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2019/01/18(金)に投稿された記事
ハルヒをこちょこちょ(7)
何が大根なのかと言うと漬物を大量にもらったんですが、とんでもない量です。
今ですらフードファイト。
これからはフードファイトを超えて、なんちゅーかエロ小説です。
ハルヒをこちょこちょ!の続きです。
彼女をいかに苦しませながら堕とすかばかりを考える毎日です。ひっひっ
この立地条件は裏を返せば、どれほど泣き叫んだとしても、その声が外に漏れ出す心配がない事も意味している。
彼の部屋に行くとベッドの四隅の支柱にタオルが巻き付けられている。
すべてを察したようにベッドに横になるハルヒ、両手首、両足首にタオルが巻き付けられて、X字に拘束される。
当然ながら、その日も彼女はノースリーブのワンピースを身に付けており、この格好では大きく腋をさらけ出す姿勢となる。
早速とばかりに少年の手がハルヒに伸び、指先が露出した腋の下に触れ始めると同時に、幼いハルヒはコロコロと笑い声を上げてしまう。
少年はしばらくの間、ハルヒの腋の下の上で指先を遊ばせていると、そっと指を遠ざけた。
一体どうしたのだろうかと思った矢先、今度は彼は顔を腋の下へと埋めると、舌でペロペロと皮膚を舐め始めたのである。
指先とは違い舌先は柔らかく唾液に濡れている。
その刺激はくすぐりとしては弱いが、そのぬるぬるとした動作は指とは異なる感触で、ハルヒはびっくりしたように体を大きく跳ね上がらせた。
ぺちゃぺちゃぺちゃ……
舌が腋の皮膚を舐める音、ハルヒの笑い声、空いている左右の指は彼女の脇腹と首筋をくすぐっている。
舐められると腋の下には唾液が塗り込まれる。
この塗り込まれた唾液と、笑いによって噴き出す汗が混ざり合い、それを舐め取るような舌の動きが柔らかな皮膚を悩ませる。
舌は腋を粘膜のように濡れさせて、口から吐き出される熱い吐息とハルヒの笑いによって高まった体温によって熱くなり、本当の粘膜のように柔らかく敏感に仕上げられて行く。
しばらくペロペロしていた少年は顔を上げると、次に指先を腋の皮膚に突き立てて円を描き始めた。
これだけでも十分にくすぐったい、堪らず笑い声を上げると指でトントンと腋をノックするような動き。
彼は「これから、どこが一番くすぐったいか検査しますねー」とお医者さん気取り。
指でコロコロと皮膚を震わされる、ツンツンと指でつつかれ、指の腹でグニグニと動かされる。
いつもなら閉じる事が出来る腕の付け根は、今日は大きく開かれたまま、少年に好き勝手をされる遊び場となり果てていた。
少年は腋の下を刺激してハルヒの反応を観察しながら、腋の下にクレヨンでマークを付けて行く。
このクレヨンでマークを付けられる行為すらもがくすぐったい、彼はわざと間違えたなどと言って指先にオリーブオイルを塗り、クレヨンのマークの上で指の腹を擦り付けるのである。
一際敏感な場所であるために、それだけの刺激でもハルヒは笑い転げてしまう。
さらに汚れを取るためと称して、爪の先でコリコリと皮膚を軽く引っ掻かれてハルヒは発狂せんばかりに転げ回った。
時には汚れが腋の下のシワの間に入ってしまったと言い、耳かきでシワを一本一本丁寧になぞられる。
シワは言わば腋の下の関節であり、その部分の皮膚はより薄く敏感だ。
そこを耳かきでコリコリされ、あるいは絵筆で丁寧に撫でなぞられれば笑うなと言うのが不可能である。
こうして、ハルヒの腋の弱い部分マップが1時間半をかけて作られた。
丁寧に徹底的に刺激された腋はピンク色に染まっており、少年はその無残にも敏感にされ尽くされた皮膚に対して指先を這わせ始めた。
ハルヒには分かっていた、このくすぐりはおそらく今までになく長時間に渡って行われるであろう事を。
バンザイの格好で最も保護したい部位を守れない彼女、少年の指は腋の上で軽やかにダンスを踊る。
自分でも驚くほどに大きな笑い声、それ以上に今までとは比較にならないほどのくすぐったさ、1分と経たずに限界を迎えつつある心。
しかし、指先の悪戯は決して止む事はなく、ハルヒは身動きが満足に出来ないながらも必死に抵抗を試みる。
だが、抵抗しようとするとくすぐりが強まり、少女の体は容易に翻弄される。
「ねえ、どこがくすぐったい?」
少年に尋ねられて笑いの混ぜて必死に「全部!全部くすぐったい!」と返す。
すると彼の指が腋の下の至る所へ走り回り、ハルヒはベッドがひっくり返るのではないかと言うほどに暴れのたうつ。
10分が経ち、いよいよハルヒは危機感を持ち始めていた。
今までとは異なる異常なほどのくすぐったさ、これは前戯とも言うべき行為によって敏感にされた体、舐められ悪戯され続けた腋の下、これらの相互作用が生み出しているだろう事は明らかである。
このまま、この状態がずっと続くと考えると笑いの狂宴の中でハルヒはゾッとして、いつもの「ピンチだよ!!」と言うキーワードを口にする。
けれども、少年は決してくすぐりを止める事はしない。
それどころか、さらにくすぐる指先の動き激しくしてハルヒをのけ反らせ笑いに沈ませる。
「ずっとくすぐってあげられるよ」
少年は言っていた、夜まで誰も帰って来ない、それまでずっと、ハルヒの意思には関係なく。
時計を見るとまだ午前の10時過ぎ、夜と言えば7時ぐらいと考えると単純計算で9時間。
9時間もこんなくすぐりを続けられるのか、期待、そして不安。
ずっとくすぐってもらえると言う悦び、ずっとくすぐられる事への苦しみへの絶望。
……今の状態は、まるで過去のあの時のようだと思った。
腋の下からはクチュクチュと妖しげな音と共に触手たちの粘液が滴り落ち始めている。
足の裏からも水っぽい音、脇腹からもグチュグチュと音が聞こえ、この先には確実に「笑い」が待ち受けている事だけは明らかだった。
(こんなの我慢できない……!)
耐え難いくすぐりの疼きが全身を敏感にされ尽くしたハルヒを苛み、笑え笑えと誘惑する。
このまま笑えばどれほど楽だろうか、笑い始めてしまえば、かつての自分のようにくすぐりに身を委ね、ただ笑い狂う玩具でいるだけで良いのだ。
あの時と同じように、あの人生で最も長い時間くすぐられた時と同じように。