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2009/02/02(月)に投稿された記事
紫のくすぐり小説が消えちゃったから霊夢じゃボケェ!
むかつくぜー
むかつくから、意味もなく霊夢をコチョコチョだ!(ひどい)
夕暮れ時、そろそろ賽銭箱からお金を取り出して、神社にも夜の帳を降ろそうかと思っていた頃。
縁側に座ってお茶を一口すすった霊夢は、その突然の刺激に思わず口に含んでいたお茶を吹き出し、そのままゴロンと床に転がってしまう。
「え……あっ…!えっ!?くひゃぁッ!!」
何かが自分の腋の下に塗り込まれているような感覚。
慌てて刺激が流し込まれている右腕の付け根を見るが、そこには何の付着物もない。
「ふひっ!?え…な、なんでっ……くふふふふふふ!」
確かに何かが自分の右腋の下へ塗り込まれている……
いや、何か生暖かい物が右腋の下を刺激し回していると言った方がいいのだろうか。
「ちょ…ひっ!あひゃっ!や、やめなさッ……ふふふふふふっ!あっ…や、やめっ!く、くすぐったッ……ひひっ!」
それが一体何なのか理解する事もできず、ただヌルヌルとした刺激だけが腋の下をなぞり続ける。
最初は軽い刺激だったのに。
最初はちょっとだけ甘さを含んだ、戯れ程度の刺激だと思っていたのに……
その刺激が始まってどれだけの時間が経過したのか、すでに霊夢にはそれを知る術などあるはずがなかった。
相変わらずくすぐったい刺激は収まる事を知らず、次から次へと霊夢の右腋の下を狂わせようとし続ける。
最初は優しい刺激、すぐに去ってしまうだろうとばかり思っていた、くすぐったい感覚は、霊夢の想像に反して決して弱まる事などなかった。
「ぐぎぃぃッ!?くひひひひひひひッッ!!はっ…はひっ……あぁ腋はぁぁッ…!」
全身から汗が流れ出し、ただ右の腋の下を走り回るヌルヌルとした感触に体中を身もだえさせてしまう。
あまりのくすぐったさに思わず右腋の下に触れてみても、そこには何の異変も感じられない。
ただ、くすぐったいだけ。
ヌルヌルとした感触だけが、霊夢の敏感な腋の下を無慈悲になぞり続けるだけ。
激しく、絶え間なく続く刺激の波を抑え込もうにも、手で押さえ込む事もできない。
まして、何とかして腋の下に走る激しいくすぐったさから逃れようと、体をのたうち回らしてみても刺激は一向に和らぐ様子もなかった。
「くふふふふふふっ!はっ…ひぎぃぃッ!?あっ…あぐぅッ…!ひゃははははははッ!や、やめぇぇッ…!やめでぇぇッ……!!」
床に体を擦りつけたり、肘をガンガンと柱に叩きつけたり、思い浮かぶ限りの手段を講じて腋の下から流し込まれるくすぐったさから逃れようとしても、全ての行為が無駄な足掻きにすらならない。
自分の手が届かない場所に、いずことも知れない場所に腋の下だけを移動されて、露出した皮膚にヌルヌルとした何かが塗りたくられている。
腋の下をぐっと胴に押しつけて、ほんの少しでもくすぐったい刺激から逃れようとしても、それですら腋の下へのくすぐったさは抑え込む事ができなかった。
「ふはぁぁっ…!ひゃひひひひひひひひッ!あっ……あひぃっ!や、やめぇぇぇッ!!も…もうやだぁぁッ!!くはははははははッ…あっ、や、やひひひっ!」
自分の体の一部だと言うのに、腋の下はまるで霊夢を笑い狂わせようとむず痒い刺激を延々と受け止め続けている。
仮にその刺激の原因さえ分かったとしたら、直にその刺激の原因を遮って少しでも刺激を和らげる事ができるかも知れない。
あるいは、逃げ惑ってくすぐったさを送り込み続ける『ヌルヌルとした生暖かいモノ』から、少しでも遠ざかる事ができたかも知れない。
しかし、いくら転げ回って逃げ惑っても、手をかざして遮ろうとしても、くすぐったさは腋の下の上から遠ざかる気配はなかった。
むしろ均一に刺激され続けた腋の下の薄い皮膚は敏感さを増して、その得体の知れない地獄の刺激をより鮮明に受け止め始めている。
「ひゃひひひひひひッッ!はっ……はひゃぁぁッ!?ぎひひっ…!ぐひゃひゃひゃッ!?た、たすけ…くくくくくっ…!たすけてぇぇッ……!!」
縁側に転がってゴロゴロと体をのたうち回らせる。
無駄と分かっていても右腕を床に擦りつけるが、腋の下への刺激は収まるはずもない。
「ははははははははは!あははははははははッッ!くっ…ひぎぃぃっ!も、もうダメぇぇッッ!もうダメぇぇぇぇッッ!!くふふふふふっ!あーっははははははははは!!」
立ち上がり、再び床に横たわり体をゴロゴロと床に転がして笑い狂う。
それでも飽きたらず、仰向けになって畳の上にバンバンと両足と左腕を叩きつけながら、絶え間ない腋の下への拷問に耐えようとする。
しかし、同じ行動を取っているばかりでは、すぐに腋の下のくすぐったさは強くなり、一瞬としてじっとしている事もままならない。
「ひひぃぃッ…!あははははははは!!も、もうやだぁぁぁッッ…!!くひゃぎぃぃっっ…!うぎゃひゃぁぁッ……!!」
体を翻して、再び畳の上に背中をバシンと叩きつけ、腰を跳ね上げるようにして背中をドンドンッと畳に叩きつけ続ける。
左手を右の腋の下に押し当てようとしても、その指先は虚を掴むばかり。
長髪の黒髪は薄くくすんだ畳の上に広がって、大きな身瞳からはボロボロと大粒の涙が零れていく。
笑い続けて開かれたままの口元からは唾液が流れ出して、髪の毛が涙と唾液と、まるでバケツで水を被ったように流れ出した汗に濡れる頬に絡みつき、乱れていく。
露出した左腕の肩と二の腕にもじっとりと脂汗が浮かび、右の肩にも汗が流れて夕焼けの朱色に光沢を放っていた。
広い和室の中に激しい笑い声がこだまして、それでも右腋の下から流れ込んでくるくすぐったさは弱まる様子もない。
「ふひゃひゃひゃ!!くっ…くぎぁぁっ…ぎひぃぃっ…びぎゃぁぁっ!ひゃぐぃぃっ…!!あっ…あひゃぁぁっ!くひゃひゃ!あはははははは!!」
ボタボタと髪の毛から汗の雫が畳に滴り落ち、口元から唾液が筋となって顎から流れ落ちる。
すでに上着は胸元がはだけて、体に巻き付けてあるサラシもほどけつつあった。
下半身はそのスカートが太ももの上までめくり上がり、太ももの付け根を隠している紫色の布地が露わとなっている。
その太ももも湯上がりのように汗でぐっしょりに濡れて、左足の靴下は脱げかかっていた。
あられもない姿となっても、そんな自分の着姿になど気を配る余裕もなく、彼女は大きな笑い声を上げながらバタバタとのたうち回る。
「ひぎぃぃッッ…!はぐひぃぃっ…!ふひぇぁぁっ!!あひひひひひひひひひひひひッ……く、くるじぃぃっ…!くははははははははははッッ!!」
笑いすぎて口はすでに閉じる事を忘れて大きく開かれたままになっている。
前髪が額に貼り付いて、眉間には深くシワを寄らせて、頬は笑いによって紅潮していた。
ダラダラと流れ落ちる汗の雫、首筋にもじっとりと汗が滲み出し、はだけた胸元にもじっとりと汗が流れている。
「ぎひゃぁぁッッ!!はぐぃぃびゃぁぁぁっッッ……ぐひゃぁぁぁああァぁぁ…ッッ!!あぎひぃぃイぃッッ!」
笑い声に獣じみた声も混ぜながら、右腋の下に送り込まれる激しいくすぐったさから懸命に逃れようとする。
どけだけ無駄だと分かっていても、そのあまりに強すぎるくすぐったさを、じっとして受け流す事などできるはずもなかった。
少しでも、その地獄のような刺激から遠ざかる努力をしなくては、気がおかしくなってしまう。
しかし、その結果として激しく動かした体は急速に霊夢の体から体力を奪い去っていく。
確実に、彼女の小さな体に限界が近づきつつあった。
「ぎぇぁぁぁアぁぁァぁぁッッ!!……ぐるびぃぃっ……!くひゃひゃひゃひゃひゃ…!ぐるびぃぃぃッッ!!!」
右の腋の下ばかりを付け狙う生暖かいヌルヌルとした刺激が、霊夢の敏感な皮膚を狂わせようとする。
頭の奥がジンジンと痛むように疼いて、一時として体をじっとさせている事はできない。
畳の上でゴロゴロと転がり笑い狂い、彼女の転がった後に汗と唾液と涙の染みが続いていく。
「はぎゃぁっ!うぎぃぃっ…!あはははははははははははは!!も、もうひゃめぇぇぁぁぁッ…!あははははははははははははは!!!」
あまりのくすぐったさに、左手で右肩にかかる上着を払いのける。
背中をワシワシとたたみに擦りつけて、上半身から衣類を剥ぎ取った彼女だったがそんな事をしてもくすぐったさが止まるはずもなく。
「だずげぇぇぇぇッッ!!あははははははははははは!!も、もうぅぅッ…!ぎひひひひひひひひっっ!おがじぐなるぅぅッ……ぎぃひひっひっひひひっ…ひひひっひっ……!!」
笑い声が獣の雄叫びに近づいて行く。
その端正な顔つきからは想像もつかないような歪んだ声に、笑いがまとわりつき無残に響き渡る。
……いや、すでにその顔には、いつもの彼女の面影などなくなっていた。
口からは涎を垂れ流し、瞳からは涙がダラダラと溢れ出し、髪の毛はボサボサに振り回し、それでもくすぐったさは一向に収まらない。
汗がピチャピチャと畳に絶え間なく流れ落ち、さらに畳に擦りつけられる彼女の体によって、汗が大きな染みを作り出していく。
「ぎぃひぁぁぁぁあァァあぁあ……ッッ!!ひゃはははははははははははは!!た、たずげぇぇぇぇッッ!!だれがだずげでぇぇぇェえははははははははははははははは!!」
徹底した右腋の下への責め苦。
くすぐられ始めてから、もう、どれだけの時間が経ったのかすら分からない。
ただ、夕暮れはかなり時を経て、夕陽は西の山並みの奥へと沈みつつある事だけを考えても、ゆうに数十分は経過している事だろう。
夕焼けが放つ朱色の中に上半身にははだけかかったサラシを巻いて、下半身のスカートは羞恥心もなくめくり上がったままの姿で、全身を汗でびっしょりと濡らして。
髪の毛をボサボサに振り回し、激しく笑い声と叫び声を上げ続ける霊夢の存在に気づく者は誰一人としていない。
もし誰かが気づいてくれたとしたら、あるいは霊夢を助けおこし、右腋の下へ流し込まれるくすぐったさの正体を探しに行ってくれたかも知れない。
しかし、すでに時は夕暮れ時。
こんな辺鄙な場所へ訪れる者などいるはずもなく、誰も助けになど来てくれるはずもない事を、長年ここに住まう霊夢自身が一番それを良く知っていた。
耐える事ができないほどの激しいくすぐったさを、敏感な右腋の下の皮膚の上に受けながら霊夢は……
笑いと激しい疲労と、頭がおかしくなりそうなほどの激しい酸欠の中で、小さく思った。
(このまま、誰も来てくれなくて、ずっとくすぐられ続けたとしたら自分はどうなってしまうんだろう……?)
うっすらと残された理性の灯火が、ふっと揺らいで、消えようとしている。
夕陽はすでに西の奥へと沈み込み、空にはちらほらと銀色の星々が輝き始めていた。
永遠とも感じられる永い時間を過ぎたように感じつつも、暗くなった室内を見た限りでは十数分も経っていないのかも知れない。
未だに、和室の中には激しい笑い声が響き続けている。
「はぎぃぃぃッ…!ぐひゃぎぇぁぁっ…!!!あははははははははははは!!あーっはっはっはっはっはっ!!あはははははははははははははは!!!」
そこに言葉はなく、ただ笑い声と獣の言葉が叫ばれているだけ。
夕暮れ時までは笑いに固く結ばれていた瞼はうっすらと開かれて、その瞳にはすでに光りはない。
口元からは止めどもなく流れ出す涎。
頬にはこぼれ落ちる涙。
先ほどまで激しく動いていた四肢は弱々しく畳をパタパタと叩くだけとなり、時折ぐったりとして畳の上にうち捨てられたように放らてしまう。
それでもなお、口からは笑い声が溢れ出してしまう。
もう言葉など出す事もできないのに。
「ひぎぃぃっ…ひぎぃぃぃぃっっ!!あぎぇぁぁっ……!くひひひひひひひひひひひッ!!あははははははははははは!!」
腋の下へ流し込まれるくすぐったさは全くに収まるどころか、くすぐられ続けて敏感さをさらに増した皮膚に、より激しいくすぐったさを流し込み続けている。
絶え間なく刺激され、すでに霊夢には理性と呼べる感情は微々として残されてなどいない。
ただ、くすぐったくて、それが耐えられなくて笑い狂うだけ。
それでも、その激しいくすぐったさに気絶すら許されず、一瞬遠のきそうになる度に蘇る微かな理性が、ひどい耳鳴りを聞く。
くすぐったさに体が溶けてしまいそうなほどに熱くなっている。
それなのに……それなのに……
「ぐぎゃひゃぁぎぃぃぃッ!ふひゃぁあははははははははははははははは!!!あびゃぁぁァァああァ!!あぐゃぁぁッぁはッあハぁぁひひァッッ!!ギャグァぁははぁッアははッアハははァ!!」
博麗神社の夜は長い。
朝を迎え、人々がこの神社に訪れる時、霊夢に心が僅かにでも残されているか否か。
それを知る者など誰もいない。
投稿日:2009/02/05(木) 21:48:52
ずっと前のゆかりんが不適な笑みを浮かべたやつの続きですねわかります
続きが楽しみですー
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