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2010/02/15(月)に投稿された記事
マゾいぞ!ハルにゃちぽん(3)
投稿日時:00:38:28|コメント:1件|》本文を開閉
ディレクトリ:マゾいぞ!ハルにゃちぽん
食べろと言われれば食べられないこともない、でも苦手。
苦いから。
チョコは苦手だけどお酒は好き。
特に日本酒の清酒が好き。
熱燗にしてチョビチョビ飲みながら酒盗をつまむのが好き。
こんなことを書いておけば、義理チョコの代わりに義理酒もらえないかなー、とか姑息な考えを持っている俺様です。エロ小説です。
あ、ウイスキーボンボンは好き。
それと、食用花を塩とウイスキーで漬けて砂糖まぶして食べると、きっと美味いと思うんだ。
パティシエの人、誰か作ってくんないかなぁ
ハルヒ!
朝倉先生出撃せよ!
あ、どーでもいい話なんですが俺は白い水着が好きです。本当にどーでもいい話でマジすんません。
体が小さく縮小されると、普段なら数歩の距離がこれほど遠く感じるものなのだろうか。
両手で慎重に『擽感増幅液状化変形菌』が入れられた容器を抱え、白いブラジャーとパンティのみに身を包まれた彼女は、先ほどからあることばかりを考えている。
一つは、涼宮ハルヒが本当に『くすぐられることを所望している』のかどうか、と言うこと。
一体全体、くすぐられることを望んでいるとは、どう言うことなのだろうか。
あれほど耐え難く、苦しい地獄のような責めを、朝倉は他に知らなかった。
「……本当に?」
主語のない疑問を口にして、小首を傾げる。
仮に朝倉が長門から日々受け続けている責めと同じ行為を、涼宮ハルヒが望んでいるとしたら。
確かに、地球の現住生命体は多かれ少なかれ、各人が人に言えない性癖を持っている、そんな情報を耳にしたことがある。
かく言う朝倉もヒューマノイドインターフェースとして有機生命体と同等の生体機関を有しているのだから、誰にも言えないような性癖を持っていることも事実であった。
元急進派代表である朝倉涼子の性癖、それは、同性への並々ならぬ興味である。
仲が良い、これを少しだけ超越した部分にある関係。
決して異性に対して興味がないと言うわけではなかったが、同性に対する比較的強い恋愛感情を持つ傾向にあることを、彼女自身、自覚していた。
そのため、決して長門と共にいることが嫌というわけではなかったし、本来なら情報連結を解除されて『処分』されてしまうはずだった自分を、ある意味で救ってくれた長門には感謝にも似た気持ちを抱いていることも事実である。
しかし、毎日のように彼女に加えられる責め苦は、その気持ちを口にすることを、はばからせていた。
「それにしても歩きづらいわね……」
先ほどから行けども行けども右側には涼宮ハルヒの体、足下には歩きづらい敷き布団の砂漠である。
さらに季節は夏、室内にこもった熱気は朝倉の限りなく裸に等しい体を汗ばませた。
本当に涼宮ハルヒは『くすぐり』という行為をされることを望んでいるのだろうか。
朝倉には、どうしても理解出来ない。
先ほども考えたことではあるが、あんな苦しくて耐え難い拷問のような行為を好きこのんで甘受出来るものなのだろうか。
背筋がぞっとした。
それは先日に風呂場で受けた、電動ボディブラシによる執拗な責めに原因がある。
サラダ油でネチネチ責められた時も生きた心地はしなかったが、電動ボディブラシの時は別格だった。
長門による雀の涙ほどの配慮だろうか、可愛らしいピンク色のビキニ水着だけは着用を許されたものの、天井と床に手足を同化させられて微動だにすら出来ない姿勢で、全身をくまなく洗われた時は、一刻も早く地獄の時間が過ぎ去ってくれることばかりを望んでいた。
ボディソープを朝倉のきめの細かな皮膚に塗り込むシリコン素材で作られた無数の凹凸があるブラシ。
特に腋の下と脇腹を丹念に、そこまで丁寧に扱わなくとも良いのにと思うほど、執拗に洗い尽くされて、気がついた時には気を失っていたのだ。
時間にして十数分、しかし朝倉の認識にしてみれば永遠にも等しい時間。
自分は何も悪くないのに懇願の言葉を口にして、その度に長門によって機械的にあしらわれる。
笑い悶え、自由を完全に奪われた体は、身じろぎ一つ出来ない。
強引に絞り出される笑い声、笑いによって流れ出す涙と、大きく開け放たれた口から流れ出す涎。
後になって考えると、はしたない姿を晒しながらも、その時はそんなことに構っている暇などあるはずもない。
『くすぐり』という行為は、それを続けられたからと言って慣れることが出来ない刺激である。
さらに、それに耐えうる有効な対策があるわけでもなく、ただ、その刺激を加えられなくなるまで、延々と笑い狂っていなくてはならない。
そんな行為を、本当に?
どちらにしても、涼宮ハルヒがそれを望んでいるかどうかは朝倉に知る由もない。
ただ、今は長門の指示の通り、彼女は涼宮ハルヒの太ももの内側に向かい、その場所に『擽感増幅液状化変形菌』をスプレーすることが役目である。
仮にその指示を断ったとしたら……考えただけでも恐ろしい。
その日以降、朝倉は長門の手によって今まで以上のくすぐりを受け、その先に待ち受けているものは『発狂と死のなき苦しみ』であろう。
逆らえない。
まして、逃げ出すことも出来ない。
「……と言ってる間に、もうちょっとね」
ハルヒの足下に到着し、後は大きめに開かれた彼女の足の内側を辿りながら足の付け根付近へ移動するだけである。
歩きづらい敷き布団の荒野を歩き続けて、朝倉の頬には汗の滴が幾筋も光っている。
とにかく、この『擽感増幅液状化変形菌』をスプレーしたら、さっさと長門の元に戻ってしまおう。
……この時点で朝倉はそう思っていた。
足の付け根という、特にくすぐりに弱い場所に『擽感増幅液状化変形菌』なる不吉な液体を吹きかけるだけ。
ハルヒの両足はだらしなく左右に放り出されている。
先ほどから寝息は聞こえるものの、その体が寝返り一つ打たないことから、長門の手によってその行動が抑制されていることが伺える。
これならば、両足の間に挟まれて『プチッ』という心配もいらないだろうと、再び歩きづらい敷き布団の上を進み始めた朝倉涼子の第一感想は、
「ふひぇ……蒸し暑い……」
だった。
就寝中の体は、目が覚めている時よりも体温が上昇している。
まして、クーラーも効いていない室内で、特に皮膚同士の距離が狭い両足の間ともなると、その熱気は今までの比ではない。
加えて、敷き布団の上を延々と歩き続けて来た彼女の体からは、止めどもなく汗が流れ落ちて行く。
手にも汗が滲み出し、両腕に抱えていた容器を何度も取り落としそうになり、慌てて抱え直す。
ここで取り落として、スプレーから『擽感増幅液状化変形菌』が誤射などされたのでは敵わない。
布団の生地に足を取られては、転ぶまいとハルヒの足の皮膚に手をグッと押し込んで耐える。
手の平に、じっとりと汗で濡れたハルヒの皮膚の感覚。
「あともう……もう少し」
瞳に汗の滴が流れ込んで、じんわりと痛みを感じた。
汗を拭おうにも、両手で容器を抱えていては、それもままならない。
ふくらはぎ辺りを過ぎて、膝小僧の横を通り、いよいよ目的地が近づいてくる。
皮膚と皮膚の密着度は自然と高まって、それに比例して熱気も強くなってきた。
上を見上げると、ハルヒの太ももがあたかも断崖のようにそびえ、上空には巨大な蛍光灯ライト。
何にしても不思議な光景である。
闇の中、空を見上げれば星空が顔を覗かせているのなら話は分かるが、ここは室内。
足下には地面ではなく敷き布団、彼女を挟み込むようにして切り立っているのは岩ではなく、ハルヒの肌。
不思議な光景と蒸し暑さ、そして、同時に強く感じるのはハルヒの香り。
……こんなことを考えると、変態のように感じられるかも知れないと懸念しつつ、朝倉は考えていた。
彼女が今向かっているのは、ハルヒの足の付け根である。
そこは、誰かに見せる機会も少なく、自分で意識的に触れることも少ない、いわば隠された場所。
「……」
思わず無言になって正面を見据えてしまう。
少しずつ皮膚との間隔が狭まっているものの、大きく開かれた両足の、その交差する場所。
「……」
興味がない、と言えば嘘になる。
当然ながら、ヒューマノイドインターフェースとして作られて、まだ数年しか経っていない彼女は、未だかつて性行為というものを一度として行ったことのない。
ましてや、他人の『その場所』は、確実に未知の領域だった。
「……」
闇の中に薄ぼんやりと見えるのは、青色の布地。
太ももの交差する部分、その場所を守る薄い布地をじーっと見つめていた朝倉は、ある考えに至りつつあった。
一つは、スプレーだけ適当に済ませて戻ろう、という考えをいったん引き上げるべきであるということ。
そして、もう一つは。
「ス、スプレー、あの場所にやったら……どうなるんだろう」
投稿日:2010/02/15(月) 22:34:23
うぉっ?!積極的!
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