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2010/09/24(金)に投稿された記事
くすぐりの塔 外伝-Zero-(用語集)
投稿日時:23:38:10|コメント:1件|》本文を開閉
ディレクトリ:くすぐりの塔 外伝-Zero-
いずれは、データベース化して、小説の文言とリンクできればいいなーとか思ってたりして。
<英知の宝玉> (物品)
古代文明時代の知識を与える魔法の宝珠・・・・とされているマジックアイテム。
その正体は、当時の情報メモリーバンクで、接触により直接脳に任意の情報が送り込まれる装置。
その重要性から、厳重な場所に幾重ものセキュリティによって保管されていたのが幸いして、この時代でもなんとか稼動し、当時の高度な技術を(理解の有無に関わらず)伝える事が可能。
ただやはり完璧な状態ではなく、情報を受け取る「脳」が限界に達した場合、自動的に停止するリミッターやセンサーが作動せず、無理をして知識を受け取り続けると、脳の血管が破裂するなどの事態を引き起こす。
その他、危険な情報などに対しては、身分や許可者チェック(登録脳波パターンの確認)などが行われるのだが、その機能も停止していた。
ちなみに、当人達は考えつかなかった事だが、この時代の至高の宝とされる、『ブラッド・ストーン』の製法も記録されていた。
<オートマン> (呼称)
古代の文献に記載されていた、戦闘用ロボットに対する呼称。
類義語:キラードール
<キーン・ファスト> (人名)
ヤング・キーン。
心身ともに『青年』の門前に来たくらいで、この頃で、ようやく単独でも仕事の依頼を貰えるようになっていた。
戦闘経験は同年代の冒険者とは比較にはならず、子供の頃から無謀な職を選んで生き延びた少年の話は、一部地方の噂話になっている。
育て親も、頼れる者もいない孤独な状況の中、各地方を主に冒険者稼業で過ごしていたため、人身売買目的の組織に何度か騙される経験も持っており、若干、人間不信になっている。
が、以前に行動を共にした傭兵の一人が、彼の村の仕事を手伝った事もある人物で、傭兵としてのプライドや心構えなどを教えてくれたため、信じられる人間、そうでない人間が存在すると納得し、彼が盗賊などに転落する事態は避けられた。
ともかく今は、実力をつける事と、敵の手がかりを掴む事に全力を尽くす時と考え、どんな形であれ、稀なモンスターが絡む仕事や事件には進んで首を突っ込んでいた。
<希望者全員参加の無制限デスマッチ> (行動)
英知の宝玉捜索のため、ラルク達がかなり高額な報酬で募集した結果、集まった多数の希望者に対する選出方法。
とにかく乱戦に強い人員を選ぶには最適であろうが、この選出で数名の死者も出てたりする。
<共謀者の絆> (物品)
リング状のマジックアイテムで、受けた感覚をリングの装着者全員に共有させるアイテム。本来なら複数個存在し、少ない人員で大勢を拷問する際に用いられた。
10人の囚人にリングを装着させ、3人で3人を拷問しても、全員が3人がかりでの責め苦を体感するため、その効果と実用性は高く評価されていた。
このアイテムは『絆』シリーズと呼ばれ、
「魂の絆」(装着者の技能を共有する)
「命の絆」(装着者同士でダメージを共有し、軽減する)
「五感(視覚)(聴覚)の絆」(装着者の見たもの・聞いたもの・等を共有する)
などが存在する。
<キラードール> (呼称)
古代の文献に記載されていた、戦闘用ロボットに対する呼称。
類義語:オートマン
造られた国々で呼称が違う類似品と同じケースです。
<言霊の声帯> (物品)
遺跡にて発掘されたマジックアイテムの一つ。
声帯(喉)に装着して使用する物で、装着者の声を全て『念言』に変換する効果を持っている。
<スケルトン> (モンスター)
ファンタジー系ではメジャーな、呪術によって動く骸骨。
不死系で、粉々になるまで動き続ける類のモンスターではあるものの、実力は大したことはなく、魔法使いが雑用に用いるケースも少なくない。
<「闘いは、どれだけ相手より無茶ができるかで、勝利の行方が変わってくる・・・・」> (台詞)
Dがキーンに行ったアドバイス。
当人には些細な助言であったが、結果を伴った実例を見て、キーンはそれを重く受け止め、以後の闘いで心がけるようになる。
<D(ディ)> (人名)
キーンと共に英知の宝玉捜索のため、ラルク達に雇われた戦士。
解る人には当然解る、後のラスボスである魔王様となるディオン。
この当時、本編の事の起こりの発端となる『恋人の死』からそれほど間もなく、内心に抱く復讐の手法を模索中。
その一環として、英知の宝珠に目を付ける。
本名を名乗らないのは、世間では自分の行方が不明になり死亡説まで出ている最中、いきなり現れて注目されるのを嫌ったのと、恋人の死で、それまでの自分も死んだという思いからである。
自分もそうであったからか、そうした内面に抱く負の感情をキーンの中に察し、彼の動向に少し興味を持ち、僅かながら当人には大きな影響を与える助言をする。
本人が素顔を隠していた事や、行動を共にしたのがあまりにも短い期間である事、そして英知の宝珠で得た『知識』情報に彼の関心が向いていたため、数年後の再会時、互いに互いが誰であるかを理解できずに闘いへと突入する。
もし彼が素顔を見せるなど、僅かな行動の変化でもあれば、数年先の悲劇はその度合いを下げていたかも知れない。
<闘気士> (呼称)
気孔を戦闘に用いる者全般を示す呼称。
その闘法は極めて個人差が多いとされるが、一般に遭遇する確率は低い。
闘気士=極めた武道家・・・と認識する地域あり。
<ドワーフ> (種族)
亜人間型に類される生物で、岩山や洞穴を主な住処にしている。
身長は低く子供程度だが、ずんぐりとした体は屈強な力を持っている。その生活圏故か、宝石や金属加工が得意であり、その分野での名工は人間より多い。
<念言> (技名)
声に魔力を含ませ、耳にした者の意識を操る一種の呪法的催眠術。
人魚の歌声やマンドラゴラの悲鳴など、歌声で人を惑わすそれと同種のもので、見抜くのが難しく、知らない間に術中に陥っている事もよくある。
術者によって、色々な効果が望めるが、それに応じた実力も必要となる。
時折、政治家や聖職者なども用いる事もあるが、それを違法行為として定めている地域も存在する。
今の世でこれを使えば、政治界の頂点も夢ではありません(笑)
<発光スティック> (物品)
キーンが使用した緊急用照明用アイテム。
15センチ程の半透明の筒状の構造で、軽く折り曲げて内部の仕切りを壊すことで、2種類の薬品が混ざり発光する。
お祭りやコンサートイベントで売られているペンライトそのもの。
<ヒューズ&ブレイカ> (モンスター)
ミーナ&ニーナが、遺跡内において発掘したM・スケルトンの素体(人型戦闘ロボット)の中から、比較的損傷の少なかった物をベースに、使用可能なパーツを掻き集めて集めて再生した個体で、宝玉を護る最終防衛ライン的役割を持つ。
AIにより自己判断で動き、会話も可能。
これが『M・スケルトン』と呼称される物体の本来の姿。
当初からそうなのか、AIの独自の判断なのか、義理堅い面を見せて、自分を再生した二人に忠誠を尽くしていた。
オプションの装甲版を装備した他、顔面にゴム状のマスクが被せて人としての雰囲気を持たせようとしたが、実質失敗に終わる。が、当事者達は気にしていない。
戦場方面の視点に限った事だが、彼等は歴史の生き証人ともいえる貴重な存在であった。だが、対峙したキーンとDは、それに関心を抱くことなく闘い、瓦礫へと還った。
ちなみに名称は、二人の命名によるもの。
命名は、電源のヒューズ・ブレイカー(過電流防止)装置より。
過剰な電流の抑制 = 過剰な知識の抑制 と言うイメージです。
<フィックス> (人名)
ラルク・ボルバーと行動を共にする技工士。
元盗賊で、とあるきっかけで、自分の技能をラルク達に売り込み、仲間となった。
素が盗賊故に、基本的思想が『金』であり、利害関係が完璧に不一致となれば、今の仲間とも簡単に別れる事は明白。
主兵装は弓と短剣。
マジックアイテムである『矢』は、ラルクが依然見つけた物。
<フィックスの矢> (物品)
ラルクの用意したマジックアイテム。
矢の部分が通常と異なり、円錐状に研磨された特殊な石で造られており、正確にはこの石のみがマジックアイテムとなる。
この石には魔法を一種類封入する能力があり、封入された魔法は設定されたキーワードもしくは、一定の衝撃で解放される。
発掘品であったため、設定キーワードが判らなかったが、フィックスはこれを矢の先端に使用する事で、遠距離攻撃の特殊武器として利用。
爆裂系魔法・電撃系魔法・火炎系魔法と、数種類の物が用意され、彼はそれを矢の色を塗り分ける事で判断していた。
命中時の衝撃が必須となるため、矢を受け止められたり柔らかい物に刺さると発動しない欠点がある。
映画「ランボー」の爆弾付き矢と「ドラゴンクエスト-ダイ大冒険-」の序盤で登場した魔銃弾が元ネタ。
<変異巨虫> (モンスター)
英知の宝玉の技術を利用したミーナ&ニーナ姉妹によって、人為的に変異させられた芋虫系生物。
外見は芋虫に類するが、体長が3メートルを超える大型個体となっており、通常の芋虫の様に『成虫』には変態せず、その姿のまま交配し次世代を産む。これは、変態によって遠方への移動をさせないためでもある。
大型化により外敵に見つかりやすくなったため、その外皮は甲虫の様に硬質化して防御力を上げ、2つの鋭い角状の突起や溶解液(消化液)放出器官を持ったりと、戦闘的に変化した。
また、創造目的は宝玉の警護だが、守備対象の認識や母性本能は持っておらず、生まれついた住処に対する愛着を強化され、特定の巣に定着し、女王を中心とした群の生活を行う習性を持たされている。
『彼等』に宝珠を護っている意識・自覚はない。ただ、自分達の居住圏に近づく部外者を追い出すだけであり、それ以上の『欲』は持ち合わせていない。
この巨虫が宝珠における実質的な第一防衛戦であり、ほとんどの者が、この圧倒的体躯と数を誇る守護者に敗北していった。
<宝玉の遺跡> (土地)
=巨虫の巣(縄張り)
地下に埋もれた形となっている典型的遺跡で、当時から頑強に造られていたおかげで、かなり原形を留めており、遺跡としては希少な存在となっている。
巨虫は内部構造の一部を「巣」に利用しているが、遺跡内全てに広がっているわけでもなく、巨虫によって加工された痕跡(分泌物等)が無ければ、巨虫に関しては安心して良い状況となっている。
もとは某重要研究施設で、その為の警備ロボットも充実していた。
<ボルバー> (人名)
英知の宝玉捜索を計画したラルクの昔馴染みで、常に行動を共にしている。
平均以上の体格を持った見かけ通りの豪傑だが、知識を持つ者の方が優れているという認識を抱いており、ラルクの下についている。
今回の冒険での主兵装は戦斧。これは、対巨虫戦を考慮して用意した物で、本来は両手用の剣を使用していた。
<M(メタル)スケルトン> (モンスター)
全身の骨格が金属質で構成されたスケルトン。
遺跡に埋もれていた警備ロボットの骨格に、スケルトンに用いる呪法を用いた物で、知能などは従来のスケルトンと大差ないものの、その強度は桁違いで、屈強な戦士による戦斧の一撃にも耐える。
ボルバー曰く、「粗骨症が改善された」
もろ、ベースはターミネーター
アレの骨格がスケルトンとして使われ、動いていると思ってもらえれば解りやすいかと思います。
<ミーナ&ニーナ> (人名)
髪の色が金と黒という以外は差異のない少女。
英知の宝玉の存在が全盛期であった頃、良識派の娘として誕生。
彼女達がお年頃になった頃、宝玉の争奪戦が末期状態となり、悲劇が不可避と判断した良識派によって延命処置を施される。
その目的は、宝玉が他人の手に渡らないように護り続ける事。
それは、人間にとって戦争が避けられない事であるとしても、古代の知識が用いられれば必要以上の命が奪われる事を身をもって体験した者達の反省の遺志でもあった。
<ラルク> (人名)
今回の英知の宝玉捜索チームの責任者であり、キーン&Dの雇い主。
実力的にはごく普通レベルの魔法使い。
ただ知識欲が強く、過去に幾つもの遺跡を探索し、独自の見聞を広めていた経緯もあり、宝珠の存在を知り、それを求めたのはごく自然な流れであったといえる。
慎重な下調べの結果、マジックアイテムの鏃や囮役の傭兵を雇うなどの策略も考案するが、行き過ぎた知識欲によって自滅。
投稿日:2010/11/29(月) 12:29:20
>データベース化して、小説の文言とリンクできればいいなーとか思ってたりして
そのアイディア良いですね。
読むときの楽しみなどが増すかも・・・・
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