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2012/07/10(火)に投稿された記事
萃香をこちょこちょ その1
そんなわけでPixivにエロ小説移動計画を考えていたんですが、やっぱ前書きできんのは寂しいので、やっぱやめまちた。
そんなわけで、こちょぐりにーた再始動!
こちょぐりにーた2とか、こちょぐりにーたZとか考えましたが、画像作ったりデザイン変えるのメンドイので、このままいくぜ!
ブログとPixivにハイブリッド・アップロード!
どうだ、この完璧な作戦、さすが俺様である。
・・・え?そんな驚くほどすごい作戦じゃないって?
いやいや、ボツる可能性すらある、書きかけを公開するかもっていう、この勇気がですね・・・
え、そんなことよりエロ小説早くしろこのバカ?
返す言葉もない!
そんなわけで東方の萃香をこちょこちょーその1
今後、東方以外のエロ小説も書いていきたいなー
あ、それと、今、寺信氏さんと「ロリ高校生 獣」をキーワードに、なんか色々やってます。
コラボって面白いっすね。
それは、遙か昔の話。
彼女がまだ『外の世界』にいた頃の、もう何百年も昔の出来事。
あの夜に体験した、ある出来事をきっかけにして、彼女は人にはなかなか言い出し辛い、ある趣向を持つようになった。
それは……
その『秘密』を知っているのは、彼女と共に博麗神社で暮らす霊夢ぐらいのもの。
その趣向は、あまり一般的ではないと言うべきか、ちょっとおかしなものであることは自分でも理解していたが、好きなものは仕方がない。
彼女の趣味趣向、それは『くすぐられるのが好き』なことである。
鬼の仲間である勇儀にも話したことのない、秘密の趣向。
しかし、くすぐられている時に感じる、何とも言えない苦しみと興奮、くすぐられ終えた後に広がる安堵と疲労感は、彼女を虜にし続けていた。
霊夢からも聞かれたことだったが「くすぐられるのって、何が楽しいの?」と聞かれると困ってしまう。
無理矢理絞り出される笑いの衝動?
皮膚の上から刺激を加えられることで、楽しくて仕方がなくなる感覚?
くすぐられている時に感じる、絶望感にも似た苦悶の時間?
くすぐりの魅力を指折り数えて挙げてみても、そのどれ一つとして、霊夢を納得させられそうな物はなかった。
そして、霊夢の質問に萃香が導き出した答えは。
「よく分かんない」
それは、別にアイスが好きでもない人が、アイスが好きな人に「何でアイスが好きなの?」と聞いているのと同じようなものだ。
甘くて、ヒンヤリしていて、氷の粒々が口の中で溶けて行く感覚が好き、と答えても、実際にアイスを食べてみないと分からない。
さらには、アイスという食べ物自体を苦手とする人もいるかも知れない。
自分の趣味趣向などというものは、第三者からすれば、往々にしてそんなものなのである。
今日も朝のお務めを終えて、霊夢は縁側に腰掛けると出涸らしのお茶をズズズッとすすっている。
この時間帯、博麗神社への来訪者もほとんどなく、静かなものだ。
この機を逸してなるものかと、萃香は霊夢の隣に腰を下ろす。
「お務めごくろうだねぇ」
などと、たわいもない言葉を霊夢にかけると、彼女は「……」と、つれない反応。
霊夢は知っているのだ、この時間、萃香はいつも彼女に「ある行為」をねだってくる。
実のところ、最初の頃、霊夢はこの行為に対して、興味はそれほどなかった。
「天下のくすぐられ好き」などと滑稽に自負する彼女の上着の袖は、自分で千切ったのか、それとも時の流れで風化したのか、取り除かれている。
その露出した腋の下をくすぐられることを、萃香は強く所望してくる。
霊夢は、ただ膝の上に乗せた萃香の腕の付け根に、背後から指を差し入れて、こちょこちょするだけ。
キャッキャとまるで子供のように笑いはしゃぐ姿は、見ていて嫌なものではなかったが……
しかし、こんな行為のどこがいいのだろう?と思った。
やがて、萃香は自分がくすぐられ好きであると霊夢に告白できたことが嬉しかったのか、様々なシチュエーションでくすぐってくれと所望するようになった。
裏庭の林に自生する木の枝にぶら下がった状態で、がら空きになった両腋の下を絵筆でサワサワしたり。
博麗神社の裏に沸き出した、ヌルヌルと粘性の高い温泉の中で、ぬるぬるになった腋の下を両手でかき混ぜたり。
萃香の腋の下の中にたこ糸を渦巻き状に置いて、腕を閉じた後、それをゆっくり引き出して笑わせてみたり。
そんな様々な創意工夫を凝らした、くすぐり遊びを続ける中、霊夢の心境にも変化が生じ始めていた。
それは『萃香をもっとくすぐりたい』という、何とも不思議な思い。
「……またやんの?」
わざとつれない台詞を吐き出しながら、霊夢は萃香の顔を見る。
まるで子供が遊んで欲しいオーラを放つような表情で、霊夢を見上げる萃香。
「仕方ないわね……」
呆れた様子でため息を口にするものの、霊夢は決して『その行為』が嫌なわけではない。
くすぐられるのが好きな伊吹萃香、いつの間にかくすぐるのが好きになっていた博麗霊夢。
二人のフィーリングが一致していることが、妙に嬉しくもありながら、気恥ずかしくもあったのだ。
最近の萃香のくすぐられシチュエーション・マイブームは、巨大化して、体の上を霊夢に「探検」してもらうこと。
巨大化した体の上で、小さな霊夢が歩き回るのは想像を絶するくすぐったさであることも確かであり、それが彼女を虜にしている一因でもあった。
しかし、それ以上に、この「探検ごっこ」をする時の、霊夢のテンションが面白い、というのも、この遊びに傾倒する一つの理由であることも間違いない。
空は澄み渡るような青空、西の空にはモクモクと入道雲が沸き立っている。
清々しいほどの晴天の裏庭に、巨大な萃香が仰向けに横たわっている光景、なんともシュールな絵面である。
その両手は後頭部に回されて、がら空きになった両腕の付け根。
近づくと、その綺麗できめの細かな皮膚の上には、じんわりと汗が滲んでいるのが分かる。
「こ、この姿勢でいいか?」
最もくすぐりに弱い腋の下を大きく露出する姿勢のまま、ちょっと赤面した萃香が尋ねてくる。
腋の下は、確かにあまり人には見せない部位ではあるけれど、それが見えることは普通なら恥ずかしがるほどのことではない。
しかし、今の萃香には腕の付け根を露出する姿勢が、ひどく卑猥な姿勢に感じていた。
くすぐり……それは、彼女にとっては遊びであると同時に、ある種の性的な行為にも紐付いている。
そして、この姿勢のまま決して動かず、霊夢のくすぐりをこれから受けようとしていることへの、強い興奮が、鼓動を早めていた。
「いいわ、それなら、今日は『冒険ごっこ』で行くのね?」
何とも子供じみた遊びの名前だが、霊夢はこの遊びが決して嫌いではなかった。
その名称はいかがなものかと思ったが……
まあ誰かに聞かれても「魔法の森の冒険ごっこよ」と誤魔化せるし、何となく意味深で、何らかの暗号のようなものであると勘違いする人もいるかも知れない。
まさか、巨大化した萃香の体の上を歩き回る遊びであるなどと、誰一人として想像すらしないだろう。
そんなわけで、この『冒険ごっこ』という言葉、霊夢は実のところかなり気に入っていた。
「おう! 昨日は『お絵かき遊び』だったから、今日は冒険ごっこ!」
ちなみに、お絵かき遊びとは……聞いたままの意味で、胸にはサラシ、下はドロワー姿のほぼ全裸の萃香の体に、絵筆で様々な絵を描いていくというものである。
絵の具に使うものの中には、ムズムズと痒みを伴うクスリを入れたものも混ぜて、それで萃香のくすぐったくて仕方のない体の、あらゆる部位に文字や絵を描く。
その後、体中を絵の具と汗と涙、そして涎で汚した萃香の体をシャボンで泡立てて、綺麗にするのだ。
大の字に寝そべって、露出した腋のシワ一本一本に、細い絵筆を這わせている時の萃香の笑い狂い方は、今も忘れられそうにない。
「もうゆるじでぇ!!」「なんでもずる゛がら゛ぁ゛ッ!」などと笑い叫んでいる姿を見て、それなら腕を閉じればいいのに、と何度思ったことだろうか。
「じゃあ、始めるわよー」
そう言いながら霊夢が手に持っているアイテムの数々を見て、萃香は期待半分、心配半分。
彼女が両手に持っていたもの、ひとつは習字で使う大きめの筆。
そして、もう一つは、外の世界から伝わったと言われる洗い物用のスポンジ。
投稿日:2012/07/15(日) 03:44:00
久々に来たら再始動してたでござるの巻
ひゃっほい
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