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2008/04/28(月)に投稿された記事
情報統合思念隊
投稿日時:00:29:34|コメント:0件|トラックバック:0件|》本文を開閉
ディレクトリ:(未完成)涼宮ハルヒ - *エロエロドカン!
動かし続ける指先にはハルヒの体温と柔らかな皮膚の感触を確かに感じながら。
長門は、静かに、
「……そう」
と言うと、今まで優しく撫でるようにしてくすぐり続けていた指先をグニュッと突き立てる。
ピクピクッとハルヒの肩が跳ね上がり、反射的に身を屈めてしまう。
長門はその動きを目で追いながら、指先を腋の下へ突き立てたままクニュクニュと動かし始める。
「はっ……はひゃぁッ!あはッ!くっ……くひぃぃッ!」
頭を左右に振り回し、セミロングの髪の毛がパラパラとほどけるように宙に舞い上がる。
今までと比較にならない強い刺激、それを敏感で薄い皮膚に受けたハルヒは激しく体をくねらせ、悶えさせる。
しかし、その彼女の体の動きを真剣になって追い続ける長門の指先からは逃れる事はできない。
5本の指を皮膚に突き立て、ゆっくりとした動きから少しずつ速度を上げていく。
皮膚をじっくりと責め立てられ続けて敏感になった肌の上を、激しくコチョコチョとかき混ぜられるような攻撃にハルヒが耐えられるはずがない。
「……ひゃはッ!ふひぁぁッ……ゆ、ゆきぃぃッ!?くははッ…!あっ……くッ…すごぃッ…ひゃぁぁッ……!」
少しずつ、しかし確実に早くなっていく長門の指先の動き。
激しくかき混ぜるような動きは、皮膚を絶え間なく震わせるような動きに変わっていた。
今までは刺激され続けていたとは言え、腋の下のごく一部分だけに走っていたくすぐったさが、まるで波の干渉のように腋の下全体を震わせるように広がっていく。
「ひゃひッ…!あはっ!ゆ、ゆきぃぃッ!く、くすぐったッ…うはっ!?あはははッ!ひっ……ひゃふぅぅッ!?」
クニュクニュと皮膚を波立たせるように長門の指先が動き続ける。
細い指が敏感な肌を泡立てるように、猛烈な速さで震わせる。
「はひゃぁぁッッ!あはははははッ!きゃっ!」
くすぐったさに体をよじり、思わずバランスを崩して右にゴロンと転がってしまう。
床に右を下にして寝転がる形となったハルヒの左腋の下に、長門の両指が襲いかかる。
「ひゃひひひひひひひッ!ちょッ…くはははははは!あはははっ……ゆ、有希ぃぃいひひひひひひひひ!!」
床の上をのたうち回るように転げてみるが、長門の指先は的確にハルヒの左腋の下に吸い付いたまま離れない。
自由になる両足をバタバタさせて床の上を這い回り逃れようとしても、長門の指が執拗に左腋の下を狙い続ける。
「ひぎぃぃぃぃひひひひひひ!!あははははははッ……!あはッ!あはははははははははははははははッ!?」
ハルヒは床の上でコロコロと転げ回りながら、あまりに執拗な長門の責めに恐怖すら感じ始めていた。
どんなに逃げても、どんなに激しく体をくねらせても、大きく開かれた左腋の下へのくすぐりは決して止む事はない。
「あははははははははははははッッ!有希ぃぃぃぃッ!待って!待ってぇぇえへへへへへへへへッ!タンマ!タンマァァァァ!!」
パイプ椅子を蹴り飛ばし、机の脚を蹴って床の上を転げ回りくすぐったさから何とかして逃げだそうとしても、それは許されない。
それどころか逃げれば逃げるほど、全身の皮膚が敏感にでもなるように長門の指先から加えられるくすぐったさが、より鮮明になって行くようですらあった。
「ひゃはははははははははッッ!有希ィィィィッ!お願いッ……くひひひッ!うはははははは!!あっはははははははははは!!あはははははははは!!」
くすぐったすぎる刺激、左腋の下へ集中する長門の指先。
柔らかな皮膚を執拗に責められ続ける苦しみは筆舌に尽くしがたい。
くすぐったくて仕方がないのに、くすぐったさから逃れられず、延々とくすぐり続けられる。
大きく露出した腋の下に細い指先がグニグニと這い回ったり、サワサワと撫で上げたり、時には強く食い込みグニュグニュと揉み回される。
あまりの執拗さにハルヒは恥も外聞もなく転げ回り、床の上で右半身を下にしてグルグルと回り続けるしか他に術がない。
「くひゃひゃひゃッ!あははははははは!!もうやめぇぇぇッ!!やめて……お願いやめてぇぇぇええへへへへへへへッ!!」
どんなに懇願しても長門は決して指を止めてくれない。
くすぐられ続けて、必死に逃れようと転げ回っても、次から次へと自分を笑わせるための刺激が左腋の下から送り込まれ続ける。
「あーっはははははははは!!ひゃははははははははははは!あはははははははは!あはははははははははははははははははは!!」
ここまで徹底的にくすぐられた事のないハルヒは、初めて体験するくすぐり回される地獄の責め苦に笑い狂い続ける。
どんなに逃れても、どんなに懇願しても止まる事のないくすぐりがハルヒの心を狂わせていく。
「ひゃはははははははは!!あははははははははッ!!ゆひぃぃぃぃぃッ!!やめぇぇぇッ!くひゃははははははははははッッ!!」
叫び散らして何とかくすぐりを止めてもらおうとするが、長門は決して指を止めようとしない。
顔を真っ赤にして床の上を海老のようにグルグルと回転して這い回るハルヒの露出した腋の下を捕捉し、左腋の下に指を這わせ続ける。
笑い転げ、全身を動かし続けたハルヒの全身には汗が滲み出し、腋の下の皮膚は汗でびっしょりと濡れている。
その皮膚の上に指先を食い込ませ、汗を潤滑油にするようにグニグニと刺激を送り込む。
その度にハルヒの全身が笑いに包まれて床の上を転がり続け、のたうち回る。
「あははははははははははは!!あははははははははははは!!!ゆひぃぃぃぃぃぃッッ!!もうやめへぇぇぇッ……あははははははははははは!!」
言葉を発しようにも笑いに妨げられてしまう。
激しい笑いに閉じられない口からは涎が溢れ出し、振り回される髪の毛からは汗が迸る。
その汗を顔に受けながら、長門はハルヒの香りを感じていた。
「ぐひひひひひひひひひッッ!あーっはははははははッッ!あーっはっはっはっはっ!ひゃははははははははははは!!」
もはや笑い狂うばかりのハルヒ、その顔には明らかな苦しみの色が浮かんでいる。
凄まじい笑い声、驚くほどに転げ回り乱れ狂う体。
上半身には汗が次々と溢れて妖艶に輝いている。
床を転がれば転がるほど、ハルヒの体の動きが少しずつ小さくなっていく。
体力を奪われているのだから当然だが、基礎体力が一般人よりも高い彼女の体は、くすぐり続けてから10分が経とうとしているのに激しく動き続けている。
それでも、強制的な笑いと転げ回り続ける激しい運動は、ハルヒにあっても決して苦もない運動とは言い難い。
「あははははははははははは!!!あははははははははは!!!ひゃひひひひひッッ!くははははははははははははは!あーっははははははははは!!」
激しい笑い声を上げながら床の上をゴロゴロと転がり続け、凄まじいほどのくすぐったさを全身で表現している。
汗にまみれた体、笑いに引きつる口元、下半身にかろうじて身につけているスカートは暴れ回ったおかげにめくれ上がり下着が大きく露出してしまっている。
そんな事に気づく様子もないハルヒは、左腋の下を様々な方法で刺激され続ける苦しみを、笑いによってしか表現する事ができない。
「……涼宮…ハルヒ…」
長門は自分の声に、自分自身で驚いていた。
意図せずつぶやいた言葉、熱い吐息。
興奮に震える鼓動がドクドクと大きく脈打ち、胸が痛むほどだった。
喉に絡まるような呼吸、頭の中はぼんやりとして正常な思考が出来ない事は明らかなほどに熱を帯びている。
体調が悪い時の熱とは明らかに異なる、甘く不思議な感覚。
「あはははははははははははは!!ひゃははははははは……!!あはははははははははははは!!」
床の上を転げ回っていたハルヒの体の動きが、少しずつ弱々しくなっていく。
ばたつかせていた両足は力なく床を蹴るばかり。
体は相変わらず悶え苦しんでいるように見えたが、動き回る範囲は狭まって来ている。
床にはハルヒの汗と唾液が飛散し、所々に染みを作っていた。
刺激を与えられ続けた左腋の下は桜色に染まっており、その赤らんだ皮膚を指先が摘み上げたり、チョンチョンと突っついたり、グニグニと指で揉み回したりを繰り返す。
10本の指先が織りなす刺激の数々を受け止め続けた皮膚は、どれだけ敏感になっているのだろうか、長門は考える。
痛みを与えないように配慮はしたが、ここまで笑い狂い、まさに発狂と呼ぶに相応しい状態にまで心を乱されたハルヒには、痛みすらもくすぐったさとして感じられてしまうのではないかと思われた。
「あはははははははははははは!!あーっはははははははははははは!ひゃはははははははははは!!あはっ!あははっ!!あははははははははははは!!」
そこには、いつもの気丈な彼女の姿はない。
世界を作り替えるほどの情報操作能力を持った奇跡の存在である、涼宮ハルヒ。
エキセントリックな言動で周囲を翻弄する、涼宮ハルヒ。
そんな肩書きなどかなぐり捨てて、ただくすぐったさに身もだえる一人の少女がいる。
くすぐったさに抵抗する事もできず、ただ笑い狂い、全身をのたうち回らせてくすぐったさを少しでも和らげようとする、一人の少女がいる。
「あはははははははははははは!!ひゃはははははははは!!ひゃぎひひひひひひひぃぃい!!ははははははははは!!」
足はパタパタと動くだけ、体の動きも鈍くなっている。
それなのに、強制的な笑いだけは衰える事がない。
床を転げ回っていた体は一カ所に転がるばかりとなり、長門の指先によるくすぐりを受ける腋の下はピクピクと痙攣するように震え続ける。
もう転げ回る力も失せてしまったのだろうか、ハルヒはただ笑い声を上げながら床に右頬を付けてゲラゲラと笑い声を放ち続けるだけ。
床には全身からこぼれ落ちる汗と、口から溢れ出す唾液で染みが広がっていく。
「……あ」
はっとした長門は、ふと腋の下で動き続けていた指先を止め、すっと立ち上がる。
熱を持ったような体、気だるく感じる両足。
その足下には、くすぐりを止めたというのに「あはは……あはははは……」とうわごとのような笑い声を放つハルヒの姿が転がっていた。
すっかりピンク色に染まった全身、くすぐったさに転がり回った部室は、長テーブルは壁際に蹴り飛ばされて、パイプ椅子は窓際に転がっている。
床の至る所に汗と唾液の染みが広がり、部屋の中には甘い香りが充満していた。
「……少しやりすぎた…」
反省の言葉を述べた長門の脳裏に、あの声が響く。
『問題ない、素晴らしい成果と評価する。数分の休憩の後、情報統合思念体はさらなる行為を期待する』
「しかし……涼宮ハルヒは怒っているものと推測される。これ以上は危険」
『危険』とは、ハルヒの身を案じての意味も込められていたが、情報統合思念体のレスポンスは長門を驚かせる事になる。
『涼宮ハルヒは怒りを感じていない。むしろ、喜びを感じている。そして、さらなる行為をも希望している』