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2019/01/18(金)に投稿された記事
ハルヒをこちょこちょ(6)
私は腋フェチです、それもかなり深刻な。
どのぐらいの腋具体かと言うと、ちょっと半袖の間からチラッと二の腕が見えただけで腋を透視できる。
例え長袖でもちょっと腕を上げただけで、腋が見えていることにする。
つまり推論的論理によって腋を見ることが出来る存在、それが腋フェチ。
さらにカミさんだけでなく、道行く人々も、そしてガキんちょすら私の餌食です。
いや、ちょっとマジでガキんちょの腋を思わず見てしまうのはどーなのかってカミさんに相談しました。
「腋フェチだからです、腋フェチだから見てしまうのです。腋フェチとはすべてに通ず、ローマみたいなもの。あなたは大ワキミセテーホノーノ。つまり変態です」
はい、変態である自覚はありますエロ小説です。
ハルヒをこちょこちょ!
触手の悪戯なダンスによって腋の皮膚がまるでトランポリンのように弾かれる感覚に、否応なく現実に引き戻される。
相変わらず触手は彼女の弱点である腋を弄り続け、さらに数本の触手が彼女の体へと近づいて来ていた。
期待とも絶望とも知れない感覚に襲われ、それでいて自分化の体が抵抗を弱めている事に気づき、彼女は。
ハルヒは自分の切なる願望、誰にも言えない願い、誰かに聞かれたなら正気を疑われてしまいかねない欲求が思い出の底から、今こうしてくすぐりを加えられている自分の体に蔓延して行くのを感じていた。
触手たちが彼女の体に到達し、一本は反対側の腋の下に吸い付く。
途端にくすぐったい部位が増えた事で彼女を悩ませる笑いの衝動はより強まり、目をぎゅっと閉じて笑いを封じようと我慢する。
だが、さらに数本の触手たちは彼女のパジャマの裾からモゾモゾと入り込み、脇腹やへそ、サンダルを脱いだ事で裸足であるために隠しようがない足の裏に吸い付いていく。
普通にくすぐるだけでなく、触手たちは創意工夫を重ねてハルヒを笑わせるために様々な攻撃を素肌に加えて行く。
腋の下は粘膜とも言われるほどに皮膚が薄い、この柔らかな皮膚をグニグニとかき混ぜられるだけでも我慢ならないと言うのに。
数本の触手が束になって、今まで彼女の反応を調べていたのだろうか、最もくすぐったく、どうやっても我慢出来ない箇所。
腋のくぼみの中に群がり、その先端の突起で絶え間なく皮膚を転がして揉みつまみ、そのあまりの複雑な動きに群がる触手の外側からでも皮膚が波打って見えるほどだった。
「はぁぅっ!!そ、それはぁぁ……っ!」
脇腹にも数本の触手が群がっているが、これらは脇腹の至る所で突っつく動き、あるいはモミモミと細かく揉み回す動き、さらには激しく振動してあばら骨の隙間を行ったり来たりする多彩な動作で、ハルヒを苦しめ始めていた。
脇腹のあばら骨への刺激を触手たちは良く心得ていた。
骨を皮膚の上からコリコリと刺激するだけでは強烈なくすぐったさは生み出されない。
骨と骨の間にこそ神経が集中しており、ここに繊細かつ強めの力が加わる事となると、常人には耐えがたいくすぐったさが生み出される。
この刺激が両脇腹に加えられ、その動きは彼女自身の汗が潤滑剤となり、さらに凶悪な動作へと変貌を遂げて行く。
足の裏の触手たちも負けてはいない。
指の間に入り込むのは爪楊枝ほどの細い触手たち、これらが指の生え際の皮膚、薄く柔らかな皮膚をプルプルと愛撫するように刺激している。
ハルヒ自身も自覚は無かったのだが、どうやら彼女は土踏まず辺りが最もくすぐりに弱いらしく、そこに先端がゴツゴツとした硬めの触手数本がガリガリと引っ掻いている。
足の裏はくすぐりに極端に弱い、その部位を人ならざる妙技によって乱暴に弄り回される感覚に耐える事など出来るはずがない。
さらに触手から分泌される粘液には角質を除去する効果があり、ある意味で喜ばしいその機能は、今のハルヒにとっては絶望的なくすぐったさを生み出す残酷な攻撃となって体中を蝕んでいる。
数分も足の裏を弄り回されていれば、硬かった踵、そして足の親指の下の部分、ここにあった角質はすっかり除去されて生まれたままのような桜色の皮膚になっていた。
さらに粘液の作用はこれだけにとどまらない。
クエン酸に似た成分が含まれているために皮膚は柔らかくなり、結果として硬いはずの足の裏の皮膚は指で軽く触るだけでも動くほどに柔らかな状態となる。
角質と言う防壁を取り払われ、さらに柔らかくされてしまった足の裏の皮膚に対して触手たちが満遍なく群がる。
無数の細い触手が足の指の間でサワサワと蠢き、やや太めの触手は足の裏に先端を押し付けて、グニグニと揉んだりつま弾くように動いたり、あるいは柔らかくなった土踏まずの上を固めの触手がガリガリと引っ掻き、ハルヒを苦しめる。
「ひひぃぃっぎぃっ……!ぶふぅっ!くひひぃっ……!」
ハルヒは腋の下だけでも十分にくすぐったいのに、脇腹と足の裏をくすぐられ、残虐に悪戯され弄り回され、限界を遥かに超えた状態で笑いを押し殺す事に全神経を集中していた。
ここで笑ってしまったら、本当に逃げ出せなくなる。
でも、もし笑ってしまったなら、ずっとこのまま……?
彼女の脳裏には「逃げ出したい」と言う気持ちと、それに相対するように「このままずっと」と言う気持ちが生まれ始めている。
このままずっと、ずっと、ずーっと長い時間くすぐり続けられたなら。
耐え難い刺激を加え続けられ、抵抗する事も出来ずにくすぐられて笑い続ける事が出来たとしたら。
彼女の思いが、過去の自分の体験と再びリンクした。