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2007/12/23(日)に投稿された記事
夏美をこちょこちょ その2
投稿日時:22:34:52|コメント:0件|トラックバック:0件|》本文を開閉
エロエロー
タマネギを切りながら、冬樹は動かしていた手を止めて1つ息をつく。
リビングの壁にかけられている時計を見ると、すでに7時半。
「ねーちゃん遅いな……」
食事当番のはずの姉が戻ってきていない不思議もあったが、携帯電話に電話を入れても、ずっとコールしていることが気になった。
電話を取れないのなら、通話をキャンセルすることもできるはずなのに、電話はずっとコールを続けている。
マナーモードにしたまま、忘れてしまっているのだろうか。
もしかしたら、友達と出かけていて、カバンは置きっぱなしなのではないか。
色々な可能性を考えるが、それにしても、連絡1つよこさないのは解せなかった。
もう一度リビングを見る。
そのソファの上に疲れ果てた面持ちで、だらしなく寝そべっているケロロの姿。
朝から、常態液状低知性活動体の行方を捜し続けて、ようやく諦めたのが、夕方の6時過ぎ。
その顔には悲壮感すら漂っているが、常態液状低知性活動体の使い道を聞いて驚いた。
「ジオラマの海の波」
常態液状低知性活動体は、その活動を終えると、色や形を保ったまま固く凝固する。
それを利用して、岸壁に叩きつける荒々しい波を作り出すために、わざわざ宇宙から取り寄せたのだと言う。
それを聞いたら、ギロロは何と言って悲しみ涙を流すのだろう。
少しだけケロロ小隊の隊員たちに同情してしまった。
タマネギを切り終え、包丁を水切りかごに置いた冬樹は、横たわるケロロの元に足を向けた。
「軍曹……ほら、そんなに落ち込まないで」
「……打ち付ける波……荒々しい波……」
意気消沈した暗い言葉で、うわごとにように繰り返すのは、さっきから「波」のことばかり。
冬樹には、そのマニアの心は分からないが、ここまで落ち込んでいる姿を見ていると少しだけ可愛そうになってくる。
「今度、プラモ屋さんに材料探しに行こう?だから―――」
冬樹が言いかけた時、ドタドタと音を立てながら階段を下りてくる足音。
夏美が帰ってきたのだろうか?
見ると、階段を下りてきたのは血相を変えたギロロだった。
「ケ、ケロロ!常態液状低知性活動体があったぞ!」
ガバッと身を起こしたケロロは、ギロロの手に握られている、小さなプラスティックの容器を見るや、その小さな体の一体どこに力を秘めているのか大きく跳躍する。
ギロロに向かって飛んでいく彼は無言だが、その顔は感無量の喜びに充ち満ちていた。
このまま抱き合い、男の友情を確かめ合うのかと思いきや、ギロロは血走った目でケロロをグーでたたき落とすと、その胸ぐらをワシと掴み、プラスティックの容器を突きつける。
「おいケロロ!貴様が、この容器に常態液状低知性活動体を入れたのか!?」
遠目ではよく分からないが、目を凝らすと、それは日頃から夏美が使っている消臭剤の入れ物のようだった。
「へ?探してくれたんじゃ…ないの?」
ギロロの顔の前でキョトンとするケロロ。
そんな彼にヒシヒシと怒りがこみ上げている様子のギロロだったが、ぐっと堪えて言葉を続けた。
「この容器は夏美の部屋にあった。これが一体何を意味しているか、貴様にも分かるだろうな……」
「わ、分かんない……えへ」
可愛らしく微笑んでみせるケロロ。
「常態液状低知性活動体を、夏美が洋服に吹き付けた可能性があるんだ!」
夕食の準備は放ったまま、冬樹はリビングの液晶テレビにケーブルを取り付けている。
機械のことは分からないが、彼の後ろでクルルがいじっている機械から、このテレビに何かの映像が映し出されるようだ。
「ねえ、ギロロ?その…じょうたいえきじょう…なんとかってのが、どう危険なの?」
いまいち状況が掴めていない冬樹は、クルルの横で、じっと消臭剤の容器を見つめているギロロに尋ねる。
「ああ、常態液状低知性活動体……液状活動体は基本的に無害な生物だ。我々のケロン星でも、医療現場で使われるほど限りなく無害に近い」
「だったら……」
どうして、こんなに大騒ぎをするのだろう?
当然の疑問をぶつけようとするが、冬樹の思いを察したのだろうか、ギロロは言葉を続けた。
「我々には無害だが、地球人にとっては、決して無害とは言えない」
「……?」
「液状活動体は、摂氏36度から37度前後の温度、微量の塩分を好む。この環境を地球人の肌は満たしている」
「肌を…溶かしちゃうとか?」
ギロロはかぶりを振った。
「いや、液状活動体は地球人の肌に取り付き、汗を摂取しようとする。下手をすると……」
「肌呼吸ができなくなって、呼吸困難……なんてこともあるかもな」
機械をいじっていたクルルが手を止めて口を挟む。
「それって……ねえちゃんは!?」
いよいよ、事態が掴めてきた冬樹が声を上げる。
ポチリとテレビの電源を入れながら、ケロロは、先ほどのギロロのグーパンチの赤みが引かない頭を撫でながら、口を開く。
「そのためにも!この、夏美どのサーチャーが必要なのであります!」
ケロロの紹介を待ってましたとばかりに、クルルが立ち上がる。
「このマシンは、夏美という個体の空間を識別して、その場所を映し出す機械だ。俺たちの体も、物質である以上、そこには微少の重力が働いている。重力の元々のエネルギーを、10次元のエネルギーグラフから逆サーチして――」
「つまり、夏美がどこにいても、すぐに分かる機械というわけだ」
得意げなクルルの言葉を遮るギロロ。
クルルは「ククッ」と不満げな声を上げる。
「……へ、へぇ…でも、どうして……」
どうして夏美を助けるためにクルルも協力してくれるのか、と聞こうと思ったが、角が立ちそうだったのでやめた。
そんな彼の思いを汲み取ったギロロは腕を組み、
「液状活動体を、まだ未開の地球にばらまいたとなったら、未開拓惑星衛生法違反だ。バレれば、関係者は全員、汚染した惑星を隅々まで掃除しなくてはならないんだ」
そう言って、ギロリとクルルを睨む。
その視線を感じたのだろうか、クルルは肩を震わせながら笑っていた。
(……夜…になっちゃったのかな……)
暗闇に閉ざされた室内で、水っぽい音が響いている。
熱帯夜とはいかないまでも、未だに昼間の熱気の引かない小屋の室内は、じわじわとした熱気に満ちている。
「…くひっ…!ひゃはっ……あっ……ああッ…!」
ビクッ、ビクッと体が痙攣し、口からは笑い声なのかうめき声なのかすら分からないほど、弱々しい声が漏れ出す。
あれから数時間が経ち、夏美の体に貼り付いていた『それ』は、未だに活発に、彼女の肌へ刺激を送り込み続けている。
口からは涎が流れ出し、目からは涙が溢れだしている。
髪の毛は振り乱れ、汗で濡れた額に前髪がへばりついていた。
すでに、上着はぐしゃぐしゃになり、至る所に茶色い土が付着して汚れていた。
めくれ上がった袖から見える肩から胴体にかけて、透明なスライム状の物がへばり付いて、モゾモゾと蠢いている。
その下で、肌がフニフニと動き、その1つ1つの動きが、彼女へ地獄の苦しみを送り込んでいるのだ。
「……ひひっ…くはっ…!……はぁぅッ!」
パンツの中にも潜り込んでいる『それ』は、太ももの付け根を攻撃し、彼女から少しでも汗を絞り取ろうとしている。
常人になら耐えられないはずの刺激、もちろん、夏美も大量の汗と体液を振りまいて暴れ回っているのだから、絶命していてもおかしくない状況だった。
しかし、『それ』は、夏美に死すらも許してくれない。
唇から僅かに入り込んだ細い触手。
そこから微量の水分と、彼女自身の尿や体液から取り出した栄養分を混ぜて、飲ませている。
喉の渇きと栄養には困らないが、全身を襲い続けるくすぐったさは、夏美の精神を確実に消耗させている。
(……一生、このままなのかな……)
「ひはっ…!ひゃめぇ…!くひゅぐりゃにゃいへぇぇ……」
言葉を出しても、その言葉は自分でも驚くほどに歪み、言葉など通じない相手には無意味な懇願となって空しく響いている。
すでに閉じる力も失われた腕の付け根ではジュルジュルと大量の触手が乱れ合い、どうすれば夏美から汗を搾り取ることができるかを研究している様子だった。
その容赦のない動きは、敏感で薄い脇の下の皮膚を残酷にもみくちゃにし続ける。
「ぅひゃひゃっ!ひひひ……ひぁッ…!」
時折思い出したように笑い、身もだえる。
しかし、その触手たちの戯れを押さえ込もうとする力は、彼女の体のどこにも残されていない。
長時間、夏美をくすぐり続けた触手たちは、夏美が一番反応する場所を探し当てていた。
脇の下は特にくすぐりに弱い場所であるからだろうか、多くの触手が集まって刺激している。
脇腹には太い触手が数本巻き付いて、ツンツンとつついたり、グリグリと震わせたりしていた。
足の裏では、繊毛(せんもう)のような細かな触手を携えた『それ』が、しきりに動き回り、足の指の間に出たり入ったりを繰り返している。
1つ1つの場所から、幾千という刺激が同時に流れ込んでいる感覚。
それに抵抗すらできずに、ただ夏美はくすぐったさの波の中で、この行為が終わる時をじっと待ち続けるしかないのだ。
どうして、自分がこんな目に……
そんな悲しみと、朝の自分の行為への後悔が次から次へと心の底から沸いては、全身を襲い続けているくすぐったさの中へ飲み込まれて消えていく。
絶望と苦しみだけの時間、このまま自分の心が壊れれば、何も考えずに済むのだろうか。
何も考えることもなく、何も感じることもない、ただ生きているだけの世界。
喜びや悲しみもいらない、何も感じなくなってしまいたい。
ゴボゴボと口から泡を漏らしながら無機質で無感動な、心の死という名の水底へ沈みゆく自分を感じながら、夏美は、ふと思っていた。
(ああ、今日は私が食事の当番だった。ごめんね、冬樹……ママ……………)
ドクンッ!
「かはッ」
沈みゆく意識が、突然の衝撃に一気に引き上げられる。
ああ……
夏美は悲しみの中で、心の中で息をついた。
壊れてしまう事も許されない。
自分がいなくなってしまう事も許されない。
ドクンッ!
「がはッ!」
まただ。
彼女はそう思い、薄れている感覚を総動員して、先ほどから自分の体を襲っている、強い衝撃の正体を探ろうとする。
しかし、感覚を研ぎ澄まそうとすると、そこには猛烈なくすぐったさの壁。
「きひッ…!うひゃひゃっ!!」
全身の特別に皮膚の薄い場所で繰り広げられる無秩序な責めは、自分の体に起こっている異変を霞ませる。
「くははっ!ひぎぃっひっひっひっ…!」
くすぐったい……くすぐったいよぉ!!
朦朧とする脳裏に、その言葉だけが広がり、再び意識が漆黒の中に沈もうとするのを必死に引き留める。
ドクンッ!
「あくぅッ!」
再び強い衝撃。
腹部を押し上げるような、不気味な感覚。
じんわりと熱く、手足の指がジンジンと痺れるような、不思議な感覚。
ドクンッ!
「ああっ!」
ドクンッドクンッ!
「はあぅッ!…はぁ…はぁ……」
くすぐったさの嵐の中、彼女はその正体を掴み始めていた。
彼女の両足の付け根、そこから、彼女が今まで感じたことがない、強烈な衝撃が送り込まれている。
ドクンッ!
「くはッ!……ああっ…」
彼女の秘部に取り付いた触手の群れが、モゾモゾと動き回っている。
付け根から送り込まれるくすぐったさとは、明らかに異質な感覚。
「あぁ……や…くぁッ!」
秘部に開いた夏美のた大切な部分に、沢山の触手が入り込んでいる。
その1本1本はたこ糸のように細く、その刺激はそれほど強いものではない。
しかし、それが数十、数百となると話は別だ。
1つ1つの触手がトスン、トスンと、彼女の大切な部分をつつく度に、わずかな快楽が生まれている。
それが同時に、それも信じがたい物量で押し寄せる。
「あっ……あっ…いっ……あぁっ」
膣内に広がる粘膜の上を、撫でるようにして触手が蠢く。
少しでも強く擦られようものなら、粘膜は充血し、ジワリと粘液が流れ出す。
「…かひっ…!はあっ……!ああっ…ああッ!」
全身をくすぐられながら、彼女は確実に快楽を感じ始めていた。
笑いの衝動と相成って、その悦びは、彼女の体中を巡る神経をビリビリと痺れさせるように、丁寧に丁寧に流し込まれて来る。
それを受け流すことは、その感覚を初めて受け取った夏美にとって、不可能だった。
膣の入り口でピタピタと触手が触れては離れる。
その1本1本が、夏美の粘膜から分泌される粘液に濡れ、糸を引く。
その粘液を潤滑剤にして、触手が執拗に粘膜を撫で擦り、そこから再び粘液が分泌されていく。
膣から流れ出す粘液は、その独特の酸っぱい香りを一瞬だけ放つが、それも、すぐに触手たちによってすくい上げられてしまう。
糸を引く何百という細い触手が、夏美の秘部を絶え間なく撫で回し、人外の快楽を生み出している。
「ひあぁ!?あっ!あぁっ…!くひっ!ひあぁ!!」
くすぐったさと快楽。
笑いの悶絶と、堪らない刺激による悶絶が、夏美の体をくねらせる。
体力など残っていないと思われたが、快楽は夏美の体の動きを確実に活発にしていた。
「ひはっ…!あっ…くぅっ……くひゃっ!?」
体中から流れ込んでくる、むず痒い感覚と、快楽の区別がつかない。
ただ、くすぐったさと快楽が、夏美を何度も何度も襲い続けていた。
膣の入り口を、ただ悪戯していた触手たちは、そこから分泌される粘液も好物なのだろうか、その刺激を少しずつ強めつつある。
無数の触手に飲み込まれ、次から次へと新しい快楽が生まれ消えていく。
しかし、ジンジンと熱くなる体だけは、その刺激の余韻を確実に残し、その次の刺激を待ち望んでいる。
「はぁっ…はあぁあぁぁっ……くひっ…!き…くひゃっ!……気持ちいい……」
クチュ…クチュ…
夏美の秘部から、何かをかき混ぜるような卑猥な音。
その音を聞きながら、夏美の心の中で、明らかな変化が起こりつつあった。
全身を襲うくすぐったさ、秘部を狂わせる快楽という名の波。
その2つの区別ができないまま、その異なる刺激を同じ感覚として受け止め始めていたのだ。
「ひゃはッ!…あぁ……んぁっ……気持ちいい…くふっ!…はぁぁ……あぁ……」
脇の下の窪みを、沢山の触手がグリグリする。
秘部の粘膜を、細い触手がツンツンとつつく。
脇腹にあてがわれた平べったい触手が、ブルブルと震える。
少しだけ膣の奥に入り込んだ触手が、ヒダの1枚をなぞり震わせる。
足の裏の土踏まずを無数の触手がガリガリと引っ掻く。
膣から離れた場所にある、わずかに皮をかぶった小さな突起を、触手がほんの少しだけ撫で上げる。
「ひはっ!くひひっ…!ああっ…あっ…あうぅ!…ひゃひっ!…うぅ……んんっ……」
どれ1つ取っても、堪らない刺激。
じっとしていられない、快楽とくすぐったさ。
でも……終わって欲しくない刺激。
「あっ……ああっ…くひゃひゃっ!…はぁっ…はあっ…あははっ!」
ぬらぬらと濡れた肌の上で、透き通った触手が這うように動き、夏美を悩ませる。
くすぐったさに狂いかけていた体は、今では快楽という悦びに狂わされ、それを何とか全身で受け止めようとする。
しかし、夏美にとって初めての感覚は、夏美のキャパシティを遙かに上回っていた。
「あっ…ああっ……んんっ…ひひっ!…はっ…あははは!…くふふっ…ひぁ……」
少しずつ高揚する気持ち、全身がフルフルと震えて、何かが突き上げてくる。
「あっ…あっ…あっ……いぃっ!…くひひっ…!ひゃははは!…あっあっ…あっ…」
胸の奥底からヌルヌルとした光りのような物がせり出して来るような感覚。
秘部から登り詰めて来る、得体の知れない熱い波。
「ひっ……!あっ…あっ…あっんっ……い…いいッ…!いいッ!!」
目はトロンとして、頬は真っ赤に紅潮している。
口から涎が流れ出し、目からは、苦しみと快楽が混ざり合った涙が流れで頬を伝う。
「あっ…!あああっ……!なに……なにこれ……あっ…キモチイイッ!はぁっ…くひっ……あっ…ああっ……」
何かが迸る感覚が増大し、全身を熱が包み込む。
ドクン!ドクン!と心音が強く響き、熱を帯びた吐息が口から流れ出す。
すさまじい快楽の中で、自分に訪れる最高の至福を予感した夏美は、全身から力を抜き、その時を待った。
「はぁぁっ…あっ…んんっ…いいっ……くっ…はぁ…あああっ……」
来る!
夏美が身構えた時、それは突然に起きた。
今まで執拗に責め続けていた触手たちが、一斉に自分の体から離れたのだ。
「えっ……」
凄まじい快感を期待していた夏美は、涙が出るほどの喪失感を感じ、荒ぶる息を抑えることもせず、自分の周りを漂う触手たちに熱い視線を送る。
「…な…なんで……なんでやめちゃうの……?」
触手たちに尋ねる。
当然、返答はない。
「……やめないで…お願い……ねぇ…」
触手の一本を左手で掴む。
その触手はしゅるしゅると、夏美の腕を這うと、開かれている脇の下に入り込み、くちゅくちゅとくすぐり始める。
「あはっ…!くふふっ…わ…私……我慢するから…ひひっ…!くすぐったいの我慢するから……あははは!ちょ…!あはははははははは!!」
離れていた触手たちが、彼女の体中に再び群がる。
「あはははははは!我慢するから!くひひひひっ!お願いだからやめないでぇぇぇ!!あはっ…あははっ!」
全身を再びくすぐり回され、体力など残っていないはずの夏美が大声で笑い転げる。
その体は、すでに弱々しい動き。
しかし、快楽という刺激に目覚めた夏美の心は、先ほどまでとは異なり、はっきりとしている。
「くははははは!……お願いぃぃぃ!!あははははは!我慢してる!ほら!我慢してる!!あははははははは!」
大きく腕を上げ、脇の下へ触手たちを誘い込む。
その誘いに乗るようにして、無数の触手が脇の下の皮膚へ吸い付く。
「あははははははッ!やめないでぇぇぇ!くひゃひゃひゃっ!お願い…お願いします!くひひひひひっ!」
夏美の精一杯の懇願、体中が耐え難いくすぐったさに包まれながらも、そのくすぐったさすら、快楽の記憶とつながってしまう。
全身を大きく震わせ、大声で笑いながら、夏美は再び秘部へ触手が群がりつつあることを感じていた。
「ひはははははは!早くぅ!早くしてぇぇぇええええへへへへへへへへ!!もうっ…くひっ…!もう!耐えられないからッ!あははははは!!」