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2008/05/13(火)に投稿された記事
FF5のレナをコチョコチョ その1
投稿日時:02:01:48|コメント:1件|トラックバック:0件|》本文を開閉
知らない人は
Google で『メリュジーヌ』を検索
をご覧くだちぃ・・・
朦朧とした意識の中で彼女は鉛のように重い瞼を持ち上げながら、必死に記憶の綱をたぐり寄せていく。
城の中でも一番の高さを誇るテラスから見上げた空に沸き上がる漆黒の黒。
それがあっという間に青空を覆い尽くしたかと思うと、闇の雲間から無数の火柱が降り注ぐ。
まさに世の終末を伝えた黙示録の一節にでも登場しそうな地獄絵図。
庭園の草木が次々と燃え上がり、頑丈な大理石の柱に無数のヒビが走っていく。
呼吸が苦しくなり倒れ込む瞬間、何者かの気配を背後に感じたような気がした……
「……」
重くもたげている顔を上げながら僅かに残る霞んだ残像が瞼の裏側に映り込む。
視界に最初に飛び込んできたのは、薄暗い赤レンガの壁だった。
「……こ…ここは……」
全身が次第に力を取り戻し、ぼやけていた視界もはっきりとして行く。
体がひどく引きつっているような感覚を覚えて、一体自分がどうなってしまったのかと不安に思いつつ身をよじる。
ジャラ……
頭上で響くのは冷たい金属同士が擦れ合う音。
驚いて顔を上げると彼女の両手首には深紅の革ベルトが巻き付いていた。
天井は粗い土蔵のようで所々にヒビが走っているのが分かる。
その土蔵のような天井から1本の太い鎖が垂れて、彼女の両腕を縛り付けているベルトに繋がっていた。
「な、なに……なにコレっ…!」
両手首にギュッと巻き付いたベルトは固く結ばれていて、彼女が少しばかり身じろぎした程度では外せそうにない。
頭上に持ち上げられている両腕を降ろそうと腕に力を込めるが、鎖がジャラジャラと冷たい音を立てるだけ。
何とか天井を落として鎖を断ち切る事ができないものかと渾身の力を込めるものの、それは無駄な足掻きにしかならない。
視線を移して自分の足下を見下ろすと、床は紫色のじゅうたんに覆われている。
かろうじてつま先が床の上に達する程度ではあるが、何とかつま先立ちをする事で両腕に全体重がかかる事を防ぐ事ができる。
フカフカとした柔らかな感触、どうやら両足は拘束されていないらしい。
ほっとしたのもつかの間。
カツン
背後で何者かの足音を聞き、彼女は心臓が飛び出そうになる。
びっくりして振り向こうにも両腕はガッチリと革ベルトで固定されている。
鎖はひどく重く、自由に体を動かそうにもジャラジャラと音を立てるばかりで振り返る事から容易な事ではない。
カツン、カツン
背後から響く何者かの足音、あせあせと身をよじろうにも体の自由が効かず、顔を後ろに向けようにも両腕がそれを邪魔して振り返る事もできない。
「だ、だ、誰っ!?」
気丈な言葉を吐き出したつもりだったが、必要に以上に言葉に詰まってしまった。
奥歯が恐怖にカタカタと震えているのが分かる。
自分の体を拘束している1本の鎖と革ベルト。
ここがどこなのかは分からないが、おそらくタイクーン城の中ではないのだろう。
こんな場所に自分を連れてきて拘束する人物……心当たりは一人しかいない。
「エ、エ……エクスデス!?」
思わず語尾の声が裏返ってしまう。
恐怖がいよいよ彼女の体を支配し始めていた。
今、自分は一人きり、周囲には仲間は誰一人としていない。
いつも守ってくれたバッツも、自分の姉であったと分かったファリスも、彼女にとっては妹のようなクルルもいない。
たった一人だけで体の自由を奪われている……
剣も防具もなく、魔法を使おうにも体の中には仄かにすら魔力の力が感じられない。
分厚い鎧を身につけているわけでもなく、体を守ってくれるのは薄いミニドレスだけ。
脆弱な防具に両腕を持ち上げられて無防備な姿を晒している自分に、今ここで一体のモンスターが襲いかかったとしたら一瞬にして食い殺されてしまうだろう。
ガチガチと口の中で歯が震えて噛み合う音が響き、額から生暖かい脂汗が滲み出す。
ドクドクと心臓が激しく鼓動し、恐怖が自分の背後に少しずつ近づいてくるのが在り在りと感じられた。
「ひ、ひひひひひ……ひ、卑怯よ!く、鎖を外しなさいよ!」
あらん限りの声で叫び、何とか強がってみようと言葉を発するが声が震えているのが自分でも分かる。
カツン、カツン……
足音は彼女のすぐ後ろまで迫り、止まった。
ドクドクドク……と心音がますます強くなり、全身から血の気が引いていくのが分かる。
無防備な姿勢、両足を持ち上げて蹴り回してやろうとつま先を床から持ち上げようとする、しかし。
「……うっ」
思い切り蹴り上げようとした膝にガクンと激しい衝撃。
鈍い痛みと持ち上がらない両足に、彼女の頭の中ではいくつもの「?」が浮かぶ。
慌てて視線を落とした彼女は、自分の膝に取り付けられている金具のような物を見つけて愕然とした。
両足だけは拘束されていないと安心していた。
それなのに、自分の両膝に取り付けられている金具は、膝の関節を取り巻くようにして取り付けられており、彼女から足を曲げる自由を奪い去っているのだ。
「……え…え?」
膝を曲げられないとなると、太ももの付け根の筋肉で足を蹴れ出さなくてはならない。
しかし両足を振り上げるためには、床につま先立ちをした姿勢では十分な力を得る事はできるとは思えなかった。
仮に足を振り上げたとしたら、バランスを崩して両腕に自分の全体重がかかってしまう事になりかねない。
そうなった場合、両手首を縛り付けている革ベルトは皮膚に食い込み、相当の痛みを流し込んでくる事だけは確かだった。
『ふふ……元気な子ねぇ』
耳元で艶めかしさすら思われる女性の声が響く。
ビクッと彼女は肩を震わすと「だ、だだだだ誰!?」と、強い口調に震えを混ぜて威嚇の言葉をぶつけてみた。
『もう。そんなに怖がらなくていいのよ?別に痛い事なんてしないんだから……』
そう良いながらフゥッと耳元に息を吹きかけてくる。
生暖かい、少しだけ甘い香りがする吐息が耳を撫でる感覚に、彼女は思わず首をすくめてしまう。
『あら、敏感ね……』
そう言いながら、その声の主がゆっくりと彼女の前へと移動していく。
ドクッドクッドクッと心臓が張り裂けんばかりに鼓動し、恐怖が頂点へ達していく。
「い、いいい……い、い、今……今すぐ!今すぐ私を離しなさいよ!」
強い口調も震える言葉の中に覇気を失ってしまう。
ガタガタと肩が震え、鎖につながれた腕にも震えが伝わっていく。
『あら怖い。ふふ……でも、とても可愛い……』
彼女の視界に言葉の主が入り込んでくる。
長い茶色の長髪、上気したように紅色に染まった頬。
大きな瞳は憂いを含むように濡れて、桜色の唇は僅かに濡れているように思えた。
(え……女の人……?)
彼女は動揺を隠せなかった。
どんな得体の知れないモンスターが姿を見せるのかと身構えていた彼女の視界に入り込んできたのは、人間の女性の姿をしている。
ただ一つ、普通の人間とは異なる部分を挙げるとしたら、何も衣服を身につけていないという事だけ。
『うふふ……お話は聞いてるわ。レナちゃんでしょ?』
桜色の小振りな唇が小さく動いて言葉を奏でるように発する。
端正な顔つきに高い鼻。
目尻にはキラキラと輝く金粉のような物がまぶされて、長い髪の毛の中にも虹色に輝く粉のような物が垣間見る事ができる。
(……す、すごい…美人……)
まるで裸である事を恥じらう様子もなく、自分に顔を近づけてニコニコと微笑む女性。
吸い込まれそうなほどに青く透き通った瞳。
口元から覗く白く整った歯。
あまりにも整いすぎていて不自然に思えるほど、その女性は美しく、そして艶めかしくレナの顔を見つめ続けている。
「……わ、わ、私を……ど、どうする気……?」
あまりに美しさに気後れしてしまいながら、さ気ほどまでとは打って変わって弱々しい言葉で尋ねてしまう。
その言葉に女性はニコリと微笑んでから、一歩後ろに下がる。
『あら?エッチな事でもされるかと思った?』
悪戯っぽく笑って身を翻すように床の上で優雅に一回転した女性は、ハラハラと舞い落ちる髪の毛を手で解くような仕草をしながらレナの体に舐めるような視線を送り始める。
細めた瞳は潤んでいて、同性であるレナにあっても思わずドキリとしてしまうほどの色っぽさが漂う。
じっくりと視線でレナを撫で回した女性は小さく笑うと。
『うーん、エッチな事も悪くはないんだけど、ね……レナちゃんが、あんまりエッチな服を着てるから、別のコトをしてあげようかなって』
「エ、エッチ……って……エッチじゃないでしょ!?普通のドレスだよ!?」
レナは自分の顔がボッと熱くなるのを感じて、思わず必死な言葉を返してしまう。
お気に入りのスポーティなミニドレスをエッチな服装と言われた事への戸惑い。
同時に、全裸というこの上なくエロティックな姿の彼女に『エッチ』という言葉を投げかけられた事への羞恥心。
様々な感情が心の中でまぜこぜになり、レナは頭の中がジワジワと痺れるように混乱していくような不思議な感覚にとらわれ始めている。
『ふふ……だって、こんなに腋の下を広げちゃって……』
フワリと舞うようにレナの前に立った女性。
その艶めかしい瞳が、天井から垂らされた鎖に縛り付けられてバンザイの姿勢で拘束されている彼女の腕の付け根に注がれる。
『こんなにエッチな腋の下が目の前にあるんですもの……悪戯したくなっちゃう』
ポツリと囁くように女性は言うと、レナの瞳を見つめて目を細め。
『そう言えば、自己紹介がまだだったわね……私はメリュジーヌ。レナちゃんと遊べて嬉しいわ』
「え……え?…え?」
レナはメリュジーヌの言葉を理解できずに目をパチクリと瞬かせて、妖艶な微笑みを湛えたままの彼女の瞳を見つめてしまう。
濃い青色の瞳は、まるで美しい南国の海を思わせるほどに澄み切っている。
頭の奥が痺れるような感覚、まるで深く美しい水底へ沈んでいくかのような不思議な感覚。
(なんだろう……頭がぼーっとして……)
袖がないミニドレスを身につけて、バンザイの格好のまま腕を下ろす事が出来ない。
大きく露出したレナの白い肌にメリュジーヌの細く長い指先が少しずつ近づいていく。
『ふふ……つんつんっ』
クニュックニュッ
レナの両方の腋の下にメリュジーヌの指先が突き刺さり、微睡むような感覚の中にいたレナが突然の刺激にビクッと体を震わせる。
「きゃっ!」
敏感な腋の下を細い指先で優しく突っつかれる刺激。
ぼんやりとして無防備だったレナは、敏感な皮膚に加えられた指先での悪戯に身をよじろうとする。
しかし頑丈な鎖で天井に持ち上げられた両腕をすくめようにも、僅かにしか腕を引き下ろす事ができない。
『敏感ね……つんつんっ』
腋の下に再び突き刺さる指先。
大きく広げられた腋の下の柔らかな皮膚に、メリュジーヌの細い指先がクニックニッと沈み込む。
薄い皮膚の下に走る神経に流し込まれる刺激の塊に、レナが再び身をよじろうとする。
「きゃはっ!はひゃっ!」
敏感な腋の下を指先でツンツンと突かれる感触に思わず甲高い声が漏れる。
『綺麗な腋の下……丁寧に処理してるのね……』
指先が右腋の下に触れ、その皮膚の上を指の腹でゆっくりと撫で始める。
綺麗なきめの細かな腋の下の上を、細く長い人差し指が「の」の字を書くようにゆっくりと這い回る感覚。
あどけなさを残すレナの腋の下には、その優しい刺激すら強烈なくすぐったさとして届いてしまう。
「はっ…!きゃはっ!……ちょ…ちょっと!ひゃっ!」
『どう?こういうのも、たまにはいいでしょ?』
微笑みながら人差し指でレナの右腋の下の上を撫で続けるメリュジーヌ。
敏感な腋の下の皮膚の上に走る、弱々しくも強い存在感を放ってクニクニと這い回る指の腹の感触。
「きゃは!ひゃは!ひっ……!きひゃっ!くっ……な、撫でない…でぇっ!」
メリュジーヌは笑いを含ませてビクッビクッと体を跳ね上がらせるレナの顔を覗き込むように見つめながら、右腋の下への愛撫は止めようとしない。
指先で二の腕近くまでスルスルと移動したかと思うと、すぐに腋の下の真ん中辺りまで下って、大きく広げられている腋の下の窪み辺りに指先を走らせる。
少しずつ皮膚の上に汗が滲み始め、腋の下の上を撫で回す人差し指に皮膚がピクピクッと引っかかるようになる。
「はっ!きゃっ!くはっ!あぁっ!わ、ワキはっ!あはっ!」
『だってレナちゃんが悪いのよ?こんな袖がない服なんて着てるから。だから、バンザイさせられて腋の下をコチョコチョされちゃうのよ?』
理屈が通らないメリュジーヌの言葉。
彼女の指先が2本に増やされて、クニュクニュとレナの柔らかな腋の下の皮膚を持ち上げるように刺激し始める。
汗ばみペトペトと指先にくっつく皮膚の感触を楽しみながら、メリュジーヌは腋の下の至る所の皮膚をクニュクニュと刺激していく。
優しく爪先でツゥッと撫でたかと思うと指先で柔らかな皮膚をめくり上げ、少しだけ腋の下に指先をグニグニと押しつけて振動させたりする。
敏感なくすぐりに弱い腋の下には、そんな弱々しい刺激でも十分なくすぐったさを与える事ができる。
「ひっ!ふひゃっ!あっ!ひゃはぁぁっ!あはっ!も、もうっ!やめて…ぇッ!きゃは!」
『あら、まだ始まったばかりじゃない。これからレナちゃんの腋の下をおかしくしちゃうんだから、今からそれじゃ保たないわよ?』
投稿日:2008/05/20(火) 02:24:53
メリュジーヌとかコア過ぎる……
だがだいすきだッッッッッ!
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