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2012/07/11(水)に投稿された記事
萃香をこちょこちょ その2
俺「先生、俺変なこと思いついて、一時期すごい執着してたんですが、ヤバイっすかね?」
お医者さん「ハートの方は大丈夫ですが肝臓が軽くヤバいです って言うか酒やめろこのバカ」
をマイルドにしたようなこと言われました。
分かっているんだけどやめられない、それがお酒なの!
ううむ・・・結果は良かったんだか悪いんだか。
ちなみにCTで脳みそ診てもらったんですが、やっぱデカいそうです。
デカいだけで何のメリットもない脳みそってのも、どうなんだっつー感じなんですけど。
こう、超絶天才!みたいな、チョコのおまけみたいなの付いてこないっすかね、無理か。
そんなわけで、例の理論とか、そーゆーアイデアは永久封印!
やっぱ、このブログはくすぐり小説で満たされているべきだったんだよ・・・!
と、そんな当たり前なお話をしつつ、萃香をこちょこちょの続きー
足の裏に大挑戦!
実は足の裏をくすぐる表現は、今まで避けて通っていた部分でもあるんですが、こんな感じでどんなもんなんでしょうか・・・
萃香の体は、今や山と言うには語弊があるものの、その太ももは巨木のそれと相違ないほど。
いつものノーマルサイズの時には細くすら感じた太ももに、毎度のことながら驚きつつ、霊夢は萃香の足の裏へ到着する。
萃香の足の裏は、剛力の鬼と呼ぶにはあまりにも綺麗だ。
所々、砂や土で汚れてはいても、その柔らかそうな足の裏を見た霊夢の悪戯心に火が灯されてしまう。
「いつ見ても綺麗な足の裏よねぇ」
そんなことを言いながら、頭上にある足の指の付け根辺りに5本の指を突き立てると、土踏まずまで一気にガリガリーッと引っ掻いてみる。
「ぎひひひひひ!!」
他の皮膚よりもやや固い足の裏の皮膚に対する突然の刺激に、萃香が押し殺したような笑い声を上げる。
その笑い声を聞いた時、霊夢はハッとする。
そう、既に萃香の体をくすぐる遊び『冒険ごっこ』は始まっているのだ。
この『探検ごっこ』という遊び、実はちょっとしたルールがある。
確かに萃香の体の上を動き回って、萃香をくすぐったくて仕方がない状態にしてしまおうという遊びではあるが、それだけではない。
萃香の体の上を冒険と称して歩き回りつつ、萃香がくすぐったくて仕方のないポイントを探し出し、そこにマーキングしていく。
そして、そのくすぐったいポイントを後学に伝えていこうという、役に立つのか立たないのか分からない意義も含まれているのだ。
これは学術的な調査であると言っても過言ではないだろう。
学術的な調査である以上、この行為はいわば重要な史跡調査と同格の念入りさが必要となる。
つまり、『くすぐったくて仕方のない部位を正確に指示する』隊長と、『的確に対象をくすぐったくする』隊員という明確な相互関係が成り立つことになるのだ。
この「遊び」は遊びにあって、遊びにあらず。
萃香の体のどこがくすぐったいか、それを、萃香隊長の意見を伺いながら探求する、言わば幻想郷ドリーム。
……という設定である。
「ふふ……隊長、足の裏を引っ掻くと、この島は笑うみたいですよ、ほーら、こちょこちょこちょ」
今日の設定では、萃香の体を島に見立てることにして、霊夢が妖しげに指先を動かしながら言葉を放つ。
冒険ごっこ、それにはやはり隊長と隊員が不可欠とする萃香のこだわりに、最初は嫌々付き合っていた感のある霊夢。
しかし、今となっては、もはやノリノリである。
「く、くすぐったいポイントを探せ!」
「りょーかい」
萃香の指示に気のない返事を返した霊夢は、再び足の裏に指を5本立てて、指の付け根をガシガシと引っ掻き始める。
そこは足の裏でも一際、皮膚が柔らかな部分。
そこを小さな手が引っかき回すものだから、たまったものではない。
「はぁあっぅっ! ぐひひひひひひっ!」
足の指が反り上がり、それに合わせて足の裏の皮膚がピクピクと痙攣するように動く。
かと思うと、くすぐられている指の付け根を隠そうとするのか、グッと指を曲げて霊夢の手の動きを抑え込もうとする。
しかし、小さな霊夢の手は、そんな必死の抵抗をかいくぐりながら、柔らかではあるものの、僅かな弾力を持った皮膚を執拗に引っ掻き続けていた。
「ひひひひひひひッ! そ、そこ弱いってッ! くっくっくっくっくっ!」
歯を食いしばり、弱点に加えられるむず痒い刺激を必死に我慢する萃香。
しかし、激しい笑い声を上げないことから察するに、そこは、かろうじてくすぐりに耐えられる部位であるようだ。
ならばと、今度は足の裏の腹に指先の遊び場を移動した霊夢は、そこに10本の指を突き立てる。
「ぎひゃあぁっ!?」
悲鳴なのか笑い声なのか分からないような声を上げた萃香。
足の指が縮こまり、無数のシワが足の裏全体に浮かび上がる。
さらに指を食い込ませると、指先に感じるのは、仄かな固さと弾力感、そして、その厚めの皮膚の下に隠された柔らかな感触。
そのままの手の形で、手を足の裏の腹から、土踏まずまで引っ掻き下ろす。
ガリガリガリガリ……
引っ掻かれた足の裏の皮膚が一瞬白くなり、一瞬だけ桜色に染まった後、すぐに肌色に戻る。
くすぐりに弱い足の裏をこんな風にされて、耐えられるはずがない。
「くひひひひひひッ!」
土踏まずまで引き下げた両手を、同じ道のりで引っ掻き上げていく。
再びガリガリガリッと萃香の大きな足の裏を引っ掻く音と共に、足の裏が縮こまる。
「あははははッ!!」
笑い声が収まる前に、再び同じように手を引っ掻き下げては、土踏まずへ。
間髪入れず、10本の指で足の裏を引っ掻き上げる。
「あはははははははッ!! きつぃィひひひひひひひひひ!」
何度も往復する中で、足の裏にじっとりと薄く汗が滲み始める。
それは、萃香が前進に汗をかき始めたことを告げる合図。
汗ばんで滑りが良くなった萃香の体をくすぐるのが、最近の霊夢のお気に入り。
まだ少しだけ物足りなさを感じながらも、桜色に染まった足の裏探訪の旅は終わりを迎える。
霊夢には、これから萃香の全身を探検するという、大仕事が残っているのである。