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2019/01/21(月)に投稿された記事
ハルヒをこちょこちょ(13)
あほ山しー太郎
エロ小説です。
とりあえず、一区切り!
朝倉がほどよくトロトロに煮詰まった頃、長門の作業はようやく完了する。
ハルヒのすべての触手と肌の間に空間の膜を作り上げ終え、長門は小さく息をついた。
そして、ぐっと力を込めるとハルヒを刺激し続け苦しめている触手の周囲の空間を実体化する。
触手達はもぞもぞと蠢きながら宙に浮かび、そのままハルヒを離れると肉壁の闇その彼方へと消えて行く。
同時にハルヒは「へあぁぁぁ……」と情けない声を上げると、グチャッと肉の廊下へとくずおれた。
全身を延々とくすぐられ続け、もはや人の達しうる限界を遥かに超える回数の絶頂を迎えさせられ、こちらもトロトロに煮詰まったハルヒ。
その体は全身が桜色に染まって膣からはドロドロと透明な液体が絶え間なく流れ出していた。
もう汗なのか粘液なのかも分からない液体で全身は濡れ、その顔は笑顔と苦しみと悲しみと喜びをすべて混ぜこぜにしたように涙と唾液に汚れている。
今の所、新たな触手が現れる様子もなく、長門はハルヒの頭に手をかざすと、脳の活動状態を確認する。
「救出に成功。立てる?」
「へええぇぇ……しゅごかっひゃああぁぁ……」
脳の活動に異常はなし、ただし体力は既に残り少なく、人智を超えた快楽にのぼせた状態。
あと1時間遅ければ、おそにきハルヒの理性は崩壊していただろう。
「ひゃああぁ……たしゅけへぇぅひゃひゃひゃ!にゃがひょさぁぁ…ぁぁひゃひゃひゃひゃ!!」
見ると長門の足にしがみ付き、汗と涙と涎で顔を濡らして腋の下からグチュグチュと音を立てながら粘液を垂れ流す朝倉の姿。
既に顔はコチョコチョされ続けた事で笑顔と苦しみに歪み、たまに「くふっ」とか「ひょこらめぇぇ……」と言った感じで甘えたような声を口から吐き出している。
「すまない、すっかり忘れていた」
忘れていたのは嘘である、トロトロに煮込まれた朝倉の姿を長門は良く知っている。
くすぐりに翻弄されて、もはや恥も外聞も無く汗と涙と涎に汚れて、何とかこのくすぐったい責め苦から逃れようと無駄な足掻きをする少女は、長門の心のちょっとしたサディスティックな部分を刺激するのだ。
今日も良い感じのトロトロ具合、ここから指先でコチョコチョしたならさらに上質の仕上がりとなりそうだが、さすがにちょっと可愛そうでもあるので助けてあげる事にする。
ぐいっと腕を持ち上げると幾筋もの糸を引き腋の下の内側で蠢いていた触手が現れる。
一気に動けるようになった事で触手は朝倉の腋の至る所で、その薄く淡く紅潮した皮膚を刺激し始める。
「ひゃあぁぁぁっ!!あひゃひゃひゃひゃ!まっへぇっ!ひゃはぁははははははははは!!」
大声で笑い始める朝倉に構わず、触手を掴み取ると、肌の至る所に貼り付いていた触手が最後の抵抗を見せる。
途端に朝倉はもんどりうって、そのくすぐったさに転げ回った。
「やぁやあぁぁぁっ!!ひゃひゃひゃひゃひゃ!肌にひゅいついへぇぇぇっ!!」
何度かの試行の末に引き剥がした触手を、長門は抱えていたプラスティック容器に押し込む。
本来であれば朝倉が耐えられるのであれば、このまま腋の下をくすぐらせたまま捕獲して戻ろうと思っていたが、さすがに数十分のくすぐりは応えたらしい。
荒い息をつきながら笑いが染みついた表情で長門を見上げる朝倉。
その隣では、相変わらず絶頂とくすぐったさの余韻で痙攣しているハルヒ。
この触手を解析すれば、おそらく敵の正体も分かるはず。
そう思いながら、長門はこの生命体が一体どのような目的でハルヒを、そして朝倉をこのようにくすぐり続けたのだろうかと。
そして、この生命体の正体が分かったとして、どのように解決に導けば良いのかと、そればかりを考えていた。