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2008/01/21(月)に投稿された記事
スライム×つかさ
投稿日時:02:11:42|コメント:3件|トラックバック:0件|》本文を開閉
ディレクトリ:(未完成)らきすた - *スライムつかささん
つかさをこちょこちょ
謎のスライムにやられておしまいっ!
誰も立ち入る事もないだろう、長い間放置され身の丈ほどの高さもある雑草に覆われた一角。
こぢんまりとして、一見しただけでは見逃してしまいそうなほど小さい、その古ぼけた小屋は、以前は農具をしまうために使われていたのだろうか。
周囲に、風雨にさらされて朽ちて行こうとしているコンバインや、錆び付いた脱穀機が放置されている。
住宅街からも離れ、まして、そんな所へ立ち寄る者もいないだろう場所。
そこに、一人の制服を着込んだ少女が、草を分け入って姿を現した。
時は夕方、夏の夕暮れにはまだ遠い時間。
少女はカバンを小屋の入り口に置くと、朽ち果てた取っ手を掴むと、周囲を気にしながら、小屋の中へと入って行った。
小屋の中は異様な有様だった。
木造の小屋の内部は、本来であれば、所々に隙間が空き、風雨と時間に荒らされて、朽ち果てていても良いはずである。
しかし、そこには、壁や天井の一面に不気味な液体のような物が貼り付き、グジュッベチャッと音を立てながら、滴り落ちている。
液体の色は赤黒く、人の舌の色に似ているように思えた。
粘性を持った液体が滴り落ちる異常な空間。
そこに、そっと立ち入った少女は、慣れた足つきで木箱の上に乗ると、靴と靴下を脱ぎ、制服の上下を脱ぎ始める。
小屋の中には、不気味に甘い香りが充満している。
その香りを、あえて例えるとしたら、蜂蜜を薄くしたような香りとでも言えば良いのだろうか。
香るはずのない香りが溢れ、あるはずのない、不気味な粘液が渦巻く空間の中で、つかさは冷静に制服を脱ぎ終えると、下着姿のまま、粘液に満たされた地面に足を降ろす。
べちゃっ、と湿った音。
足を1歩進めるために持ち上げると、ねっとりと異様なほどに糸を引く液体が、足に絡みついている。
ひどく歩きづらそうに見えたが、彼女はそれに構うことなく、粘液に溢れた空間を、奥へ奥へと進んでいく。
小屋は外見上、それほどの広さもないはずだった。
しかし、不思議な事に、ここの空間は異様に広く、その奥行きは延々と続いているかの様に、闇の中へ消えている。
洞窟と言っても過言ではない中を、べちょっ、べちょっと音を立てながら進むつかさ。
天井から滴る粘液の量は、ますます多くなっていた。
十メートルも進んだだろうか、小屋の入り口は彼方に遠ざかり、つかさの足が止まる。
それを待っていたかの様に、壁から赤黒い液体が、ブシュッ、ブシュッと彼女の体に吹き付けられた。
ドロリとした粘液が右腕に付着するが、彼女はそれを払おうともしない。
「……あっ…はッ!ひひっ!?」
付着した粘液が、ぐちゅっと動き、その一部が彼女の腕の付け根に入り込む。
ねっとりとした液体が、腋の下へブチュチュチュッと音を立てながら入り込むのと同時に、つかさの口から笑い声が漏れ始める。
腕に付着した粘液は、まるで生きているかの様に、彼女の腕の付け根へ向けて肌の上を移動していく。
清潔だったはずの、つかさの肌が赤黒い液体に汚されて、白い下着にも赤黒い液体が染みこんでいく。
「あはっ!くはッ!……あぁっ、す、スライムさんがッ!?」
腋の下へ流れ込む粘液。
柔らかな彼女の腋の下の皮膚を押し上げるようにして、粘液が水っぽい音を立てながら、肌の上に妖しい刺激を送り込む。
「はぁっ!くひひっ!…あっ、あはっ……うひゃぁっ!」
ブシュッ、ブシュッと、壁から天井から、次々とつかさの体に粘液が吹きかけられる。
赤黒い液体が、左腕、頭部、腹部、両太ももにも付着し、彼女の全身で粘液がぐちゅっ、ぶちゅぅっ、という不気味な音を立てながら、ドロドロと這い回り始めた。
あどけなさすら感じさせる少女の顔、その顔にも粘液が付着する。
右腋の下へ送り込まれる、液体が皮膚の上を撫でる感触。
どんなに強く腕を胴体に締め付けても、液体の侵入を防ぐことはできない。
きつく閉められた、腋の下の肉と肉の間をニュルニュルと進む粘液が、柔らかく敏感な肌を容赦なく攻撃する。
「くくくっ…あはっ!?あっ!ちょ、ちょっ……きょ、今日早い…ッ……くひひひひっ!」
右の腋の下だけでも、かなりのくすぐったさであるに違いない。
それなのに、意地悪な粘液たちは、つかさの左腋の下への侵入を開始する。
強く閉められた腋の下の入り口。
その筋の1つ1つに、浅く身を潜らせて、クニュクニュと皮膚をもてあそぶ。
「はひっ!?ひひっ!……ひゃへへっ!?くはっ!うひゃひっ……ッ!」
腹部に付着した粘液が、少女の腹部から脇腹へ広がり、薄い膜を形成する。
その膜をヒラヒラヒラッと震わせると、腹部から脇腹にかけて、皮膚も同様に震わされて、激しいくすぐったさが生まれてしまう。
「くひひひ!あっ……うくッ!お腹がァッ!?」
身もだえ、体を縮こまらせるが、粘液は腹部全体を覆い尽くしている。
すでに、それを彼女に止める術はなく、ピチュッピチョッと細かな音を立てる膜に揺さぶられる皮膚を、肘で押さえ付ける程度しか抵抗のしようがなかった。
「ひはははは!くくっ……うひっ!?あっ!……あ、足ぃッ!あはははっ!」
太ももに付着した粘液は、そのまま足の付け根へ移動していく。
そして、彼女の足と胴体のつなぎ目に入り込むと、そこでプニプニッと皮膚をつつくように刺激し始める。
「むぐぅッ!!ぶはっ!ぐひひっ!?あっ……あひゃひゃっ!あひっ!?」
全身の至る所でうごめく、妖しい粘液たち。
その1つ1つの場所で、液体が彼女の敏感な肌の上を、様々な方法で刺激している。
眉間にしわを寄せて、目を強く閉じ、つかさは激しいくすぐったさに必死に耐え続ける。
「ぶひゃっ!?む、むぐぅぅ!……ぶふぅッ!うひぃっ!?うははっ!」
端から見ると、粘液に覆われているだけのように見える。
しかし、その粘液は不思議な動きで、つかさの敏感な肌の上を這い回り、あるいは震わせて、彼女に笑いを起こさせようと攻撃を続けている。
「むぐぅっ!?……もうッ……ぐひゃっ!?もうダメぇぇッ!」
ビチュッグチョッ……
赤黒い液体に包まれて、つかさの全身がプルプルと震えている。
所々、粘液に汚されていない肌がピンク色に染まっているのが見える。
顔は真っ赤に染まって、今にも笑いが吹き出しそうな口は、下唇をギュッと噛んでいた。
指によるくすぐりでは、くすぐられる場所が限定されるので、何とか耐える事ができる。
しかし、液体という形を持たない物体によるくすぐりは、一部分への刺激というわけにき行かない。
所構わず入り込み、どんなに強く閉められた隙間にも入り込む。
入り込む時にも激しいくすぐったさを生み出しながら、入り込んだ後にも、激しいくすぐったさが待ち受けている。
受け止めようにも、肌全体を無数の指先でクニクニと刺激されるような刺激は、受け止めがたいほどの巨大な感覚となって、つかさの体を悩ませる。
「あははっ!あひぃ!あっ……あはっ……やめぇッぶはははっ!あははははははははははははッ!?」
ついに耐えられなくなったのだろう。
彼女が溜め込んだ笑いを一気に吐き出すように、口から激しい笑い声を噴出させる。
「うぎゃひひひっ!?ぐひぇぁっ!?うはははははははははははははっ!あはははははははっ!あっあっ……ちょッ!?く、くすぐっひゃッくははははははははは!!」
激しい笑い声、一度笑い出してしまうと、もう笑いを止める事はできない。
笑いによって、全身に這い回る刺激が、より鮮明に彼女の神経に届いてしまう。
全身の柔らかな、特に敏感な肌を液体がくすぐり続けている。
つかさは、その刺激に全身を震わせながら、抵抗のしようもないまま、くすぐられ続けるしか方法がなかった。
びちゅっ……くちゅぅっ……ぶしゅっ!
相変わらず、壁や天井からは、つかさの体に次々と粘液が吹き付けられている。
少しずつ、彼女の体を粘液が覆い尽くしていく。
「ぎゃひぇぁぁぁはははははははッ!ぐぎぇぁっひっひっ!ぶひゃぇぉぐぇぁぁっ!」
耐えられなくなり、地面に身を横たえてしまう彼女。
しかし、地面も粘液に満たされている。
粘液の中に、自ら飛び込む形になってしまった彼女の体に、液体がブチュッグチャッと、不快な音を立てて這い上がって来た。
それに気づいて、慌てて体を起こそうとする、つかさ。
しかし、時すでに遅し、地面から這い上がった液体は、彼女の体に十分すぎるほど付着してしまっており、かなりの重量がかかっている。
体を起こそうにも、非力な少女の力では、立ち上がる事などできるはずもない。
「ぐひゃぁっひっはははっ!むひぇああっはひっ!あははははははははははははははははっ!ぎゅびぇぎひひひっ!?」
(い、いつもと違う!?)
つかさの顔に焦りが浮かぶが、それすらも、くすぐったさによる笑いにかき消されてしまう。
粘液を次々と吹き付けられて、つかさは立ち上がる事も、その身を悶えさせる事も、姿勢を変える事もできなくなってしまう。
粘液に覆い尽くされて、つかさの体には、その体の2倍ほども粘液が付着して、モゾモゾとうごめいている。
若干、透き通っている液体の中では、その中で行われている残酷な責めの様子がはっきりと見て取れた。
「あぎひぇぃッぐひゃひゃっ!!ゆ、ゆるじでぇッびひゃうひひひひひひっ!へぁひっ!ぎゃはははははっ!」
いよいよ、くすぐったさによる笑いも苦しくなって来る。
いつもなら、自分の好きなタイミングで抜け出せたはずなのに、今日は身動きを取る事ができない。
動けない状態で、しかも、体を粘液が包み込む形で、くすぐられ続ける。
それは、全身をくすぐったい塊が覆っているのと同じだった。
しかし、これでも飽き足りないのだろうか、粘液は、さらに彼女から笑いを搾り取ろうとしている。
「ぐぎゃぁひぃっ!うぐひひひひひひひひひひひひひ!ぎぇひぇぁぁあはははははははははははははははっ!!ぎひぇぃぐひぇぁぁあはははははははははははははははッッ!」
つかさは笑いの中で、自身の体に、ある異変が起こりつつある事を感じていた。
今まで、彼女をくすぐるだけだった粘液の動きが、まるで彼女の腕を上に持ち上げるような、異様な動きに変わり始めていたのだ。
投稿日:2008/01/22(火) 05:45:43
黒井先生×こなたを描いて、お絵かき掲示板にUPしました。
勝手に描いてしまって、すみません。
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