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2008/01/05(土)に投稿された記事
つかさをこちょこちょ & コメへのご返事
投稿日時:02:59:39|コメント:1件|トラックバック:0件|》本文を開閉
ディレクトリ:らきすた - つかさをこちょこちょ
かがみ×つかさ
ブロッサムさんの描かれた絵をリスペクト!(平たく言うとパクりました。ごめんなさい)
時計の秒針が、チッチッチッと時を刻む音。
チュンチュンと、スズメがさえずる声。
まどろみの甘みを残しながら、ゆっくりと目を開く。
……ぼーっとした頭で、朝の訪れを知った私はゆっくりと体を起こす。
枕元に置かれた目覚まし時計を見ると、朝6時。
ぼんやりとしたまま部屋の壁を見つめ、まどろみの世界から自分をゆっくりと引き戻していく。
さっきまで覚えていた、寝ている間に見た夢は影を潜め、少しずつ布団とシーツの感触を下半身に感じ始めていた。
「……あっ」
頭の中に漂っていた霞(かすみ)が晴れ始めると、私の脳裏に、昨日のある光景が思い浮かぶ。
最近、お姉ちゃんと、こなちゃんは妙に仲がいい。
何かあったのだろうかと聞いても、二人とも軽くはぐらかすばかり。
別に仲間はずれにされるわけではなかったが、ちょっとだけ悔しくて、そっと二人の帰り道を追いかけた。
こなちゃんの家に入った二人。
いけないことだと知りつつも、閉められたカーテンの隙間からのぞき見た光景に、私は目を疑った。
ソファを背にした、タンクトップ姿のこなちゃんと、それをじっと見下ろすお姉ちゃん。
良く見ると、こなちゃんの両腕は、ソファの背もたれに、ロープみたいな物で縛り付けられているみたいに見えた。
薄暗い室内で、二人はじっと見つめて合っている。
そして……
お姉ちゃんの手が、こなちゃんの肌に触れると、こなちゃんの体がビクッと震えた。
何をやっているんだろう?
私の疑問に、お姉ちゃんは、その指先の動きで答えてくれた。
こなちゃんの大きく開かれた脇の下に差し込まれる、お姉ちゃんの指先。
こなちゃんの顔が大きく歪んで、その口から、大きな笑い声がほとばしる。
『くひッ!か、かがみィ!』
甘えるみたいな、こなちゃんの声。
そんな彼女に覆い被さるみたいにして、お姉ちゃんの指先が脇の下を優しく撫でるみたいにくすぐっている。
『…そ、そこは…ひぁッ!……そこはダメだってぇ…ッ!』
こなちゃんが、お姉ちゃんの指先に悶え、必死に笑い声を上げまいと我慢している。
それを楽しむみたいにして、笑顔のお姉ちゃんは、指先を、まるで踊らすみたいに動かしていた。
『今日は、よくも教科書忘れてくれたわねぇ……』
『わ、わざとじゃないッ…てばッ…うひィッ…!ひはっ!…ちょ、ちょッ……!あひぃっ!』
お姉ちゃんは言葉と裏腹に、笑顔でこなちゃんの体の上に指を転がしている。
眉を下げて、目を強く閉じたこなちゃんが、その指先に踊られるみたいに、体を震わせる。
……何となく、こなちゃんとお姉ちゃんの仲が、今まで以上に強まった理由が分かったような気がした。
二人だけの、きっと私にも踏み込むことが許されない秘密の時間。
当然、私は窓からのぞいてました、などと言えるはずもない。
6時半を過ぎて、家に帰ってきたお姉ちゃんの前で、私は努めて、普段通りを装っていた。
でも……
「……こ、こなちゃん…かわいかったな……」
ポツリと言葉が漏れ、慌てて回りを見回す。
どくっどくっと、心臓の鼓動が早まり、自分でも理由の分からない気持ちが、胸の奥から沸き上がってくるような気がした。
こなちゃんと、お姉ちゃんだけの秘密の時間。
コチョコチョなんて子供っぽい、きっと私でなくても、みんなそう思うに違いない。
だけど、二人の遊びを目の当たりにした私は、こなちゃんの身もだえる姿と、お姉ちゃんの指先の動きを、何度も思い返してしまう。
「……」
無言で、自分の指先を見つめる。
細くて、お姉ちゃんと比べると、ほんのちょっとだけ短い指。
この指先で、昨日のお姉ちゃんみたいに、こなちゃんをくすぐったら……
こなちゃんは、どんな風に反応してくれるんだろう…?
そんな思いが、脳裏を埋め尽くしていく。
「こなちゃん……」
小さく、彼女の名前を口にしてみる。
こなちゃんの大きな瞳、自然に流れるような長い髪の毛。
少しだけ色黒な肌、女の私が触れても柔らかく感じる、彼女の指先。
…もし、こなちゃんの指で、私がくすぐられたら……?
そんなことを思い、小さく息を吹く。
夏場の蒸し暑い部屋の中にあっても、自分でも驚くほど熱い吐息。
心音はますます高まり、体中が汗ばんできてしまう。
シーツを引っ張って、腰から下へかける。
見つめていた指先を、そっと、パジャマのズボンの口から忍ばせる。
パンティのゴムをめくって、ふと指先を肌に触れさせた。
汗ばみ熱くなった肌の上に指先を滑らせて、足の付け根へ。
いつも、ここまで指先を至らせて、強い背徳感が心を包み込む。
自分の指先で、自分のエッチな場所に触れる、それは、きっといけないことだと分かっていた。
でも、頭の中で、こなちゃんの顔が浮かび、こなちゃんの声が浮かび……
こなちゃんの体をくすぐっていた、お姉ちゃんの姿が浮かぶ。
途中で私は帰ってしまったけれど、あの後、どのぐらい、こなちゃんはお姉ちゃんにコチョコチョされたんだろう?
こなちゃん、ソファに縛り付けられていたのかな……
どんなにくすぐったくても、動けないって、どんな感じなんだろう?
そう言えば、お姉ちゃんとくすぐりっこしたのって、もう何年前ぐらいなんだろう?
もし、私がこなちゃんに、同じように縛られて、コチョコチョされたら、どのぐらい我慢できるんだろう?
指先で秘部を触れる。
しっとりと濡れる指先、トロリとした粘液が指先を伝うのを感じる。
柔らかな2つの肉の丘を親指と人差し指で広げて、その間へ中指を差し入れる。
「……はぅっ」
ビクッと体が震え、自分でも驚くほどに快感が全身を走り抜けた。
「…はぁ……はぁ…す、すごいぃ……」
自分の指先による刺激とは思えないほどの……いつもとは明らかに異なる、強い悦び。
気持ちよすぎて、思わず止めてしまった指先。
意を決して、再び指先で秘部の内側の、柔らかな壁をなぞってみる。
「……はぁ…はぁぅッ」
ほんの少しだけ指を動かしただけなのに、ものすごい刺激が突き抜けた。
驚きながら、ただ、期待に思わず胸躍らせてしまう。
「す、すごい……すごいよ……」
ドキドキドキ……
鼓動が早まり、再び指先を動かす。
今度は優しく、ゆっくりと……
柔らかな肉壁にクリクリと指先を……
「ふ、ふぁぁッ!?」
再び凄まじい快感の波。
「きょ、今日のすごい……すごすぎ……」
自分でも驚くほどの快楽が、ほんの少しだけ触れただけで走り抜ける。
全身から汗が噴き出し、頬を何本もの汗の筋が流れ落ちる。
油断していると、あっという間に果ててしまいそうで、必死にどうしたものかと悩む自分をバカらしく思いつつ、必死になって指先を動かしていく。
クニッと柔らかな肉に爪を当てる。
「…ふぇっ!?」
な、なんで??
いつもなら、決して強くもない刺激なのに、今日に限っては、ものすごい快感が生まれてしまう。
慌てて、指先を動かすまいと腕を動かすと、中指の腹が思わず肉壁をこする。
「ひぁぁっ!」
恐ろしいほどの快感に、思わず指先を引き抜こうとするが、思わず丘を広げていた親指と人差し指を離してしまった。
柔らかで湿った感触に、はっとする。
クチュッと水っぽい音を立てて、中指が秘部の中に取り残されてしまった。
ど、どうしよう……
肉壁に挟まれた中指をどうにかしなくては、と中指をわずかに動かす。
「はぁぁっ!あうぅ!」
ほんの少しだけの動きでも、全身がガクガクと震えるほどの快楽が押し寄せる。
「な、な…な…なんで!?ふぁぁっ!」
慌てて指先を引き抜こうとするが、ほんの少しでも動かそうものなら、秘部の中で次々と快楽が連鎖的に生まれてしまう。
「…ど、どうしよう……どうしよう……」
あまりに強すぎる刺激、ほんの少しでも、それが体を突き抜けただけで、頭の中が真っ白になってしまいそうになる。
今日の私はおかしい。
絶対におかしい。
そうだ……別のことを考えよう。
べ、別のこと……
『つかさ……ここ、こうされると、どゆ感じ?ほれほれー』
な、なんで、こなちゃん!?
「はぅぅ!」
自分の意志とは裏腹に、指先が動いてしまう。
「こ、こなちゃん……ふぁぁっ!!」
必死に、こなちゃんのことを考えないように努めるが、私の頭の中のこなちゃんは、意地悪そうな笑顔で私の指先に動け動けと命令する。
『ほら、こことか、クニクニクニっと』
「あっ…あぅっ……!こ、こなちゃ……はぅぅぅ!!」
秘部に覆われた指先が、モゾモゾと動き始める。
柔らかな肉を押しのけるみたいにして、濡れた粘膜の中を動き回る。
「はぅぅ!…だめだよッ!……あぅぅぅぅ!」
クチュ、クチュ、クチュ……
股間から漏れる、水っぽい音。
『そんじゃ、まあ、こういうトコとか、どうかねぇ?』
指先を曲げ、肉壁に指先が潜り込む。
新たな場所に加わった、やや強い刺激。
こんなに感じやすい状態で、そんな力が加わったら堪らない。
「はぁぁ!!ふぇぇ……ふあぁぁ!こ、こなちゃんッ!こ、こなちゃん!」
激しい快感、恐ろしいほどの刺激。
「す、すごいっ!…すごいよぉぉ……」
『つかさ、ぐちょぐちょじゃん。エッチだねぇ……』
「ち、ちがう……はぁぅっ!」
クチュクチュクチュ……
私の中のこなちゃんが、私の指の動きを早めていく。
どこを触れても強烈な刺激が走り抜ける場所で、指先が粘膜をめくり上げ、撫でこする。
中指が絡め取る粘膜が指先をニュルリと動き、その度に、私の中で快楽が大きくなっていく。
こなちゃんが、そんな私のことをニヤニヤと見つめている……
「はぁっ!はぁぁっ!!はぁっ……くぅっ……はぁぁぁ!!」
『おや、もう行くのかい?お早いのぅ』
「はぁぁ……はぅぅっ……い、いじわるなコトッ…!言わないでぇぇ…!」
クチュクチュクチュ……
いよいよ、指先の動きが激しさを増し、頭の中が真っ白になっていく。
気持ちいい…気持ちいい…
そんな思いだけが、私の中で生まれ、頭の中へ溜まっていく。
「ああ……あああっ…はぁぁぁ……はぁぁぁっ!」
もう我慢できない……
最後のフィニッシュに向けて、指先をより一層激しく動かそうとした、その時だった。
トントン
扉を叩く音。
続けて
「つかさー、もう朝よー」
という、お姉ちゃんの声。
「…はぁぅっ!?」
お、お姉ちゃん!?
目覚まし時計を見ると、すでに7時半を回っていた。
早く流れすぎた時間への驚きと共に、ガバッと秘部から指先を抜き取る。
激しい刺激に全身がガクガクッと震え、背中が大きくのけぞってしまうが、それも構わずバフッと布団に身を沈めた。
じっとりと濡れた秘部……
すごい量の愛液が、布団を濡らしていくのが分かる。
ズボンは太ももまで降ろしたままで、腰まで掛け布団をかけると、頭にシーツをかぶった。
「つかさー、開けるわよー?」
カチャッと扉が開く。
私は完全にシーツを頭までかぶり、何事もなかったように寝息を立てる……ふりをする。
荒い呼吸を抑え込むようにして、激しい心音を収めるようにして。
「おーい、つかさー。朝よー……って、どんな寝相だよ…」
……起きてるから!
お願いだから、もう少しだけ……!
「って、全然起きないし!」
起きてるよ!
と跳ね起きたい気持ちを必死に抑え込む。
「……つかさちゃーん、起きてくださーい」
今日のお姉ちゃん、どんなテンションなんだろう……
「えー、埼玉県にお住まいの柊つかささまー、お連れの柊かがみさまが、朝ご飯の準備ができていると、やって参りました!」
……ぴくっ
い、いつも、私を起こすときって、お姉ちゃんはこんなテンションなの??
思わず笑いがこみ上げるが、それを強引にお腹の奥に押しやった。
「……おーい、真面目に起きろって。遅刻するぞー」
ここで、この顔では起きられない……
今、シーツに隠されている顔は、間違いなく真っ赤。
しかも、掛け布団に隠された秘密の場所は愛液で、ぐっちょりに濡れている。
ここで目覚めたら、間違いなくマズい……
「つかさ起きろYO!遅刻す・る・ZE!…ってラップは無理か……」
出た!一人つっこみ!
再び笑いがこみ上げるが、それを強引に押し殺し、私はお姉ちゃんが諦めて部屋を出て行くのを必死で待つ。
「今日はしぶといわね……」
お姉ちゃんはそう言うと、私に一歩歩み寄ったようだった。
「……こうなったら、強硬手段しかないわねぇ」
そう言ったお姉ちゃんは、私の体にさらに近づいたようだった。
気配がすっと大きくなり……そして。
突然、シーツを顔にかぶせているパジャマの袖口に、お姉ちゃんの指先の感触。
二の腕をなぞるように、お姉ちゃんの指先が、私の腕の付け根に潜り込んでくる。
はっとして身を起こしそうになる。
「ほう、これでも起きないか……じゃあ」
袖口から差し込まれた指先が、私の脇の下に触れる。
そのまま、ひんやりとした指先が、火照った皮膚を、ゆっくりとなぞり始めた。
「……ッ…!」
く、く、くすぐったい!
お姉ちゃんの指先が、私の脇の下の上を、つぅっとなぞる。
その指先から流し込まれる刺激に、私の体は正直に反応してしまう。
「…むー、しぶといわね」
私の体がビクビクッと跳ねるのを見ながら、お姉ちゃんはつぶやくと、指で脇の下をツンツンとつつき始める。
グニッグニッと指が皮膚に食い込んで、その度に、笑いの衝動が全身を駆けめぐった。
「……ぅぅっ…!ぅぅっ…!」
「…うーん、じゃあ、これでどうだ!」
ぐにゅぐにゅぐにゅ
脇の下の中で、お姉ちゃんの指が動き始める。
く、くすぐったい!
頭にシーツをかぶせているため、半開きになっている脇の下。
その中で、お姉ちゃんの細く長い指が動き回っている。
今すぐにでも跳ね起きて、そのくすぐったさから逃げ出してしまいたい。
強く、そう思うが、この状態で跳ね起きれば、間違いなく私の行っていた行為がバレてしまう。
「…ぅぅぅぅっ……ぅぅぅぅぅぅぅっ……」
ぐにぐにぐに……
1本だけだった指が3本に増える。
それぞれの指が、まったく不規則に脇の下の皮膚をめくり上げるように刺激し始めた。
お姉ちゃん、それはくすぐったすぎるよ!
「ぅぅぅぅ……ぅぅぅぅッ……ぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ……」
もうやめて!
もうやめて!!
くすぐったい!
お姉ちゃん、本当にくすぐったいからやめて!!
そう叫んで、このくすぐったさから逃れたい。
そう思っても、私の下半身の状態と、真っ赤な顔を見せることは恥ずかしい。
羞恥心は、お姉ちゃんの指から送り込まれるくすぐったさを勝り、私に我慢することを強要する。
「むむ、本当にしぶといわね……だったら」
脇の下をグニグニとかき混ぜていた3本の指が去ったのを感じて、私はほっと胸を撫で下ろす。
く、くすぐったかった……
こ、こなちゃん…こんなにくすぐったいの、よく我慢できてたな……
そんなことを思いつつ、荒い息を落ち着かせようとしている中、突然、私の上にお姉ちゃんの気配が移動する。
な、なに??
「つかさー、起きろー。起きないと、こうだぞー」
お姉ちゃんの言葉と共に、両方の脇腹にあてがわれる10本の指先。
その指先が脇腹の皮膚を転がしはじめる。
「…ぅぅッ!…ぅぅぅぅぅッ!」
それはダメだよ!
凄まじいくすぐったさが、両脇腹から強引に流し込まれ、私の体を大きく跳ね上げさせた。
ダメだって!
お姉ちゃん、私が脇腹弱いって知ってるくせに!
「ほれほれ、起きろー。起きないと止めないぞー」
「ぅぅぅぅぅッ!ぅぅッ!…ぅぁぁ…ッ!」
くすぐったい!
お姉ちゃん、それはズルいって!
くすぐったいよ!くすぐったい!!
グニグニグニと脇腹を両手が揉み上げ、そこから生まれる我慢できない刺激。
私の体は何度も跳ね上がるが、そんな事などお構いなしに、お姉ちゃんがくすぐりを続けている。
脇腹は弱いんだって!
くすぐったい!
くすぐったいってば!!
全身からさらに汗が流れ出し、秘部から流れ出す愛液が、益々その量を増していく。
「……よぉし、絶対起こしてやる…」
意地悪そうなお姉ちゃんの声。
…何をされるんだろう?
そう思った瞬間、右脇腹から離された指先が、半開きの半袖の口から、再び脇の下へ差し込まれた。
「こちょこちょこちょぉー」
脇の下に差し入れられた5本の指が、薄い皮膚の上で激しく動き始める。
お姉ちゃん!それはダメだよ!
我慢できるはずがないって!
「……はひぃぃ!!…くひぃぃっ!……あはははっ…!あははははははははッ!」
いよいよ耐えられなくなった私は、脇の下と脇腹へ与え続けられる、残酷な攻撃に笑い声を上げてしまった。
シーツを両手でむしり取るように床に放ると、両手でベッドの上をドンドンと叩く。
「あはははははッ!お姉ちゃん!お、起きたっ!もう起きたぁぁぁ!!ひひっ…!あははははははははは!!」
両足と両腕をばたつかせて、ものすごいくすぐったさを全身で表現する。
それなのに、それなのに。
「こちょこちょこちょー」
ものすごく意地悪そうな笑みを浮かべているお姉ちゃん。
その指先は、私の脇の下と脇腹の上で動き回り続けている。
「お、お姉ちゃッ!くははははははッ!…お姉ちゃんッ!ひへぇぇッ!?な、なんで!?なんでぇぇぇぇ!!あははっ…あははははははははッッ!!」
な、なんて止めてくれないの??
くすぐったさから逃れたい一心で羞恥心を、かなぐり捨てたはずなのに。
「…くははははははっ!無理ぃぃぃ!!あはっ…あはははははは!ぎゃひぇぇ!ひゃひひッ!?あひひひひッ!」
「このエッチちゃんめ!声ぐらい抑えなさいってのっ!」
……え!?
私はその言葉にハッとして顔を上げるが、激しいくすぐったさに、再び身もだえて首を左右に大きく振り乱す。
「あははははははははッ!なんでぇぇええひひっ!なんでぇぇぇぇぇぇぇ!?」
なんで、お姉ちゃん??
色々な可能性が脳裏を一気に駆けめぐり、それすらも、くすぐったさの中に薄らいでしまう。
お姉ちゃんの指が、脇の下の皮膚をいじめ続け、脇腹を強く弱く揉みしだく。
その地獄のような攻撃に、あっという間に疑問など吹き飛んでしまう。
「あひひっ!やめて!…あはははははははッ!うひゃひゃッ!ちょ…ちょっとってッ!ぎゃひぃぃ!!くはははッ!!」
「ほれほれ、こちょこちょこちょぉ~」
お姉ちゃんの意地悪い言葉を耳元で聞きながら、全身から吹き出す汗を抑える方法もなく、私はただ笑い狂う。
のたうち回り、お腹が笑いでよじれてしまいそう。
それなのに、脇の下の柔らかな肉を摘まれたり、引っかかれたり。
脇腹の薄い肌をグニグニと震えさせられて、笑いの上に笑いがわき起こり、それを止める手段もない。
「ぎひひッ!おねえちゃッくひィッ!?あはははは!あはははははははッ!!」
私は、ただ、その意地悪な両手から無理矢理押し込まれる、くすぐったさに狂い続け、ただ笑い続けるしかなかった。
「…はひィっ……はひィっ……はひィっ……」
お、終わった……
どのぐらい、くすぐり続けられたのだろう?
気が遠くなるような時間だったような気がするけれど、多分、10分は経っていない。
全身は汗でぐっしょりになり、目からは涙があふれ出している。
脇の下と脇腹を徹底的にくすぐり上げられ、肌の上にジンジンとくすぐったさの余韻が残っているのが分かった。
口から流れる涎、乱れて頬に貼り付いた髪の毛。
それにすら構う余裕などなく、ただ、ベッドの上で息を吸い込むのが精一杯。
「…もう遅刻ね。今日は午後からにするか」
「……はひぃぃ……はひぃぃぃ……」
息も絶え絶え、考えられることは、凄まじいくすぐったさから逃れられたことへの喜び。
すでに掛け布団など床に放り出されて、私の足の付け根には、じっとりと愛液の染みが広がっていた。
「……つかさ、大丈夫?」
大丈夫じゃない……
呼吸も未だにままならない胸を上下させ、必死に目で語りかけようとするが、その目も焦点が定まらない。
「…こなちゃーん、か」
そうつぶやいて、お姉ちゃんは、そっと私の耳元に口を寄せる。
そして、小さく、こんなことを言った。
「……今日の放課後、空けときなさいよ」
言葉の意味は分からなかったが、とても甘い息が耳にかかり、私は大きく肩を震わせる。
くすぐりによる笑いと、そこから逃げだそうと全身を動かしたためだろうか、体中がぐったりするほど疲れ果てていた。
「まだ8時だから、11時頃になったら起こしてあげるわ。寝ときなさい」
「…はぁ……はぁ……はぁ…ぁ…ぁ……」
その言葉を聞きながら、私の意識はゆっくりと布団の中へ沈み込んでいく。
くすぐったかった……
本当にくすぐったかった……
なのに。
体の奥で熱くなっている、この気持ちは何なんだろう?
小さな疑問は、ゆっくりと、まどろみの中へ消えていった。
投稿日:2008/01/08(火) 23:46:06
書いていただいて嬉しいです。
自分の思い描いていたものより遥かにエロいですよ。
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