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2008/01/25(金)に投稿された記事
Google先生はおっしゃった!脇の下舐め
投稿日時:01:06:09|コメント:0件|トラックバック:0件|》本文を開閉
闇の中には、無数の光りがチカチカと瞬き、さながら、星空のような様相を呈している。
分厚い窓ガラスの向こう側には、鈍く銀色に光る小さなベッドの様な物が配されていた。
そのベッドの上に横たわる、一人の少女。
彼女の両腕両足は、ベッドの両端にベルトの様な物で固定され、「X」の形に拘束されている。
しきりに、顔を上げて周囲をキョロキョロと伺う少女。
人の気配のない室内、ただ、機械が動く微かな音が聞こえているだけ。
そこに、突然、人の声が響く。
『これより、HMX-12の耐久試験を行います』
X字に拘束された少女は、胸と腰に黒いテープのような物が巻き付けられているだけ。
二の腕には、小さなバンドのような物が巻き付けられ、そこから何本ものケーブルが伸びている。
そのケーブルは1台のパソコンに接続され、ディスプレイには「記録中」という文字が表示されていた。
『この試験は機械素体の高熱状態を試験します。都合、自己防衛的シャットダウン機能はオフとしています』
その言葉が終わると同時に、室内の壁がスッと開き、中から犬に似た動物が姿を現す。
正確には、犬のようなロボットと言うべきだろうか。
両足が長く、体の大きな犬型のアニマロイドは、静かに彼女へ近づいていく。
一匹のアニマロイドが、彼女の横に座ると『被験者確認。これより、感覚試験を開始します』と言った。
その言葉に、少女の顔が僅かに強ばる。
壁から現れた2匹のアニマロイドが、一斉に少女の大きく開かれた腋の下へ口を寄せる。
そして、その口に当たる部分から白い舌の様な物を突き出して、腋の下をペロペロと舐め始める。
「……はぅぅっ!!」
ガクガクッと、マルチの体が大きくのけ反る。
しかし、両手足を拘束されているため、大きく体を震わせても、ベッドの上から逃れる事も、腕を下ろす事もできない。
アニマロイド達は、そんな彼女の腋の下に顔を近づけ、白い舌で、マルチの腋の下を舐め続ける。
「あうッ!…あはははははっ!あははははは!!」
グッと腕を縮こまらせようとするが、ベルトが両腕を縛り付け、彼女に自由を許さない。
開かれたままの腋の下へ、容赦なくアニマロイド達の舌が這い回る。
舌は僅かに濡れていて、ひんやりとしている。
唾液のようにヌルヌルとしていて、それが柔らかな舌によって、薄い腋の下の皮膚に塗り込まれる刺激に、マルチは大声で笑い声を上げる。
「あははははははっ!ひひッ!?あははははははははは!……い、犬さんッ!?や、やめッ!くくくくっ!」
その舌から分泌される液体は、舌と彼女の腋の下が擦れ合う事で、人工の皮膚と舌同士の摩擦を和らげてくれる。
しかし、柔らかな舌先が、彼女の敏感な肌をヌルヌルと舐める刺激は、その分泌液によって、より大きな物になってしまう。
「ははははははは!くふっ!?はぅぅッ!くへへっ!?あははははははははは!!」
顔をしかめて、目を強く閉じ大声で笑いながら、全身をブルブルと震わせる。
頭を大きく左右に振って、何とか、両腋の下から流れ込んでくる激しいくすぐったさを和らげようとするが、それは無駄なあがきに過ぎなかった。
ぺちやぺちゃぺちゃ……
暗がりの中、ベッドに横になるマルチの両腋の下が、分泌液に濡れてヌラヌラと怪しい光りを放っている。
「ひひひッ!ひははははっ!あはははっ!あはっ……くふふふふッ!?」
腋の下の薄い皮膚を、舌がめくり上げるように舐め上げては、舐め下ろす。
大きく開かれ、防ぐ事も許されない腋の下に、舌が執拗に這い回る。
薄い皮膚に舌が触れると、ベロンと皮膚を舐め上げ、その刺激が彼女を笑いへの誘っていく。
「あはははははははッ!!あーっはははははッ!も、もう止め……ぷひゃっ!?…やめッ……くくっ!……やめぇッ!!うははははっ!」
くちゅっ、ぺちょっ……ぺちゃっ、ぺちゃっ…
腋の下を舐める舌の音が、生々しく室内に響く。
「くはははははは!も、もう……ひひっ!もう止めてくださッ……あははははははは!」
どんなに彼女が懇願しても、両方の腋の下を舐めるアニマロイドは、その舌を止めてくれない。
執拗に、しつこく、腋の下をペロペロと舐め回す。
「あはははははははは!こ、壊れるッ!腋がぁぁ!!腋の下が壊れッ…あははははははは!!」
少女の小さな体が、ベッドの上をのたうち回る。
激しいくすぐったさに、全身から汗が噴き出し、拭えない涙が頬をぽろぽろと伝う。
しかし、アニマロイド達には慈悲の心もなければ、ただ命令された行為を続けるだけ。
「くくくッ!ひはッ!?……やめぇぇッ!あははははははは!あーっはっはっはっ!あーっはははははははは!!」
腋の下を舐められ、もてあそばれて、少女が頭をブンブン振り回して、涎をまき散らす。
ボサボサになった髪の毛が額に貼り付き、手足はビクビクッと痙攣を起こし始めていた。
それでも、アニマロイド達は、彼女の腋の下をペロペロと舐め続ける。
「くはははははははは!!腋ばっかりダメぇ!!……お、お願い…ッ…あははっ!お願いですからぁぁぁ!!」
泣き叫び、ベッドの上で転げ回る。
それでも、腋の下の敏感な皮膚をヌルヌル、ペチャペチャと舐め回す舌は決して止まらない。
「あははははははは!もうやだぁぁ!!……ひひっ!?くすぐりやだぁぁぁッッ!!」
少女は大声で笑いながら、全身をガクッガクッと震わせる。
くすぐったさに笑いすぎて、彼女の内部機構が危険を察知しても、シャットダウン命令を受け付けない。
「あーっはははははは!!ひひひっ!もうやだぁぁぁッ……くふふっ!?あははははははははは!!」
試験機体である彼女に課せられた使命、それは耐久試験に耐え抜く事。
痛みや苦しみと言った方法での耐久試験は、彼女のように高度な知性を持ったヒューマロイドにとっては酷だろう。
研究員達の優しさが、彼女の全身にくすぐったさを与えている。
「くはははっ!?あははははははっ!あははははははは!!助けッ……くははははははっ!ひゃはははははははははは!!」
一段と笑い声が激しくなる。
腋の下への強烈な舌による刺激に、全身を激しくばたつかせる。
しかし、彼女の体はX字のまま、動かすことも逃げ出す事もできない。
まだ、試験は始まったばかり。
この研究所の朝が訪れるのは、午前9時。
時計は未だ、午後10時を指したばかりである。