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2008/05/28(水)に投稿された記事
初音ミクの興味関心 その2
投稿日時:02:21:14|コメント:1件|トラックバック:0件|》本文を開閉
ミクミクー
足首を捉えた細い触手は自身が這いだしてきた『触手』フォルダへズルズルと引きずり込もうとグイグイと私を引きずり続けます。
ツルツルの床には凹凸らしい物はなく、爪を立てても空しく指は滑り続けるだけ。
「……はっ…やだ……助けて……」
触手の数は次々と増すばかり。
誰もいない昼間の部屋、パソコンのディスプレイの向こう側に広がるのは、のんびりとした昼下がりの光景。
ウイルス対策ソフトもインストールされて、ルータとパーソナルファイアウォールと2重のセキュリティで守られた安全なはずのパソコンの中。
それなのに、マイピクチャーの中に保存された『触手』フォルダからは、ウイルスのそれとも異なる異形の群が次々と這いだして、私の体にグルグルと巻きついて……
常軌を逸した状況に、いよいよ頭の中で『慌てちゃだめだ』と理性が抑えつけていた感情がジワジワと染み出して来るのが分かります。
触手はその1本1本は決して太くはなく、巻き付いているからと言って体に痛みがあるわけでもありません。
でも、触手の表面はぬっとりと粘液で濡れていて、露出している二の腕や首筋、太ももにも這いずり巻き付いてくる触手の感触は、嫌悪感と恐怖をじっとりと塗り込んで来るのです。
生暖かい感触、ヌルヌルの粘液が肌や洋服を汚していく不快感。
生々しいく赤黒い血管が浮き出した異常な生物が立てるグチュッグチャッと不気味な音。
「やだ……助けて……助けて!」
両足首はいよいよフォルダに達し、ズルズルとフォルダ口へ向けて持ち上げられて行きます。
両腕に巻き付いた触手はグニャグニャと蠢き、首筋に巻き付いた触手が頬に当たり、粘液が唇に塗り込まれ。
生肉を鼻先に押しつけられたような生臭さ、全身に這い回る触手が塗りつけてくる粘液が洋服の肩袖や首もとからタラリと流れ込み、肌に布地が貼り付く不快感。
両足首はすでにフォルダ口に飲み込まれて、腰にまで巻き付いているやや太めの触手がグイグイと私の体を強引にフォルダに引きずり込もうと力を込めているのが分かります。
「助けて……!マスター!」
助けを呼んでも無駄だと分かっているのに、どんなに叫んでも誰も来てくれない事は分かっているのに……
日中、パソコンのスピーカーの電源はオフにされて、パソコンの中の私の声は外の世界へ漏れ出す事などない事は分かっていても……
それでも、自分の力では抵抗らしい抵抗もできず、ズルズルと体がフォルダに飲み込まれて行くのを待ち続ける事なんてできるはずがありません。
「助けて!誰か!誰か!!マスタァァ!!」
叫び声は空しくパソコンの中でこだまする事もなく消え失せて、触手たちが私の体をズルズルと引きずり続けるだけ。
腕に巻き付いた触手から逃れようと思いっきり腕を引っ張るとロンググローブがズルリと腕から抜け落ち、それを振りほどくように体を捻って。
体を床に付けようにもすでに腰までフォルダに引きずり込まれた状態では、体を床に付けて抵抗する事もままならず、じわじわと体はフォルダへ中へと取り込まれていくのを感じながら、顔を上げた私は叫びます。
「お願い!助けて!!マスタァァァァ!!!……もうマイピクチャーの中見ないから!お願い……お願いですから……」
どんなにあがいても、すでに下半身はフォルダの中、上半身に巻き付いた触手は強烈な力で私を引っ張り、両腕をばたつかせようとでもすれば一気にフォルダに取り込まれてしまうでしょう。
心の中にあった『誰かが助けに来てくれる』思いは、腹部までフォルダに取り込まれた時『絶望』に変わり……
瞳からは涙が流れ出し、その得体の知れない生き物が這い出して来た尋常ならざる『触手』フォルダへ取り込まれていく自身の運命を嘆く余裕もなく。
「助けて……助けて!!お願いですからぁぁぁッッ!マスタァァァッ!!助けて……助けてぇぇぇぇッ!!」
誰もいない空間、ここに取り込まれたら、おそらく永遠にマスターにも気づいてもらえない。
通常とは異なるフォルダ、このフォルダを開けないと気づいたマスターは、フォルダごとゴミ箱へ移動してしまうかも知れません。
異常の空間で一人だけ、触手が這い回る狭いフォルダの中一人だけ……
「やだぁぁぁッ!助けて……お願い…やだ!やだぁぁぁ!!ますたぁぁぁぁぁッ!!」
冷静さを何とか取り繕おうとしていた心は孤独と恐怖に冒され、胸の中に広がるのは『こんな所で死にたくない』という感情。
吹き出し始めた心の叫びは私に残されていた冷静さを一瞬にして打ち消して、転じてパニックを起こした心は不安と恐怖を爆発するように大きく膨らませる助力にしかなりません。
ただ、助かりたい、こんな所に引きずり込まれたくない、という願いだけが錯綜する脳裏にはマスターと会話を交わした今朝の光景が鮮明に浮かびます。
「やだぁぁぁッ!やだよぉぉッ!死にたくない!死にたくないぃぃッ!!」
しかし、そんな私の叶わぬ懇願など無視して触手の群は、グイッと大きく力を込め。
ズリュッと奇っ怪な音を立てて胸元から一気に顔までフォルダの中に引きずり込まれた私は、最後の渾身の力で触手を手首から払いのけると、フォルダ口を両手でガッシリと掴みます。
最後の力、グチャリと両手に感じるのは分厚い肉壁の感触。
引っ張り続けられる体、両腕はフォルダ口を掴んでいるはずなのに生々しい肉の感触が手の平から流れ込んで来る事に疑問を感じて見上げた私は、思わず息を呑みました。
グチグチグチと怪しく蠢くフォルダ口、そこにはべっとりと粘液が染みつきドクリドクリと鼓動するように蠢いていたのです。
そんな……
そのフォルダ口は少しずつ肉と肉の間を狭めて、がま口を閉じるように閉じていきます。
まるで食べ物を食べ終えた生き物が満足したかのように……
両手はフォルダ口を掴んだまま、肉と肉に収まれて両手の手の平と甲にグニャリとした肉の感触。
指先に感じるのは外気の冷たい感覚、全身を包み込むのはじっとりと湿った異様に熱いねっとりとした大気。
頭上で響いていた肉と肉が繋がり合う音は止み、見上げると両手は手首から上は肉壁に取り込まれ、手を離そうにもガッチリと固定され動かす事からできない有様。
指先を動かそうにも外気の冷たさを感じているのは指先の第一関節から上の、ほんの一部分だけ。
手首を肉壁に取り込まれ、ぶら下がる形で固定されてしまった私の体には未だに無数の触手が巻き付いてグイグイと引っ張り続けています。
「ぐっ……た、たすけ……うぅっ…」
両腕で自分の体重のみならず触手による牽引力も加えられ、ギチギチと肩の関節が音を立てているのが分かります。
私は元々ボーカロイド、マスターの要望に応えるため頑丈に造られてはいますが、それでも肩がギリギリと痛みます。
「たすけて……ぐっ……」
このまま引っ張り続けられたら肩の骨が外れてしまうのではないか。
それどころか、両腕がちぎれてしまうのではないかと不安になり始めた頃。
突然に体が軽くなり、私は眼下を見下ろしました。
下半身に巻き付いていた触手の群、その無数の触手たちがシュルシュルと渦を巻くようにして一斉に私の体から離れて行くのが分かります。
肩の痛みはスッと軽くなり、苦痛に歪んでいた顔に僅かに浮かぶ安堵の表情。
もしかしたら、触手たちは私が一向に下に引きずり込まれないのを知って諦めたのではないか。
このまま、この不気味な空間から外へ吐き出されるのではないか。
淡い期待を抱きながら、キョロキョロと周囲を見回します。
フォルダの中は真っ暗で、所々に赤い光沢がグニャグニャと蠢いています。
予想以上に広い空間、眼下には漆黒の闇が続いていますが、底はそれほど深くはない様子。
周囲には白い霧のようなものが掛かり、異常なほどの湿気と高温に、じっとりと体に汗が浮かんでいくのを感じました。
生臭い臭い、臭気というほどではありませんが決して心地がよい香りではありません。
……周囲からはグチャッグニャッと異様な音が響き、頭上に肉壁からはグチュグチュと透明な粘液が染み出して頭に糸を引いて滴ってきます。
それが髪の毛から頬に流れて、肩や背中にも次々と滴り流れ、いつまでこんな姿でいなくてはならないのかと思い始めた時。
2本の小指ほどの太さの触手が、シュルシュルとどこからともなく伸びてきたのを見つけて、私は全身を強ばらせます。
また引っ張られるのだろうか、そんな恐怖が私の中に生まれますが、2本の触手は私の意に介さず蠢くように伸び続け……
私の顔の前でピタリと制止すると、その先端をクニクニと動かし始めました。
触手の先端は、右の触手は無数のイボイボがあり、そのイボイボの先端がグニグニと動き回っています。
左の触手は先端が平べったく、その先端にはびっしりと細く短い繊毛のような物が生えていました。
ダラダラと粘液を垂らしながら、まるで私に見せびらかせるように蠢く2本の触手。
一体、何がしたいのだろう?と疑問に思いつつポカンとしていた私。
しかし、その2本の触手が次に取った行動に、私は思わず「きゃっ!」と悲鳴を上げてしまいました。
先端にイボイボが付いた触手と、平べったい繊毛が生えた触手が顔から離れると、突然、私の両腕の付け根にグニッと先端を押しつけてきたのです。
袖のないノースリーブの洋服を身につけて、両腕は肉壁に取り込まれて大きく開かれている腋の下。
そこに2本の触手が先端をあてがい、グニグニと動き始めたのです。
「や、やっ……な、何っ!?くっ……ひゃはっ!」
両腕を上げてぶら下がったまま身動きの取れない私の腋の下の皮膚の上で2本の触手がグニグニと動き回り、その先端が薄い肌を容赦なく撫で擦る感触。
触手はクニクニと先端を軽く動かす程度にしか蠢いていないのに、腋の下という敏感な場所を刺激され、くすぐったさが流れ込んできます。
「やっ…!ちょっ…やだっ!くくっ!く、くすぐったいって……ひはっ!」
右の触手は腋の下の上で先端のイボイボをグニグニと擦りつけるように動かして、左の触手は平べったい先端をペタペタと腋の下に撫でつけて来ます。
刺激に弱い皮膚の上、柔らかな触手の先端が腋の下に次々と刺激を送り込み、笑いたくないのに笑いがお腹の中で沸々と沸き起こってしまいます。
「きひっ!やめっ……!はひっ!ちょ……やだって…っ…ばぁッ!」
触手は先端を動かして私の腋の下をグニグニとゆっくりと刺激します。
くすぐったくて、でも両手を降ろそうにも降ろせない。
それどころか両手は肉壁に取り込まれて引き抜く事もできず、手を離そうにも離す事すら許されていないのです。
「ちょっ!だ、だめだって!くはっ!ちょっ!ひひひっ!そ、そこ…弱いいんだってぇッ…!くふっ!」
私の言葉など聞き届けてくれるはずもなく、触手は両方の腋の下をグニュグニュと刺激し続けます。
右の触手は腋の下の中央の辺りでモゾモゾと動き回り、左の触手はペタペタと小さな舌で舐めるように皮膚にくすぐったい刺激を送り込み続け、『笑い』が沸々と呼び起こされて。
「ひゃっ!あはっ……くひひっ!だ、たがらダメだってッ……!くふふふっ!」
くすぐったい刺激、それが両脇の下から送り込まれて、笑いたくないのに笑いが沸き起こってしまう。
ちょっとだけ甘くて、でも腋の下をくすぐられる刺激は決して楽しいものなどではなく、むしろ逃げ出したくて仕方がないような苦痛にも近い感覚。
でも、触手はそんな私の反応を楽しむかのようにモニモニと動き回り、私の腋の下をこちょこちょと刺激して止みません。
「うひっ!やっ……ふひゃっ!?ちょっ……くっ……くくっ…!や、やだってッ…!」
その時、私は突然右足にモゾモゾとした刺激を感じて、はっとして顔を上げました。
腋の下をくすぐり回されてパタパタと動かしていた右の足、その足の裏に何かがピトリと吸い付いたかと思うと、サワサワサワと動き始めるのを感じた瞬間。
「……ひゃはははは!!ちょっ!それズルいって!くはははは!!あ、足の裏にだめ!ひひひっ!ちょ……ほ、ホントに弱いんだって!ホント!ホントなの!あはははははは!!」
足の裏に無数の柔らかなブラシが貼り付いて、縦横無尽に動き回っているような刺激。
それは足の裏から足の指の間にまで入り込み、敏感な指の付け根にも先端をモゾモゾと擦りつけて来るのです。
腋の下を刺激している触手とは異なり、激しく動き回る細かな刺激。
敏感な足の裏をサワサワと撫でるようにくすぐられて一気に笑い声を上げてしまった私は、もう自分の意志で笑いを抑え込む事などできるはずもありません。
「ひゃひひっ!!だ、ダメだってぇぇッ!あはははは!!足の裏ダメ!ホントにダメなのッ!ひゃははは!!ちょっ!やだ!ちょっとぉぉ!あははははははは!!」
左の足の裏にも何やら固い感触。
その固い物はまるでゴリゴリと足の裏を掻きむしるように動き始め、私は背中をのけ反らせます。
「そ、それくすぐったいってばぁぁッッ!!ひゃはははははは!!ぎひひひひひッ!!あはっ!はひゃぁぁっ!くひっ!あははははははははは!!」
ボリボリボリ……
左足の裏を無数の指先で掻きむしられているような、それなのにフワフワとして柔らかな感触も残しつつ、凄まじいくすぐったさが゜両足の裏から流れ込み。
その刺激は笑いとなって吹き上がり、我慢しようと必死になっている私に無理矢理笑いを吐き出させるのです。
くすぐったい!くすぐったい!!
そんな思いばかりが脳裏を巡り、バタバタと両足を動かしてもピッタリと足の裏に食いついているくすぐったい刺激の塊を振り払う事などできません。
「きひひひひひひッ!だ、だからダメっ…!ってひゃははは!!わ、腋がぁぁッ!!!」
突然に右の左腋の下をモゾモゾと刺激していた触手が皮膚に強く食い込んで、グニグニと強く激しく柔らかな皮膚をかき混ぜ始め、私にくすぐったい塊がズドンと打ち込まれます。小さなイボイボが皮膚に食い込んで、柔らかな皮膚をグニュグニュと刺激する感触。
粘液が塗り込まれた腋の下の上、強く押し込まれているイボイボがヌルヌルッと滑って皮膚の上をあらぬ方向に動き、ズリュッと敏感な皮膚を振動させて。
それが、ものすごくくすぐったくて笑いが次々と生まれて止まりません。
「くははははははははは!!あーっはははははははははは!!わ、腋ダメなの!弱いって言ってるでしょ!?うひゃひゃひゃっ!!よ、弱いって言ってるのにぃぃッ!!」
グチュグチュと腋の下を刺激される激しいくすぐったさ。
両足から送り込まれるくすぐったい刺激に相乗されて笑いが次から次へと生み出されてしまう苦しみ。
息を吸おうにも次の瞬間には笑いが吹き出して、呼吸をする暇すらありません。
「ひゃははははははは!!だ、ダメ!やだぁぁ!!くふふふっ!だ、だから腋ダメだって言ってるでしょ!?ダメ!あははははははは!!き、キツイってばぁぁぁっ!」
左の腋の下をペロペロと舐めるように刺激していた触手が、その平べったい先端をペトリと腋の下に貼り付けて、その表面にびっしりと生えている繊毛がモゾモゾと動き始め……
腋の下を覆い尽くす肉壁と、そこから生えた細かな繊毛によるモジョモジョとしたくすぐったい攻撃に、私は身をよじって笑い転げます。
ものすごいくすぐったさ、一言では言い表せないほどの激しい刺激の連続。
まるで拷問のような凄まじい刺激の数々に足の裏と腋の下を容赦なく包まれて、肩が笑いでブルブルと震えます。
「あははははははははは!!無理だって!!し、死ぬ!ホントに死んじゃうってばぁぁッ!!ひゃはははははは!!ぐふふふっ!ふひゃひゃひゃ!!」
バンザイの格好で動けず、逃げる事もできず、防ぐ事もできない。
くすぐったい刺激が全身を駆け巡り、笑いが次々と笑いを生み出していく。
こんなにくすぐったい事をされたのは生まれて初めての経験で、頭の奥がジンジンとしてぼんやりとして来ているのに、腋の下と足の裏は容赦なく悪戯され続けています。
本当にくすぐったい……こんなにくすぐったい事があっていいのか!?というほどにくすぐったい……
腋の下をいじめ続けている2本の触手、イボイボがヌルヌルの粘液で滑るように皮膚を撫で擦り、繊毛が柔らかな腋の下の皮膚を執拗にプルプルと振るわせているのが分かります。
すごくくすぐったい、でも腕を閉じる事ができない。
足の裏を細い糸のような物がサワサワと撫で回し、隙間なく皮膚の上を這い回っています。
固い物が足の裏をゴシゴシとかき混ぜて、粘液でヌルヌルになった足の裏の皮膚の上を滑らかに移動して行きます。
もうやだ!もうやめて……死んじゃう!そんな思いが巡って声に出ても、くすぐりは決して止む事はありません。
「ひゃははははははは!!!もうやだってばぁぁぁぁぁぁッッ!!ひひひひひひっ!くひゃひゃひゃひゃひゃ!死んじゃうよぉぉぉッ!あーはっはっはっはっはっ!!」
敏感な場所を刺激し続ける触手たち。
たった4本の触手の責めが、私の体を笑い狂わせのたうち回らせます。
くすぐったくて仕方がない、本当にくすぐったい、それなのに触手はくすぐりを止めてくれないのです。
「くひひひっ!も、もうッッ!!ダメぇぇぇ!ひゃははははは!!くくくくくくくっ!なんでやめてくれないのぉぉぉ!?もうヤダって言ってるのに!!あっ…や、やだ!くはははははは!!!」
さらにどこからか伸びてきた触手が首もとからニュルニュルと洋服の中へ侵入して、私の胸の辺りでモゾモゾと動き始めます。
腋の下と足の裏をさんざん刺激され続けて全身は恐ろしく敏感になっている状態。
そこに触手が入り込んで地肌をヌルヌルと刺激されるのだから、耐えられるはずがありません。
「ひゃひぃぃぃ!!だ、ため!くすぐったい!くすぐったいよぉぉ!!ひゃははははは!!あははははははは!!あははははははははは!!!」
猛烈なくすぐったが胸の周囲から送り込まれ、それが時折胸の先端に触れるとそこからも激しいくすぐったさが生まれてしまいます。
耐え難い苦しみ、笑い続けて呼吸ができない……
意識がもやもやしているのに、くすぐったさだけは医用にはっきりとして意識を強引に覚醒させようとして来るのです。
くすぐったさと身悶えから全身に汗が浮かび、瞳からはポロポロと涙が流れ落ちて頬を伝います。
口からは笑いによって涎が流れ出し、顎に筋を作っているのを感じます。
助けて……もうやだ……くすぐったい……
くすぐったくて、とにかくくすぐったくて、苦しくて。
息を吸いたいのに僅かにしか肺に酸素が流れ込んできません。
「あははははははははは!!ひゃはははははははは!!くっ…苦しいってばぁぁぁっ!ひゃははは!!も、もうやめっ!もうやめ!!やだぁぁぁぁああははははははははは!!!」
助けて……くすぐったい…死んじゃう……
くすぐったくて、息ができなくて、腋の下が弱いのにこちょこちょとくすぐり回されて。
足の裏なんてくすぐったいに決まっているのに、めちゃくちゃにいじり回されて。
それでも決してくすぐりは止まず、一瞬の休憩もない。
もうやだ……助けて……
「はひゃひゃひゃひゃ!やだぁぁぁッ!くふふふ!あっ…あははははははは!!あはははははははははは!!!あっ……うひっ!ひゃぁぁっ!!」
新たに加わった触手、それは足の付け根、スカートの下に隠されたパンツの間に潜り込んでグニグニと皮膚を揉み回し始めます。
敏感な場所を、本当にくすぐったくて死んでしまいそうな方法で刺激され続け、それでもくすぐる触手の動きは衰える事は決してなく……
足の付け根の柔らかな部分をグニグニと刺激していた触手が、クニッとパンツの隙間からその中心に移動した事すら、くすぐったさの中では気づきようがありません。
気づけなかったのに、それなのに。
パンツの中に入り込んだ1本の触手、その先端がパンツの中でグニグニと動き回る中、ある一カ所をムニッと刺激した瞬間。
「はっ…ひゃはははは!!ひっ…!ひぃぃっ!な、なにっ……くっ…くははははははははははははは!!ひゃははははははははははは!!」
腋の下と足の裏、胸に加えられるくすぐり責め。
その笑いの間を縫うようにして走った、今までに感じた事がない突然の衝撃。
それはパンツの中に潜り込んだ触手の先端が、一際柔らかな部分にグニッと潜り込んだ時、一瞬だけ感じた異常な感覚。
くすぐったさと相成って感じた、その今までにない感覚。
グニッ
再びパンツの中で蠢く触手が、先ほど衝撃を流し込んだは所に再び沈み込みます。
「ひゃははははははははは!!あっ…あはははははははははははははははは!!」
くすぐったい……くすぐったいのに、ものすごくくすぐったいのに。
グニッ
再び、その刺激が送り込まれる。
何か、小さな突起のような部分に触れたような。
本当に小さな、ごく一部分に触手が触れたような、そんな感触。
それなのに、背中がビクンと跳ね上がるような激しい刺激が体の中を突き抜けて……
グニッ
「ひゃはははははははははははは!!あーっはっはっはっ!ひひっ!も、もうダメぇぇっ!!あははははははははははははは!!」
グニグニグニ……
触手が動き始める。
その場所で……
「くひひひひひひひひ!くっ…ぅっ……あは!あははは!ちょ…!も、もう死ぬってばぁぁっ!くははははは!くくくくくっ!あははははは!!」
足の付け根、その中心。
2つのとても柔らかな物の間に入り込んだ触手が、その一部分をツンツンと突くような動きで刺激して来ます。
グニグニと自分の体をその2つの柔らかな部分に横たえて動かしながら、先端だけを器用に動かして。
「ひゃははははははは!!あはははははははは!!ひっ…!くぅっ!!な、何これぇッ…!ひは!はひゃひゃひゃひゃひゃ!うぅ……うはははははは!!」
なにこれ……
腋の下と足の裏は、とてもくすぐったいのに……
ものすごく、くすぐったくて仕方ないのに。
だけど、足の付け根、パンツの下に入り込んだ触手が動く度に。
くすぐったさと違うむず痒さのような感覚が……
「あはははははははは!!あーっはっはっはっ!ちょ…!やだぁぁっ!もうやめてってばぁぁぁっ!くははははははははは!!」
グニグニグニ……
腋の下をイボイボがゴリゴリと刺激して、繊毛がもじょもじょと這い回り続けています。
足の裏では足の甲まで達した細いサワサワとした物と、ゴリゴリと固い物が足の裏の皮膚を狂わせようと意地悪に動き続けています。
足の付け根では……
得体の知れない感覚が次々と流し込まれ、胸の奥がジンジンと痛むようなそんな感覚。
たまらないむず痒さ、くすぐったさとは異なる、もっと強い感覚。
それでも、くすぐったい。
ものすごくくすぐったくて仕方がない。
だけど……
投稿日:2019/01/19(土) 14:26:13
続き気になっちゃうw
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