「質問された側が、質問された事すら忘れてしまうほどの責め苦」を与える事で、なぜ自分が責められているのか理解出来なくしてしまうと言う恐ろしいものなのだ。
これは、まさに現在のハルヒそのものである、既にハルヒは質問された事など覚えてはいないだろう。
忘却の彼方へと消え失せた本質、その本質を根拠に長門はハルヒの腋を舐めくすぐって、繰り返し絶頂を迎えさせる地獄の行為を止めないのである。
「だめ、やめる事は出来ない」
ハルヒの瞳に絶望が色濃く浮かぶ、しかしそれも一瞬、再び絶頂に彼女は苛まれて口から涎を垂らす。
なぜ?なんで止めてくれないの?どうして?
ハルヒの頭の中に無数のクエスチョンマークが浮かび、それを押し流すように絶頂が訪れる。
「ゆ゛ぎぃぃ゛ぃ!?ぐひゅひゅひゅひゅ!!な゛んでぇっ……あ゛ぅ゛っっま゛だぁ゛っ゛ぐる゛っ゛ッ……!!」
絶頂を迎えた瞬間、長門はハルヒの秘部から指先を引き抜くと愛液でどろどろになったままに、その手を彼女の腋の下へと押し込み指先を立てて。
さらに、今まで舌先で舐め回していた腋の下からの顔を遠ざけると、唾液と汗で濡れた腋の下にもう片方の手を差し入れると、そこにも指先を押し込んで、ぐにぐにと。
愛液と唾液でぬるぬるとなった腕の付け根の内側は指先の動きを容易にし、それを良いことに長門はそこで今までに無いほどに激しく指先をコチョコチョと動かし始めたのだ。
その指使いはもはや熟練者の域を超越し、くすぐり仙人と評しても差し支えが無いほどの高みに達しており、両腋の皮膚は瞬く間に震え始めて指先のダンスに翻弄され始める。
唐突に去った快楽の連鎖と代わるようにして激しいくすぐりが始まり、一瞬の休息すらハルヒには与えらないまま、たちまちハルヒの口からは笑いが吐き出され始めた。
「あぁぅっ!?な、なんへぇああははははははははははははははッ!ま、まっ……あははははははははははははは!!」
指先の動きは苛烈を極めた、朝倉の動体視力を持ってしてもその動きを捉える事はままならず、それまで快楽に焦げ付いていたハルヒの顔には瞬く間に苦しそうな笑顔が染みついて、口からは快楽の余韻を残した唾液が滴り落ち、膣内は弄られていないにも関わらずどぷどぷと愛液が溢れ出す。
朝倉は恐ろしい事だと両手を合わせたい気持ちでいっぱいだった、長門の動きはそれまで決して人間の稼働能力を超えては動かされていなかった。
ハルヒの膣内をはじくる時も、彼女の腋の下を舐め回していた時も、人としての動作の中でそれを行い決して逸脱する事は無かったのだ。
だが、今の長門の指先が繰り出す動きはもはや人ならざる技、朝倉でも体験した事がないその動作はまさしく「くすぐり殺法」と呼んでも誰も文句は言わないほどの凶悪なもの。
それがハルヒの両腋の下に対して、愛液と唾液で濡れているがために滑らかな挙動を実現した柔らかな皮膚の内部を、まさに彼女が最もくすぐりを苦手とする箇所を無残に無慈悲にくすぐっているのである。
ハルヒの半開きの腋の中で指先が皮膚を弾き撫で擦り、おそらく殺人的な域にまで達しているであろうくすぐったさを送り込まれ続ける状況に、一切の抵抗が出来ないのである。
「あーっははははははははははははは!!ひょっひょへぇああはははははははははははははははははは!!ぎゃーっはっはっはっはっはっはっ!!」
彼女はもはや言葉を紡ぐ事が出来ない様子で、口をだらしなく開けっぱなしにして涎をだらだらと垂れ流したまま狂ったように笑い続ける事が精一杯。
おそらく言葉を出す前に笑いがそれをかき消して、その笑いすらも次から次へと押し寄せる笑いが上塗りしてしまっているのだろう。
あっと言う間に全身は汗でじっとりと濡れ始め、腋の皮膚はあっという間に朱色に染まり、それでも長門の指は止まらない。
朝倉にも見えないほどの指先の高速な乱舞、実はこの動きにはいくつかの卓越した技術が織り込まれている。
まず、長門の指はハルヒの腋の皮膚を軽くつまみ指の腹でクニクニと転がした後、グニッと柔らかな皮膚に指を突き立てて振動させる。
続いて、爪先で腋のしわをコリコリッと刺激すると、それを指先で手繰り寄せると3本の指でそれをもみくちゃにする。
それだけではない、腋の奥底にすら指先は到達し、くぼみに該当する部分に指を這わせながら高速でツンツンと突っつき、人差し指で皮膚に潜り込むように刺激する。
このような職人技を超高速で繰り広げられる腋の下は長門の意地悪な技を披露する場へと堕落させられ、その様を朝倉をはじめとする常人から見たなら腋の下があたかも別の生き物のように蠢いているように思えるのである。
「やぁあはははははははははッッ!!も、もぅひゃああはははははははははははははははははは!!ぐる゛じ゛ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!!」
さすがのハルヒもかつてない猛烈なくすぐりを刺激に弱い腋の下に加えられては堪らない、先ほどまでは快楽に歪んでいた顔は、今や言葉を発する事すら困難なほどの笑いに歪まされて、そこには人間としての尊厳、羞恥心、くすぐりを愉しむ性的趣向と言った様々な要素が容赦なく剥ぎ取られた、ただ笑いを搾取されるくすぐられ専門の家畜となり果てた少女の姿があった。
彼女の全身にはじっとりと脂汗が滲み、何とかくすぐりを止めて欲しいと懇願したいにも関わらず、その口からはただただ笑いだけが吐き出されて息を吸う事からままならない。
これほどの過激な責め苦がこの世に存在して良いのだろうか、もし仮にハルヒが自由に体を動かせたとしても、この殺人的なくすぐったさに一瞬にして床に転がって、もはや立ち上がる事も身を起こす事すら不可能であっただろう。
朝倉は息を飲んでいた、彼女も聞いた事だけしか無かったが『長門流くすぐり殺法』と言う技術体系の存在を聞いた事がある人もいるかも知れない。
くすぐりを極めし者がさらなる境地へと達する際に会得する秘術、人間凶器、歩く最終兵器、存在する事自体が滅亡の予兆などと言われ恐れられる究極のくすぐり、いやもはや、ここまで達すればくすぐりにあってくすぐりにあらず、それを受けた者は瞬時に笑いの奴隷となり長門の指先に心の奥底までもが犯されると言われている。
しかし、ハルヒはこのくすぐり殺法に耐えている、笑いはしているし多分何も考えられていないのだろうが、常人であれば持って30秒、どれほどくすぐり鍛錬を積んだ猛者であろうと1分は耐えきれないと言われる責め苦に、ハルヒは事実として持ちこたえているのだ。
レジェンドだと朝倉は確信する、既にハルヒの瞳は焦点が定まっておらず口を開けっぱなしにしたまま笑い声を上げ続けるだけの人形となり果ててはいても、この伝説の秘術をかろうじて受け流しているハルヒもまたレジェンド。
全身から汗がボタボタと床を濡らし、足の付け根からもポタポタと愛液がだらしなく垂れ流されてはいても、それでもレジェンドである事に変わりはない。
長門の責めに耐えられる唯一の地球人類である可能性すらあるハルヒ、多分体が動かせないでいる事で逃げたくても逃げられない事実はあるのだろうが、これほどのくすぐり地獄に彼女は立ち向かい、その命を熱く燃やして全身を火照らせて、今も懸命にそれこそ一生懸命に耐え続けている姿に感涙を禁ずる事は出来ない。
「はゃあぁああははははははははははははははははははははは!グル゛ジィ゛ぃや゛ぁ゛ぁははははははははははははははははははは!!も゛ぅ゛じぬ゛ぅ゛うはハははははははハはははは!!」
ハルヒの狂気すら帯びた笑いを聞きながら長門の指先はさらに峻烈に……つまり苛烈などと言う言葉では表現が追い付かないほどの動きでハルヒの腋の下をくすぐり続けている。
指先に捕らえられた皮膚は弾かれ次の瞬間には震えてつままれ撫でられて、その色彩は人の限界を優に超えている事を示す赤色に染まっていた。
「はぎゃア゛ぁはハははははははははははハはははハはははは!!じぬ゛ゥ゛ぅひゃ゛ァあははははははハははははハハははははははハはは!!!」
恐るべき技だと朝倉は戦慄を隠し切れずにいた。
現在彼女は触手に包まれている事を考えれば出来るだけ早めにここから抜け出したいと思うものの、おそらく今の長門に近づいたならほぼ100%自分もくすぐりの餌食にされる。
あの指使いを駆使されて責め立てられれば耐えられるはずもなく、ハルヒと並んで朝倉も『ただ笑うだけの長門の玩具』にされてしまうのは明らかであった。
さらにハルヒと異なり朝倉はくすぐりを極端に苦手とする全身敏感少女であり、あんな感じに激しく責められれば情報連結解除を申請されるまでもなく、くすぐりの熱量にやられて消し炭すら残さず消滅しかねない。
「ひぎぃ゛ぁ゛ゃ゛ぁぁ゛あぁはははハはははははッ!あはハはははははははははははは!!ぐるぅ゛よ゛ぉ゛ぉはははははははハははははハはは!!」
「あなたの腋の下に許容量の30倍の刺激を与えている。もう一度問う、あなたはくすぐられるのが好き?」
そう言いながら長門はハルヒの腋の下、その奥へとさらに指先を潜り込ませて手の平すらも用いて、さらに責め立てハルヒを笑い狂わせるためだけに指先をこちょこちょと動かし続ける。
腋の下の入口の皮膚が地団駄を踏むようにダンスして、より深い普段は刺激を受けないような部位にも指先は達して、そこで皮膚を舞い踊らせてハルヒをさらに激しく笑わせる。
こんな事をされている中で尋ねられても答えを返せるはずがない、涎をだらだらと垂らしてハルヒの体の下、その床には汗と愛液と唾液が染みを作り上げ、さらにそこに彼女の体液が滴り落ちて行く。
秘部から溢れ出す卑猥な愛液はより一層その量を増し、それを見ただけでハルヒがこれほどまでのくすぐりを受けても、それを快楽の一部として受け止めている事をうかがわせる。
「あなたの膣分泌液の排出量は、あなたがくすぐりを受けてもそれを快楽へと変換している事を示している。今一度問う、あなたはくすぐられるのが好き?」
「ふぎゃあ゛ぁはははハはははははハはははッ!!ずぎぃ゛ぃ゛い゛ぁ゛ぁはははははははハはははハハはははははははは!!!すぎぃら゛から゛ぁ゛ぁあはははハはははハハははハハハははははッッ!!」
いよいよハルヒは長門の問いかけに笑いの渦の中で「くすぐられるのが好き」である事を認め始める。
「極限状態での短絡的発言には信憑性が乏しい。あなたが『私はくすぐられるのが大好きで猥褻でエッチな事をされるのも大好きなくすぐり奴隷なりたての涼宮ハルヒちゃんです』と宣言することで最終的な確認としたい」
「ぅゎぁ……」
思わず朝倉は長門に聞こえないような小さな声で、そのあまりに過酷な要求に同情の悲鳴を上げてしまっていた。
朝倉も長門の魔性の指先によって深刻なむず痒さを送り込まれている時に、こうした無理難題を彼女から要求される事がしばしばある。
インターフェースとして作られた朝倉であったが、その思考回路はやはり乙女のそれと同等である以上、あたかも自分で自身の事をエッチちゃんであるのだと認めるかのような発言を口にする事は相当に恥ずかしい行為であった。
しかし朝倉は今は長門に「保護」されている身の上、一方ハルヒは主従関係にあるわけでもなく、ましてやこれほどまでにくすぐりでメチャクチャにされる必要も本来はなく、その上で長門に恥ずかしい言葉を口にする事を強要されているのだ。
「ぎひぃ゛ぃぃやだぁ゛ぁあははははははははハははははハハはははは!!い゛え゛なぃ゛ぃい゛ぃぃ゛いゃあはははハはははははハははははは!」
「あなたの選択を尊重する。しかし、最終確認が出来なければこの行為を終える事は不可能」
そう言いながら長門は彼女の腋に両手10本の指を深々と突き刺すと、そこで再び指をむにょむにょと動かし始めた。
ハルヒの顔には瞬く間に近年稀に見るほどの驚きと笑いが混ざり合って浮かび、これまでとはレベルが異なる、まさしく異次元のくすぐりに大きな笑い声が始まる。
これまでの刺激は腋の下の皮膚を弄り回すだけのもの、しかし、今始まったくすぐりは腋の薄い皮膚の下に存在する神経を直接いじくられているのと同じであり、ハルヒは眉をヘの字に曲げて吐き出すのも辛いであろう笑い声を口から絞り出される。
「あ゛ぁう゛ぁ゛ぎゃああははははハハハははははははハッ!う゛ぎゃ゛ぁ゛ぁあはははははハははハハはははハハぁぁ゛ぁぎゃあ゛ぁあ゛ははははハハははははハははははッ!!」
さらに長門の指は腋の下だけでなくハルヒの胸の側面に吸い付いて、そこでグニグニと薄い皮膚を肋骨の上でコロコロと転がす動作を加える。
途端にハルヒの両目が絶望の色を湛えて彷徨い、その腋の下以上にくすぐりに弱い部位への攻撃に混乱しながら激しく、そのあまりのくすぐったさに悲嘆の表情すら浮かべて笑い始めた。
「あ゛あぁぅあぁ゛ぁはははハハハはははハハハハはははッ!!ほん゛どに゛ぃ゛ゃ゛ぁぁ゛アァ゛ァハははハハハははハハハハッッ!む゛り゛ぃ゛ぃあ゛ぁァァははハハハはははハハハははははハハッッ!!!」
狂気があった、ハルヒの笑い声には明らかな狂気が含まれていた。
腋の下が最もくすぐりに弱いのだと言う先入観を根底から覆される両胸の脇へのグニグニ攻撃はハルヒの若く敏感過ぎる肉体にとって受け止めがたい地獄のくすぐったさを生み出し、それは彼女を、いや人を人として留めている理性を一瞬にして吹き飛ばしてしまう。
「ぎゃ゛ァ゛ゃぁい゛ィぃ゛ぃや゛あははハハハはハハハハははハハハハハハハッ!!ぼん゛どぅ゛に゛じぬ゛ぅ゛ゥゥぴゃぁあアハハハハははハハハハハハハハハハッッ!!だじげぇ゛でェ゛ぇぎぇ゛ぇあ゛ァ゛ァぁはハハハハハハはハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッ!!!」
長門は明らかにハルヒの笑いが変化した事を察知し、腋の下への責めから両胸の脇への責めに指先の動きを変化させて行く。
それは、もはやハルヒにとって死刑宣告と同じ事、耐えられる限界を遥かに超えて、これまで散々くすぐりを体験して来たはずの彼女にあっても絶対に耐えられないむず痒さ、いやそんな言葉では言い尽くせない「死をもたらすくすぐったさ」とでも言うべきおぞましい笑いの塊をハルヒに強要する。
「も゛ぉ゛ォぐびャァ゛ァハハハハハハはハハハハハハハッッ!!ゆる゛シ゛でぇ゛ェ゛ェびゃ゛ぁ゛ァぁハハハハハハハハハハハハハはハハハッッ!!」
壊れて行く、ハルヒと言う少女の心がくすぐりによって、あまりに強すぎるくすぐったさによって、彼女の心が形を保てなくなり始めている。
口からは泡すら混ざった唾液をまき散らし、膣から流れ出す粘液は蛇口をいっぱいにひねった水道のように、白目を剥いてただただくすぐったさに笑いで笑いを打ち消して、それすらも笑いに打ち消されて。
「ぐじゅ゛ぐっ゛だぃ゛の゛ォ゛ぉぎ゛ぁ゛ァアハハハハハハハハハハハハハハッッ!や゛め゛でぇ゛ェェぇ゛ェビャ゛ァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッ!!!ぐる゛じぃ゛ィ゛よ゛ぉ゛ォ゛ォ゛ァ゛ァアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッ!!!」
朝倉は恐怖に全身が震えるのを感じていた、ここまでのくすぐりを彼女は見た事がなかったからである。
完全にくすぐり狂い始めているハルヒ、その笑い声には常人では耐える事が不可能なくすぐったさが彼女の身に生じている事を物語っており、ハルヒはさらに全身を動かす事も出来ずにくすぐったさを一切受け流す事が出来ない状態にあった。
この状態で、これほどのくすぐりを加えられたなら……考えただけでも恐ろしい。
「ァ゛アァぁ゛ァハハハハハハハハハハハハハハハッッ!!アァ゛ァ゛アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッ!!」
くすぐったい、くすぐったい、くすぐったい、それだけしか考えられなくなっていた。
強すぎるくすぐったさ、気持ちいいとか楽しいとか、そんな事はもうどうでも良くなって、ただただくすぐったいだけ。
既にハルヒはくすぐりの監獄に囚われ、くすぐったい事以外の思考をすべて削ぎ落とされて、完全にくすぐったい事だけが人生のすべてとなり。
「ア゛ァ゛ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッ!!!アーッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッ!!」
くすぐったさの極致の内部でハルヒは、自分の過去にも未来にも、どこにでもくすぐりだけが待ち構えている事を感じていた。
いや、感じていたと言うよりも、それが当たり前の事なのだと理解して、それしか自分には残されていないのだと信じ切っていたと言うべきだろうか。
腋の下がくすぐったい、胸の横が死ぬほどくすぐったい、全身がくすぐったい、くすぐったいくすぐったいくすぐったいくすぐったい……