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生きてるけど、今は家族のことを最優先中!
「くすぐりの塔」はキャンサーさんから作品が届き次第、ちゃんと更新していきます!
(今は公開させていただいた作品が手元に届いているすべてです)
ご連絡:キャンサーさん、何度かメール送っているから、ご返信くださ~い
2010/08/09(月)に投稿された記事
きゅーたい そのきゅー
俺の愛煙パーラメント100sは、なんか500円近くになるらしいぞ!
だから真剣に近所の愛煙家さんたちと相談しているの。
煙管(きせる)、手巻きたばこ、葉巻、パイプ、わかばのどれかに移行しないとねーって
マジで手巻きタバコに挑戦してます。
いい大人たちが集まって、こうクルクル巻いてるんだぜ、ぜってーソッチな葉っぱだと思われるじゃねーか!
しっかし、真剣に「煙管」もアリだなぁ
めっちゃ渋いぞ、煙管にしよっかなーエロ小説です。
球体です。お久しぶりです。らき☆すたです。
ちなみにボクはみゆきさんの母が好き。
アホの子おっぱいセレブ、これは流行るぞッッッ!流行りませんか・・・
あ、タイトルがひらがななのは何となくでーす
床に体を擦り付けるようにして転げまわるつかさ。
その顔には激しい笑いが刻まれ、脇腹から腕の付け根を覆い尽くす赤黒い液体の下で、白い肌がまるで生き物のように動いている。
「こなた……」
私はそっとこなたの小さな体を床に寝かせる。
私たちとは同い年に見えない、あまりにも小さな体、汗に濡れた長髪が床に広がる様に、私は目を背けた。
この小さい体に与えられた刺激、辱め、それを察するには余りある。
「こなた、ごめんね……」
そっと頬を撫でると、汗と熱い肌が私の指にしがみ付くように感じた。
ブラジャーだけになった体、下半身を隠すものが何もないことが、あまりにも不憫で。
私は自分の上の制服を脱ぎ、こなたの腰にそっとかける。
そして、私は振り返り、つかさに視線を落とした。
「つかさ!つかさ!!」
近づくことを一瞬ためらい、それでもと、拳をギュッと握る。
床を転げまわって、激しい笑い声を上げながら、つかさの瞳は私を見つめていた。
その瞳にはぼんやりとベールがかかって、涙がボロボロと流れ続けている。
口は笑いに開かれたまま、そこからは涎が糸を引いて床に滴っていた。
かなりくすぐったいはずなのに、その手は脇腹に当てられたまま、その結果大きく開かれた腋の下を守ることが出来ていない。
あの赤黒い液体を剥ぎ取ることが出来れば。
意を決して私はつかさに駆け寄ると、つかさの顔に僅かな光が差した。
大丈夫だ、まだ正気を保っている。
「つかさ!今取ってあげるからね!」
そう言いながら、彼女の肩に手をかける。
すごく熱い……
「ひゃあぁぁはははは!!お゛ね゛ぇ゛じゃぁ゛ぁぁ゛ぁ゛!!」
笑いにことごとくかき消される声を振り絞るつかさ。
しかし、くすぐったさを誤魔化すための体の動きは、彼女自身にもどうすることも出来ないのだろう。
肩に置いた私の手を振り解くようにして、じたばたと床に足や腰を擦り付ける姿からは、狂気すら感じられた。
「つ、つかさ!じっとして……!」
右手で肩を強く押さえて、そのまま彼女の胴体にまたがる。
両太ももで腰を挟み込むと、馬乗りになった。
「ひゃああはは!!ぐぎぃいぃ!!ふぎゃあぁあはははははは!!」
私の体の下で笑い狂うつかさ、まるで自分がくすぐって笑わせているように錯覚を覚えてしまう。
罪悪感、悲しみ、苦しみ、様々な感情が脳裏を掠めるが、私はそれを必死で無視した。
左手で肩を押さえて、彼女の背中を床に押し付ける。
激しく身悶えようとしているが、その瞳は私をじっと見つめていた。
私は大きくうなずくと、彼女の脇腹に取り付いている液体に右手を押し当てた。
「ふぎゃああははははははははは!!あははははははは!!」
「ご、ごめん……!これ剥ぎ取るからね!」
赤黒い液体をすくい上げようとするが、指の間をすり抜けてしまう。
それはドロドロとしているのに、まるで水のようにサラサラとしていて、その癖、つかさの肌には必要以上に絡み付いていた。
こんな液体が存在するのか、そんな疑問は今は大して意味を持たない。
つかさが笑い苦しんでいる。
助けなくちゃ。
「つかさ!つかさ!今から、このドロドロを指でこそげ落とすからね!我慢しなさいよ!」
方法はそれしかなかった。
つかさの皮膚に吸い付いている液体、それを指ですくい上げることが出来ない以上、無理にでも引き剥がすしかない。
そのためには、彼女の皮膚に指を立てて、ゴシゴシと床に液体をこそげ落とす必要がある。
「ひぎぃいああああぁああははは!!ふぎぃあぁぁはははははは!!!」
しかし、こんなに笑い狂っているつかさに、それが耐えられるかどうかは分からない。
くすぐられ続けている皮膚に、私がさらに指を当て、動かすということは……
つかさにとって、それは、きっとくすぐったいに違いない。
しかし、このまま見ているだけなんて出来るはずがない。
他に方法があるか探ってみたが、私には策は思いつかなかった。
「つかさ、行くわよ……」
同意はもちろん得られない。
もしかしたら、私の声も聞こえていないのかも知れない。
私はそっと指を彼女の腕の付け根へ潜り込ませる。
すごく熱く、とても柔らかな空間。
そこでは液体がつかさの腋の下を震わせ、まるで軟体生物の中に指を入れたような感触だった。
ぐっと指に力を入れて、痛くないように、なるべく優しく液体をこそげ落とす。
液体はサラサラとして、ほとんどが指の間から逃げていってしまう。
しかし、ごく少量は手のひらへ残り、床の上へ引き剥がすことが出来た。
ビチャビチャ
手のひらから滴る液体は音を立てて床に落ちると、蒸発するように紫色の煙になって、消えた。
行ける……
「あぎゃああぁはははははははははははは!!ぎぃっひひひひひひひひひひッッ!!お゛ね゛ぇ゛ぁあ゛ぐひゅひゅひゅひゅッッ!!」
しかし、指で腋の下を撫でられるのは、つかさにとっては耐えられない刺激。
目はカッと見開かれ、焦点が合わない瞳が私を見つめている。
(もっとくすぐったくない方法はないの?)
(苦しいよくすぐったいよ)
(でも私はがんばるから、もっとやってお姉ちゃん)
私は大きくうなずき、再び腋の下に指を押し当てる。
熱い皮膚、そこは柔らかくて、つかさの一番の弱点。
先ほどよりも強めに指を動かして、再び床の上へ液体を落とす。
「ぎゃああぁぁあああははははははは!!ぐじゅぐっだぁあははははははははははははは!!」
「つかさ!がんばりなさい!」
再び腋の下を引っ掻く。
指が刺激に弱い皮膚を撫で、その上に吸い付く液体を千切り取る。
「ぐる゛じぃいいやぁあぁはははははは!も゛ぅ゛む゛ぎぃ゛ぃいぎぃいいぃひひひひひひッッ!!」
「もうちょっと!がんばってつかさ!!」
嘘だった。
何度も何度も腋の下に指を押し当てて、液体を床に落としていくが、その量は一向に少なくならない。
バケツから穴の開いたスプーンで水をすくい上げているようなものだ。
何時間かかるか、あるいは何日かかるのか……
私は選択を迫られていた。
このまま、つかさがくすぐり続けられるのを、じっと見つめているか。
あるいは、つかさにくすぐったい思いをさせてでも、体から液体を取り払ってあげるか。
「ぐぎゅぃいいいふふふふふふふッッ!!も゛ぅ゛や゛あ゛あ゛あああぁあははははは!!」
先ほどまでかろうじて希望の光があった瞳は、濁ったベールに包まれている。
口から涎が止めどもなく滴り、涙は流れ続けている。
「つかさ……」
このまま、つかさがくすぐられている姿を、何時間も何日も見つめ続けることは、私には出来ない。
しかし、同じに何日かかるとれ知れない作業を続け、つかさをくすぐったくさせ続けることも、私には出来ない。
もし、みゆきだったら、こんな時はどうするだろう。
何か言葉を思い出せ、私。
「ひぎゃあはははああ゛あはははぁ゛ははははッ!!じぬ゛ぅ゛う゛ぅぅッッ!ぎゃ゛ぁ゛ああ゛はははあ゛ぁ゛はははッ!」
「つかさ!がんばりなさい!!」
何をどうがんばれば良いのか、私には分からない。
腋の下を撫でられ、おかしな液体にくすぐったい脇腹と腋の下を震わされて。
動くことも身悶えることも出来ない状態で、一体何をがんばれば良いのか。
必死に指でつかさの腋の下から液体をかき出していく。
何度も何度も、つかさの腋の下を指が引っ掻き、くすぐり続ける。
これから、どのぐらい、この作業を続ければ良いのかも分からず。
つかさは一体、これからどれほどの苦しみを味わうことになるのかも分からない。
ただ一つだけ確かなことは、つかさも、私も、それほど長い時間を待つことは出来ない、ということ。
ぐちゅっぐちゅっ
腋の下からは赤黒い液体が放つ、おぞましい音。
「ぎぃああぁははははぁ゛ぁ゛ははははッははははぁ゛あ゛はははッッ!!」
あれから、さほど時間は経っていないのに。
あれほど振り回されていた頭は力を失い、ペタリと床に頬を付けている。
にも関わらず、激しい笑い声は今までと変わらない……むしろ、その激しさを増しているようにも思えた。
ブラジャーははだけて、形の良い膨らみが覗いているが、私は腋の下から液体をかき出す作業を止めるわけにはいかなかった。
私に出来ることは、それだけしかない。
「あ゛ははははッあぁ゛あははははははッ!!ぐぎゅいいぃ゛ぃい゛ひひひッいィ゛ぃ゛ひひひひッ!」
5本の指を動かして、なるべく、くすぐったがらせないように。
しかし、腋の下で指が動いているのだから、くすぐったくない訳がない。
このまま、どれぐらい続ければ助けられるのだろう。
つかさを、この液体を開放してあげられるのだろう。
もっと良い方法はないのか、もっと早く、効果的な方法……
(物事に―――)
ふと、みゆきの言葉が脳裏を掠めた。
(物事に、共通点がある場合は、それが鍵となっている場合があるんです)
共通点。
しかし、ここで起こっている出来事に共通点があるとしたら、一つしかない。
ここに仕掛けられているトラップ、または仕掛けは、私たちをくすぐって来る。
1つの球体の中に、1つの仕掛けがある。
今まで、いくつも仕掛けを見てきたわけではないが、今のところは1つだけ。
その仕掛けに誰かが掛かり、くすぐられて、それが終わると、次の部屋に進むことが出来る。
この、ふざけた空間に私たちが閉じ込められている理由は、分からない。
どうして球体なのか、どうしてくすぐったいことをして来るのか、いつまで続けられるのか、すべてが分からない。
(その鍵は隠されていて、見かけ上はバラバラになっていることもあります)
見かけ上はバラバラの鍵。
まるで、それではパズルに描かれた鍵の絵のようだ。
鍵として使うことの出来ない、鍵の絵。
(でも、バラバラのものが一つになった時、私たちは鍵だと思い込んでいたものが)
(実は鍵の形をしていなかった、なんてこともあるのかも知れませんね)
私の体の下で、つかさが、体を震わして笑っている。
少し離れた場所では、こなたが横たわって目を閉じている。
上を見れば、白い球形の天井。
ここにある鍵、鍵の形をしていない鍵。
次の部屋に進むため、私たちが行ったことと言えば、手形に手を当てたり、クイズに正解したり。
こなたがくすぐられて、その……失禁したり、気絶したり。
…ちがう、それでは一体何が「鍵」になっているのか分からない。
「ふぎゃあぁ゛あ゛ははははッッ!だじゅげぇひィいぎゃぃいィいヒヒひヒひひッッ!」
「つかさ……」
私の下に仰向けで横たわり、笑い続けているつかさ。
一刻も早く助けてあげたいのに、私に出来ることは、まとわり付く液体を取り払うことだけ。
しかし、その行動も、つかさにとって苦しみとなって襲い掛かっているに違いない。
つかさを助けるための鍵、私たちが生き延びるための鍵。
クイズと、こなたの失禁と気絶。
駄目だ、あまりにも情報が少なすぎる。
……そう考えて、私はぞっとした。
みゆきの言葉を思い出してしまったからだ。
(その鍵の形が分からなければ、それは見落としてしまうこともあるかも知れません)
(鍵の形を特定するために情報が不足しているなら、もっと集めれば、『形』に気づけるかも知れませんよ)
情報の収集、それは私たちが体験したことと、結果を結びつけるということ。
くすぐられ続けて失禁し、2回も気絶したこなた。
今、つかさは腋の下と脇腹をくすぐられて、笑い続けている。
ここで分かることは『笑い』が鍵にはなっていない、ということ。
最初に私がくすぐられ、次にこなた、ここでは、こなたとつかさがくすぐられている。
ここで分かることは『特定の誰かがくすぐられること』が鍵にはなっていない、ということ。
私がくすぐられた時間は、おそらく数分。
こなたがくすぐられたのは……かなり長い時間。
こなたが開放されたのは、おそらく……こなたが、達したから。
つかさは?
「ぎゅひゅうぅははあ゛あははははぁッア゛ァははははッッ!ぐる゛じぃぃ゛ぃ゛っひっヒッひひギィいぃひひヒひひヒッッ!!」
顔は真っ赤に染まって、その顔には笑いと苦しみが滲み出し、混ざり合っている。
口から流れ出す涎が、つかさの顔の下に小さな水溜りを作り上げていた。
押さえている肩も熱く、そして脂汗でじっとりと濡れている
私の指が腋の下をまさぐっていることでの笑いも混ざっているのだろう。
この状態から一刻も早く開放してあげなくては……でも、どうやって?
「あ゛ああぁア゛アあ゛ははがぁァ゛ッッ!ごわ゛り゛ぇう゛ぅ゛ぅ゛う゛……ッッ!!」
「つかさ!」
ガクガクガクと肩を震わせ、痙攣を始めるつかさ。
その目から光は失われていた。
まずい、このままだと本当につかさが壊れてしまう!
「つかさ!どうしよう……つかさ!ど、どうしよう!」
自問自答、それを口に出したところで、焦りが募るばかりで、良いアイデアなど一つとして浮かんでこない。
「ぐいぃア゛ああァ゛はははッああ゛ぁ゛ァああはははははッッ!!お゛ね゛ぇ゛じゃひゃあぁ゛あぁッッ!!」
髪の毛は乱れ、汗に濡れてボサボサになっている。
手は脇腹に固定されたまま、私の手と液体がくすぐり続ける腋の下は、淡いピンク色に染まっていた。
すでにブラジャーは大きくはだけて、露になった乳房の横も、脇腹すらも紅潮させて。
皮膚が液体の中で震えているのが見える。
その1つ1つの振動が、つかさを笑わせているのだ。
私がこんなことをされたら、決して耐えられない―――
と思った時、私は不思議なことに気づいた。
つかさは液体にくすぐられ続けているのに、私はまるでくすぐられていない。
自分の手に絡みつくような液体の感触はある、しかし、なぜ私はくすぐったくないのか?
腋の下で動かし続けていた指を引き抜くとヌポンと水っぽい音。
手を目の前にかざしてみると、その手には赤黒い液体が付着している。
にも関わらず、手には微かなむず痒さすら感じなかった。
「……」
一回、つかさを離れると液体は機能しなくなるのだろうか。
濡れた手のまま、つかさの腹部に軽く触れている。
赤黒い液体が、まるで意思でも持っているかのようにトロトロと滴り落ち、つかさの腹部の真ん中、おへそへと流れ込んでいった。
まさか、いくらなんでも、そんな動きをする液体があるハズがない。
私が目を疑っていると、つかさの口から今までになく激しい笑い声。
「あ゛あ゛ぁあ゛あはははははははははは!!ぎゃあ゛あァ゛あははははッ!お゛へぞがぁ゛ぁァあぁッッッ!!!」
見ると、おへそに流れ込んだ液体が、その中でフヨフヨと蠢いていた。
まずい、私のせいだ!
「つ、つかさ、ごめん!い、今取るから……」
そう言って、慌ててつかさのお腹へ手を置く。
汗でじっとりと濡れた熱い肌。
指先につかさの体温を感じながら、私は思った。
私の手に触れても反応しない赤黒い液体。
しかし、つかさの体には反応する。
一体、どうして?
(鍵の形が分かったら―――)
みゆきの言葉が再び脳裏を掠めた。
(鍵の形が分かったら、その鍵をどのように使えばいいのかを考えなくてはいけません)
(使い方、誰が、どこで?いつ使えば、その鍵が機能してくれるのか)
いつ、誰が、どこで、どのようにして……
(この鍵が機能するために必要な一連の動作を、トリガーと呼ぶ場合もありますね)
トリガー、鍵を機能させるための一連の動作。
つかさには作用して、私には作用しない液体。
液体には、まるで意思があるように動く能力がある。
つかさをトリガーとして動く液体。
トリガーとして……
なぜ、つかさをトリガーとするのだろう。
……違う、これでは、堂々巡りになってしまう。
なぜ、つかさをトリガー『とするのだろう』ではなく、なぜ、つかさをトリガー『にしたのだろう』
それでは、こなたに対して行われたくすぐりも、トリガーだったのだろうか。
くすぐり、笑わされ、液体の中で……達した。
「……歯車」
ポツリと口から言葉が出た。
すべてのバラバラだったパズルのピースが、音を立てて合わさったように感じた。