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2011/03/05(土)に投稿された記事
くすぐりの塔 After Story -魔王の後継者達- 第1章 あとがき
投稿日時:16:35:10|コメント:0件|》本文を開閉
ディレクトリ:くすぐりの塔AF -魔王の後継者達-
物語に登場したキャラクターの装備や設定を「追記」に載せさせてもらったから、みんな!見てみてくれ!
くすぐりの塔AF・・・・既に塔外に舞台が移っていますが「塔」シリーズで
す。
キーン覇王時代から千年後という思い切った時間経過と、隔離された世界が特
徴です。
まず、キーンが伝説の人物となっている時代にすると決めた時点で、100年
程度では文献やら口伝で、まだ知られている可能性が高いって事で、桁を変え
て1000年にしました(笑)
ただそうなると、伝説も風化し、おとぎ話に格下げになるのは目に見えてお
り、実在の証拠が必要でした。
ですが、アイテムなどでは信憑性が小さく(キリスト教の各所にある聖遺物が
良い例でしょう)否応なしに魔王キーンが実在したと、信じるしかないインパ
クトある物が必須となり、そうした理由で『魔王を世界の一部ごと分断した』
結界に隔離された世界設定が誕生しました。
その結界が何であるか、当時の人々は当然ながら理解し、新たに生まれた子達
は、アレが何かを当然親に問うて、教えてもらう・・・・それを数十代に渡っ
て続ける訳です。
内側の人々も当初は、脱出方法を模索したでしょうが、今は既に生活の一部と
化し、果てのある世界、越えられない壁の内側が彼等の世界であり、常識とな
っています。
言ってしまえば、在っても無くても生活に支障ない・・・・わけです。
で、今回の章は、単に三人となった主役の、大まかな人となりを伝えるだけが
目的の自己紹介エピソードです。
RPG主人公風のウェイブ、パワーファイターのタール、紅一点お約束の魔法使
いカレン。各員、一長一短という特徴を持っていますが、カレンは、いきなり
奥の手である、擬態武装を披露した事で、一歩リードした感もあり、当時、来
たメールでは一番人気になっていました。
今にしてみると、私自身の贔屓もあったかもしれません・・・・・
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本編においては、一介さんサイト掲載時にて制限されていた描写の解禁の他、
一部不要と判断したシーンをカットしていたりしていますが、全体的なストー
リーに支障は生じていません。
ウェイブ
<性 別>
♂
<年 齢>
25
<身体特徴>
身長 170㎝位 / 体格並
<戦闘技能>
闘気士 / 剣士
<戦闘スタイル>
闘気士としては放出戦闘(気孔弾)を得意としており、見る者に魔法戦士の印象
を与える事が多いが、当人は剣士としての自覚の方が高いため、気孔弾使用は
頻繁には行われない。
盾は使用せず、二刀流剣士のスタイルで、戦闘に関しては攻撃を受けるより、
避けることを主眼におき、相手の攻撃をかいくぐって自分の攻撃を命中させる
事が主な戦法となっている。
<現行装備>
①ブロード・ソード×2(主武器)
何の変哲もない片手で扱うタイプの剣。二本とも形状に差異なし。
両腰の鞘に収納。
②ダガーナイフ(大)×2(予備武器)
両腰のトラセナの剣の鞘に重ねる様に隠されている大型ナイフ。
③ダガーナイフ(小)×6(投擲用)
両足の靴(ブーツ)、後ろ腰、鎧の肩パーツに二本づつ隠されている投擲用(ス
ローイン)ナイフ。
④ニードル×20前後(投擲用)
投擲用の大針(コンクリート針の様なもの)
主に鎧の胸部パーツの裏に隠されている。
⑤ハードレザーアーマー(皮鎧)
革製の鎧。特殊機能なし。肩・胸・脛・腕部を保護している。
街の装備屋で入手した鎧一式を、自分の戦闘スタイルに合わせて調整してい
る。
(不要パーツの除去や、ニードル用の鞘の追加など)
<備 考>
闘いの中で生きる事を(戦士業)決めた頃(およそ10歳前後だが、この世界で
は珍しくない)に、キーンの血筋の事を祖父に知らされる。
その当時は特に驚愕も感動もなく、実感も持たないまま、とりあえず家に存在
した先祖の数少ない文献を読んで、キーンが二刀流である事を知り、何気なし
に模倣しはじめる。
闘気士の修行も、その時の断片的文献を頼りに徹底修行し、辛うじて会得。今
に至る。
カレンとタールとのつき合いは数年程度ではあるが、同じ境遇を持つ身として
の絆があり、親戚・兄弟のような感情を持っている。
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<名 前>
タール
<性 別>
♂
<年 齢>
24
<身体特徴>
身長210㎝位 / 筋肉質
<戦闘技能>
闘気士 / 戦士
<戦闘スタイル>
闘気士としては肉体・武具に込めての強化戦闘を得意としており、見た目を反
映している。
身を守る事に関しては、回避より防御に主眼をおき、肉体を鍛え更に鎧を装備
して万全を期し、相手の攻撃に耐えて必殺の一撃を叩き込むのが基本的戦闘パ
ターン。
<現行装備>
①バスタード・ソード(主武器)
基本的にはどこにでもある長剣の類に類するが、彼の規格外の体格にあせてい
るため、かなりの大型武器となる。
柄から先端に行くほど剣の幅が広くなっており、切っ先に重量のバランスが向
いた、変わった造りとなっている。
これは、タールの体格・巨体から繰り出される破壊力を増大させるための工夫
であり、用途的にはポールウェポン(戦斧や槍の類)と同じ。
②ナックル×2(予備武器)
拳に装着し、打撃力の向上と、素手で殴る際の拳の保護を目的としたもの。
タールのサイズに合わせた手袋で、拳部が硬質金属で保護されている。
③プレートメイル(金属鎧)
肩・胸・両腰・脛・腕部に装着されている金属製鎧の一種。
特筆されるような材質ではないものの、通常より大型である分、金属板に厚み
があるため、頑丈。
特に胸部は、戦斧の直撃にも絶えられるほどに厚みと補強が成されている。
<備 考>
地方部族の出身で、両親の身体は至って平均的。誕生時は彼も普通であったも
のの、成長につれてその異端さを現してゆき、今の体格になったのは18歳前
後の時。
それ以前から、恵まれた体格だということで戦士の道は確定したようなもので
あり他の選択は存在していなかった。
血筋に関しては、16歳時に部族の長より語られ、この時に闘気士としての修
行も行われた。
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<名 前>
カレン
<性 別>
♀
<年 齢>
22
<身体特徴>
身長160㎝位 / スタイルは全体的にほぼ平均的
<戦闘技能>
魔法使い / 悪魔使役 / 闘気士
<戦闘スタイル>
魔法を主体とした戦闘を得意としており、1対1よりは多数をまとめて相手に
する闘いに向いている。
攻撃魔法に関しては、全ての属性を不得手なく扱うという器用さを見せる反
面、回復系の魔法に関しては苦手意識を持つ。
魔法の使えない状況においては、魔鎧による武装を用いて対応する事が多い
が、肉体的技能や闘気士技能が低いため、魔具の威力に補われている傾向が高
い。
<現行装備>
①エストック(肉弾戦時主武器))
先端の鋭い棒状の剣。
剣とは言うものの、刃はなく、鋭い先端で鎧を貫く目的の武器。
剣の腕前に期待が持てない女性の力でも上手く行けば相手に致命傷を負わせる
事の出来る軽めの武器・・・と言う事で、ウェイブが選出した。
章半ばで損傷~廃棄となる。
②短剣(予備武器)
護身用に所持しているごく普通の短剣で、柄の部分に魔法発動体がはめ込まれ
ている。
剣としてよりは、魔法発動用の杖代わりとしての役割が高い。
③魔鎧『ミファール』(真・主武器)
鎧にして、武器も兼ねる半悪魔の鎧。
悪魔とはいうものの純性ではなく、こちらの世界の物質と悪魔の合成によって
誕生したもので、自我は殆ど存在せず、防衛本能のみと言っていい存在。
高レベルな耐攻撃魔法能力の他、気配の察知、装着者の治癒能力、精神力回復
能力など、鎧故に装着者の身を守る特殊能力が幾つか備わっているが、その度
合いは日によって変化が生じる。(調子の善し悪しがある)
また、形状は所有者の意志に応じて変化可能で、その一環(応用)として、一部
を武装化する『擬態武装』が存在する。
尚、現装備者カレンの擬態武装は以下の通り。
(1)魔剣擬装
幅広の大剣。
大きさ故に、カレンには使い勝手が悪く、当人が使用した事がない。
(2)魔槍擬装
突撃槍(中世の騎士や貴族の馬上衝突決闘のシーンで見かける槍)タイプ。
突く事に特化した武装で、柄の後方から爆発的噴出を起こして加速、目標に突
撃する。
突撃・投擲どちらでも威力に大差ないが、手放すと直進しかしないため、目標
に正確に命中するためには、所有者が手にしておく必要がある。
3m程のサイズであるため、これもカレンには使い勝手悪し。
(3)魔盾擬装
大型のラウンドシールド。
耐衝撃性・エネルギー攻撃耐性・自己修復能力に特化しているだけでなく、接
触状態であれば敵に喰らいつく事も可能。
(4)魔斧擬装
破壊力重視の大型戦斧。
サイズはタールが持っても少し大きめに見える程のサイズで、使い勝手以前
に、カレンの趣味に合わず、使用経歴なし。
(5)魔弓擬装
擬装シリーズでは小さい部類に入る『弓』。
矢は所有者の精神力で形成され、命中時に相手の命を喰らう。(肉体面より精
神面にダメージを与える)
また、精神集中により巨大な矢を形成する事も可能。
(6)魔爪擬装
指先に20㎝ほどの硬く長い爪を形成。
威力を増大させるため、擬装は両腕全体に及び、筋力強化も施される。
(7)魔鞭擬装
長さ30㎝程の柄を持った鞭。
全体に不規則な棘が付着している他、先端は蛇を思わせる形状となっており、
命中時に目標に食いつき、体内に侵入して致命傷を負わせる。
また、長さや太さも調節可能で、細い糸状にまで細めて振り回すと、周囲のも
のをことごとく知り捨てる事が可能。
(8)魔甲擬装&魔砲擬装
左右どちらか片腕に形成される肉厚の手甲。
表層に射出可能な無数のスパイクが生じる他、中央部に筒状の『砲口』が形成
され、魔力・精神力を媒体にしたエネルギー弾を生成して放つことが可能。
防御を優先した場合『魔甲』、砲撃を優先した場合は『魔砲』と、呼称を変え
ているものの、基本的には同じもの。
ちなみに砲口は連射を優先した小口径多連装式に変化可能。
(9)魔拳擬装
巨大拳骨。
装着者の肩口にとりつき、第二の腕を形成する。
実戦向けではなく、タール等の鉄拳制裁にのみ用いられる。
④マジック・マニキュア
魔法ストックの手法の一環として、カレンが生成した物。
魔法発動体となる宝玉を粉状にして、特殊な魔法液と混ぜ合わせて液状、マニ
キュアに模したもので、一発分の魔法を封じる事ができる、使い捨ての発動
体。
⑤封印の水晶
掌サイズの水晶棒で、内部に人間・動物数体を封じ込める能力を持ったマジッ
クアイテム。
密かにカレンが所持しているもので、本来の用途は兵士の隠密輸送用装備。
<備 考>
類い希とも言える彼女の魔法(攻撃系に限る)の才能は、キーンやその他の血筋
による物ではなく、魔法の師匠によるところが大きい。
キーンの血筋に関しては、幼少の頃から当たり前の様に聞かされていたが、そ
れを事実と認識したのは16歳の時にミファールの所有者となった時となる。
その後、間もなくして両親・師匠と死別。新たな(人生)修行を行うべく、旅を
始め、タールとウェイブに出会う事となる。
それまでは、殆どが一人旅(ミファールに威圧され、言い寄る男が皆無だった)
であった事もあり、得意の魔法技能は必然的に向上していった。
ちなみに、闘気士の技能は、ウェイブ・タールに教えられたもの。本来、気と
魔力が似て非なるものであるため、魔法使いが闘気士の技能を得ることは難し
いとされていたが、やはり血筋による素質があったのか、何とか使える域での
修得に至る。