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2010/02/07(日)に投稿された記事
マゾいぞ!ハルにゃちぽん(1)
投稿日時:00:15:03|コメント:1件|》本文を開閉
ディレクトリ:マゾいぞ!ハルにゃちぽん
と、まるで某知事さんの発言みたいな感じですが、ハルヒです。久しぶりです。
ハルヒは『押しに弱い』という驚くべき報告が、俺様内部の戦術情報部よりもたらされてオリマス。
それにしても、常々思うことなのですが、長門というキャラクターは便利です。
そのバックを囲い込んでいる情報統合思念体もエロいから素敵。
コイツらのスーパー技術を前にして不可能などありえんワケです。はい、ここ重要よ!
今回はかなりテストチック。
俺様の変態かつ、31歳エネルギーが大爆発!
ちなみに31歳の俺様は現在、東方陰陽鉄のほにゃらかを書くためにブロントさん語を勉強しているぞ!
31歳なのに「おいィ?」とか書いてるヤツもいるんだから、若い人たち! がんばってくれ!(他力本願)
夢は現実ではなく、眠っている間に発生する生理現象の一つ。
大脳が発達した人間を含める一部のほ乳類のみに確認される、まさに知性の副産物。
夢の中で、人は自身が持つ本能の声を聞く。
その声を起きている間に聞くことは、通常はありえない。
心と自身の理性が対話する場所、通常、そこに入り込むことは困難だ。
長門が持つ情報改ざん能力を持ってしても、人間の夢に入り込むことは、かなり強引な手法を取らなくてはならない。
だが、長門は強引かつ、高度な技術を用いなくても、ある人物の「夢」をコントロールしていた。
それは簡単だった。
現実で起きていることであったとしても、その夢の持ち主が「夢」だと誤解していれば良い。
涼宮ハルヒ、彼女には世界を作り替えるほどの強力な潜在能力がある。
彼女を観察する、それが、当初の長門に与えられた使命だった。
情報爆発によって、ある時唐突に「作られた」、あるいは「作り替えられた」世界の管理者たる情報統合思念体の中でも、当初は意見が割れていた。
過激な方法を採ったとしても自律進化の道を模索しようとする『急進派』と、観察を善しとする『主流派』は、時折衝突すらしていたが、今ではほぼ全会一致である結論に達しつつある。
それは、長門が見いだした妙案による功績が大きい。
常夜灯の明かりだけの暗い室内、ここに情報統合思念体によって選りすぐられたヒューマノイドインターフェース3名が集結している。
一人は、これらヒューマノイドインターフェースを取りまとめるリーダー的存在、主流派代表、長門有希。
そして、穏健派代表、喜緑江美里。
最後は、現在は長門が暮らしているアパートの一室で情報凍結され、長門の実験台に成り下がっている元急進派代表、朝倉涼子。
長門と喜緑は高校の制服を着ているが、なぜか朝倉だけは白いブラジャーに白いパンティ姿。
「…そ、そんなこと言って……わ、私をまた……」
制服姿の二人を前に、下着姿を晒していることに強い恥ずかしさを感じながら、朝倉は妙にソワソワした様子でしゃがみ込んでいる。
その彼女を無表情に見下ろす長門と、少し困ったような顔つきの喜緑。
「心配ない。 今日はあなたがターゲットではない」
「そ、そんな言葉……し、信用できるもんですか!」
無表情の長門の視線を浴びながら、朝倉はまるで怯える小動物のように声を上げた。
朝倉が恐怖するのも仕方がないことである。
この姿で長門に情報凍結を解除された時、朝倉は決まって、ある行為をされ続けてきたのだから。
「大丈夫、本当。 同時に、あなたに選択の余地は残されていない。 あなたは私に従わなくてはならない」
一つ瞬きをする長門、大きな瞳が闇の中でギラリと光ったように見えて、朝倉は肩をすぼめる。
長門の言葉の通りだった。
すでに彼女は情報連結を解除され、普段は現在の時空には存在していない。
彼女の存在は、最初は『転校』とされ、次には『いたはずなのに、その行方は希薄』になり、ついには『初めから存在しなかった』ことにされている。
人としての存在もなく、普段は物体としてすら存在していない彼女の命運は、長門の手の中にあると言っても過言ではない。
「ま、まあまあ……」
苦笑いを浮かべながら両手をパタパタさせる喜緑。
朝倉は心の底から『長門ではなく、この人の元に置いて欲しかった』と思ったが、そんな思いは決しておくびにも出さない。
なぜなら、そんなことを言おうものなら、長門が自分にどんなことをして来るか、考えたくもなかったからだ。
「それで、先ほどのお話なんですが―――」
場を取り繕うように口を開く喜緑。
「その、涼宮ハルヒに対して行うアクションについて、詳しく説明してくださりませんか?」
コクリ、と首肯し、長門は視線を移していく。
薄明かりに沈んだ室内には、先ほどからスースーと細い寝息だけが規則正しく響いていた。
ピンク色の生地にパンダの柄が描かれたカーテン。
その下に木目調のベッドがあり、その上に『彼女』はいた。
水色のタオルケットに描かれているのは、最近流行のクマを模したキャラクターの柄。
そのタオルケットから飛び出した右足と両腕。
体を包み込んでいるものは藍色を基調にしたパフ袖のルームウェア。
部屋の内装に比べて、身につけているルームウェアがずいぶん大人びているように感じられた。
「……すごい寝相」
ポツリと朝倉がつぶやく。
ベッドの上にあったであろう枕は床に放り出され、シーツはぐちゃぐちゃに乱されている。
ボサボサになった髪の毛を左手がワシワシと掻きむしり、右手は今にもベッドから落ちるのではないかと思うほど、大きく放られていた。
左足はかろうじてタオルケットの中に収まっているが、両足ともに決して行儀が良いと言える状態ではない。
言うなれば「変形大の字」、完全に無防備な涼宮ハルヒの姿が、そこにはあった。
「なんだか、幸せそうな顔をしていますね……」
おかしそうに言う喜緑。
確かに、大きく開けっ放された口元は緩みきっている。
その目は薄く閉じられているものの、明らかにその顔には『微笑み』が浮かんでいた。
「これから、涼宮ハルヒの肉体を、一時的に行動不能状態にする」
さぞかし楽しい夢を見ているであろうハルヒを見下ろしながら、長門が言い放った。
「行動不能状態となった涼宮ハルヒの肉体に対して、私たち3人による精査を行う」
「精査?」
朝倉が目をパチクリと瞬かせた。
長門は相変わらずハルヒを見下ろしながら、唇を動かし続ける。
「今回の目的は、涼宮ハルヒの肉体の中から、より刺激に弱い箇所を見つけ出すこと。 そのためには、狭範囲に対して彼女の反応が確認し易い方式で、かつ、高効率性の非痛感刺激が必要になる。 そのためには―――」
「んん、んふぅ……ふわぁ…キョーン……ダメぇ……」
言いかけて、長門はハルヒの寝言に言葉を切った。
その瞬間に対して音喩を与えるのだとしたら『ピシッ』と何かがひび割れるような音が相応しいと朝倉は思ったが、やはり口にはしない。
そんなことを言ってしまったら、朝倉に待っているのは確実に『死より濃厚な苦しみ』である。
「ソノタメニハ……」
長門の声が裏返っている。
一つ咳払いをして長門は言葉を続けた。
「そのためには、彼女の肉体に対して、耐えがたいが命に関わらない刺激を加え、その反応を見る必要がある。ああ、チクショウ」
(チクショウって言った!!)
(チクショウって言ったわ!!)
長門の言葉の結びを聞いて、朝倉と喜緑はビクッと肩を震わせる。
お互いにそれに気づいて、アイコンタクト。
(言ったよね!?)
(言いましたよね!?)
確認し合うような視線を飛ばし合う二人を尻目に、長門はムニャムニャと口元を動かして、それはそれは幸せそうな笑顔を浮かべるハルヒを見下ろし続ける。
表向きは努めて冷静さを保っていた長門ではあったが、その内心はかき乱されていた。
一体、どんな夢を見ているのだろうか?
彼とハルヒは夢の中で、一体どんな行動をしているのだろうか?
普段は顔を合わせれば口論ばかり、しかし、ハルヒは一体彼のことを、どう思っているのだろうか?
そんなことばかりが気になった。
「そのためには、涼宮ハルヒの皮膚を極めて詳細に、直接的刺激によって調査する必要がある。 それが、私たちの役目」
そう言いながら長門は巨大なティッシュペーパーの箱に手を置いて、あたかも戦場を見下ろす戦国武将のごとき哀愁を漂わせる。
ハルヒの部屋、そのタンスの上に3人が佇んでいる姿は、目を凝らせばかろうじて見えるだろうか。
その大きさは、例えるとしたら飴粒程度。
「そ、それって……」
朝倉は言い知れない威圧感を身にまとった長門の背中に問いかける。
「ミニマムサイズに縮小されている私たちは、涼宮ハルヒの衣服内に潜入。 特に敏感な箇所に擽感(りゃっかん)を与え、どんな夢を―――もとい、今後の研究に役立つ情報を取得する」
投稿日:2010/02/07(日) 00:42:42
長門ww一体何があったらこんなふうにwwクソワロスww
そして怯え朝倉さん可愛いよ怯え朝倉さん
一体何をされてるのか・・・例のヤツの続きをじっくり期待しているが俺は謙虚なナイトなのでただ応援するのみ、応援
前回のヤツはマジ素晴らしい寸止めですんwww
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